2012年1月15日

笑顔の違い

本日は予定が4つ重なってしまいまして、いろいろいろいろと考えた結果、12時開始の舞台先行予約を最優先することに。どうせ滋賀にのこのこ出かけたところで当日券はないわけですしね。
おかげで芝居チケットは何とか獲得成功。大慌てでGAORA契約を済ませ、ようやく画面が繋がった1セット途中から観戦いたしました。
JTvsNEC (3-2)

NECってそんなに負けてたのか、ってなぐらい、実はリーグ情勢をあまり知らなかったんですが、ここにきて山田くん監督はセッターを松浦内交代したようで、画面に映るは松浦ぽっちゃり寛子さんでした。高さの有利点は分かりますが、W松浦さんともにイマイチ応援する気になれない選手さんたちなんですよね。テレビの前で「ヘラヘラと笑顔は違う~!」とかテレビに向かって吠えておりました(註:ノンアルコールで)

怪我人だらけのJTには及ばないまでも、NECだって杉山選手を外すほどに戦力充実してはいないでしょ。案の定2セット目からは杉山選手in、張選手をライトと布陣変更。これが功を奏し、JTさんは第2セットを大差で失う羽目に。杉山選手は直線ブロードよりサーブの方がよっぽど怖いんだよなーと思ってましたら連続失点。八幡選手はやっぱりいいですよね。でも、JTリベロ狙えば点取れるんだから楽よのう...。

とまあ気楽に見ておりましたら、第4セット終盤からムック選手in、第5セットは石原さんには珍しくムック選手スターターです。ああ、これで負けると私も1週間引きずってしまうかも。応援せねば。ちなみにテレビ解説ではこの投入を「経験を積ませ」「自信を付けさせ」やら言うておられましたが、ムック選手はそんなレベルじゃないっすよ!トモさんなら知ってるでしょうに。

第5セットは中盤に竹下=ブラコチェコンビで突き放したのち、熱い熱いムック=シンコンビが牽引するままにセット奪取。あーーよかったーー。

試合後はムック選手が思いっきしカメラに抜かれてましたね。ああ、やっぱ生観戦したいなあ。

2012年1月14日

ツイてない

若干お酒の残る頭で滋賀へと出かけました。
たぶん行ったことはある体育館のはずですが、膳所駅に降り立つと...ああここですか。
私がその昔、ムック選手にドハマりしたサマーリーグ会場ですね。1日目の帰りに愛犬サンダー危篤の知らせを受け、泣きながら新幹線で帰宅したんだよなあ。その後は入院した犬を見舞いながら3日間通い詰めた...ああ懐かしい。
ちょびっと感傷的になりながら体育館に到着した私を待ち受けていたものは

「当日券完売」

うっわー、ナメてました。
チケットぴあで買おうかどうしようかと迷ってる間にこんなことになってたとは。何年ぶりのことかなあ。こういう時、チーム券がないのは痛いですね。そもそもチーム応援してるわけじゃないしなあと心の中でぶつぶつ言いつつ体育館を後にしました(あっさり)。

とはいえ、そのまま帰るのは交通費があまりにもったいないので、ちょいと名跡を調べてみたところ、駅に向かう途中に「義仲寺」なる寺がありましたので、寄ってみることに。

小さなお寺でしたが、かなり由緒あるお寺であることが程なく判明。木曽義仲と松尾芭蕉さんのお墓がありました。墓マニアではないですが、昨年末ふとしたことから「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」という言葉が頭にポッカリと浮かび、「おくの細道」を買ったところだったので、「早く読め」というお告げでしょうか。句碑を見てまわっていると

「夢は枯野を駆けめぐる」

ああ、これも芭蕉さんでしたね。今思えば宇宙的ですらあるなあ。俳句って実は凄いものなのか。でもこれ、10代では分からん世界。受験勉強でもなんでも頭に入れておけば、役に立つ日も来るんかもしれませんよね。そうそう、天井には最近よく名前を耳にするようになった若沖さんの絵がありました。

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かなり満足しつつも京都にて再び途中下車。ちょっと寄りたい店がありましたので、道すがら西本願寺へ。親鸞聖人○周年とやらで、どこのパビリオンかっちゅうぐらい案内が多々用意され、いろいろと公開もされてました。ちょこちょこと覗きつつも、宗教の世界はよー分かりません。この用途は?財力は?とか考え出すと際限なくて、ありがたみが非常に微妙。門を出てしばし歩くと、こんなものが目に入りました。

2012011401.JPG へーへーへー。

歩きながらスコアチェックしてましたら、JTさんは東レさんにフルセット負けした模様。これは会場に居ないことが吉だったのか、やっぱり見るべきだったのか。見られなかったものはどうしようもないんですけどね。

2012年1月11日

絆創膏の威力

年末に出刃包丁で左手指の関節をサックリと切ってしまいまして、ま、そのうち治るでしょとたかをくくっていたんですが、寄る年波に加えて関節という動きの多い場所だけに、傷口がついたり離れたり、落ち着かないんですね。左手なので楽器を弾くと傷が開くのもかなわんし、どうしたものかと思案してましたら、新聞で「液体絆創膏」の記事を見つけました。これだわ!

そうとは知らず、会社のデスクにストックしてあったジョンソン製品を取り出して巻き、途中からは指関節用とやらも導入しながら(伸縮性があって良かったです)巻くこと一週間、そろそろいいかなと外してみましたら、おー、新しい真皮が出来ているではないですか。かさぶた代わりの絆創膏の下で着々と育ってたんですね。記事に「かさぶたは時間がかかる上に傷痕も残りやすい」とありましたけど、なるほどなあ。

滲出液のある怪我限定なので、何でも使えるわけではないですが、少なくとも昨年の足の怪我は、これがあったら痕が残らなかったでしょうなあ。残念。

2012年1月 8日

負け勝ちって、なんか思い出しますね

今日も今日とて悩み悩みつつ、またも第2試合ギリギリに着いたもので、Springsの勝ち試合は見られず。できれば1日1試合制にしてほしいなあ。そして自由スタンド2,500円はやっぱり敷居高い。回数券とかあればいいのに。

JT vs TOYOTA(0-3)

JTファンにとってはおそらく不甲斐なく、残念な試合だったことでしょう。車体サーブにやられっぱなしでした。いくらサーブレシーブが全てじゃないといったって、守備の要であるはずのリベロはどうも見た目が太くて間に合わないし、お久しぶりの位田さん(って、私にとってというだけですけど)もどうにもパッとせず、相変わらずの吉澤さんは良いときと悪いときのムラが大きいし、といって替えの選手もあまり居ないようで、このチームの方向性はどこにあるのやら。ま、ヨツァ選手の怪我が誤算の全てでしょうけど。
サーブレシーブがダメならブロックもダメになるのか、♯16ギブマイヤーさんのブロードが何本同じコースに決まったことか。スポーツは生き物ですから仕方ないとこもありますけど、それにしてもまぁ、どうにもかみ合わない試合でした。

車体は動ける若手がたくさんってイメージ。中でも♯17竹田選手が目につきました。ああ、控えには芸能界から復帰した高橋選手も居ましたね。別に応援はしてませんが、現役としてプレーされるのなら頑張って頂きたいと思います。

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控えでもコートでも、選手に声をかけまくっておられたムック選手。
常に沈着冷静な最少セッターさんはそれこそムック選手よりも多々経験がありそうなもんですが、点を取られ続けても何ら変わりませんからねえ。ま、タイプの問題ですから単純な良し悪しではないんですけど、もちっとこう、気持ち持ち上げようとか...されませんね。

そんなこんなで大差のついた第3セット、ムック選手がヨツァ選手とセットで投入された時には何点差でしたっけか。あまり入れ込まないようにボンヤリ見てたんですけど、その時、ヨツァ選手にきれいなバックライトへのトスが上がってきました。

うわぉ、これよこれ!このバックトス!

華麗に決めてくれたヨツァ選手も最高でした。

痺れるわー。

今日はこのプレーだけで満足することに決めました。(Ameblo風)


試合後そのまま梅田のドラマシティへ出向き、「アイドル、かくの如し」観劇。
この規模でやる芝居じゃないよなあとは思いましたけど、岩松作品のこういう淡々とした雰囲気が好きなので、総じて面白く見ました。前列だったので、声もよく聞こえてよかった...。。

それにしても宮藤さんのコンサバトラッド姿なんて見たことあったっけ?なんか妙にカッコ良かったですねえ。初舞台・夏川さんは自分を上手く見せようとしないとこが素敵でした。「私こんなに頑張ってるのよ」的な姿勢が出ちゃう人って意外と多いですからね。宮藤さんと夏川さんというカップルを考えた時点で岩松さんの勝利かな。いやあ、生観戦もですけど、生観劇もいいもんです。大人計画チケット戦頑張らねば。

さて、これにて連休予定終了。明日はのんびりしようっと。

2012年1月 7日

観戦復活?

どーしよっかなーと逡巡しつつも、足は難波へ。
会場に到着したのと同時に第2試合開始。

JT vs HISAMITSU(3-1)

ムック選手は控えスタートですが、控え姿も過去にはさんざん拝見してきましたからね。ま、どこに居ても、見てる人間を熱くさせる人だなあと感慨深くなりながらも

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やっぱコートに立つのは嬉しいもんですよ。ファンですから。

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まさかこんな光景を見る日が来ようとは...。ムック選手なら、これも何かの糧にされることでしょう。逆は知りませんが。

試合そのものにはとにかく入れ込まないように、入れ込まないようにと自分に念を押し続けていました。チームとして思い入れがあるのはやっぱSpringsですし、第3セットでの若手WSの活躍は「やるなぁ」と思いながら見てましたもん。特に野本選手は何でスターターで出さないんだろうと訝しんでましたら、第4セット失速。さすがに相手も対応してくるもんですね。ふむ、まだフルセットは使えないか。石井選手は今日も拝見できず、残念。優秀な若手揃いの見かけはいつぞやの東レを見ているようであり、けど、あの時の東レほどには「応援したい」って周りに思わせる空気感は少ない気がする。

かたやJTさんはセンター(山本選手)、リベロ(井上選手)が怪我離脱、エース(ブラコチェヴィチ)が半怪我。こちらもきわめて苦しいお家事情。これを切り盛りする竹下さんはやっぱり凄いのでありましょうけれど、でもね、ムック選手が入るとコートが明るくなりますよ。あー、あちらのコートに居れば、きっと今も熱く熱く応援してたのかなあ。してたんだろうなあ。と、思ってはいけないことを思わずにはいられず。
話を元に戻して、新外国人のヨツァ選手はいいですね。パワーも凄いけど、周りへの気遣いもきちんと出来る選手で、見ていて気持ちがよろしい。怪我なのがほんとに勿体ない。シーズン中に最高のプレーを見たいなあ。

とかなんとかいいつつも、第4セット最終盤
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「もうちょっとムック選手出してよ、バカ」とか心の中で思っててすみませんでした。
この場面でサーブ。○年前の黒鷲とかに比べたらどうっちゅうことないんですけど、
いやあ、ちょっと祈ってしまいました。手も少し震えてしまいました。
やっぱりこの2年を思うと、ムック選手に勝ってほしいと思わずにはいられなくて。って、たぶんご当人はそこまで思ってらっしゃらない気がしますけど。

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勝って嬉しいというよりは、この笑顔を見られてよかったなと。これじゃ、もはやバレーボール観戦とは呼べませんよね。ま、人のために観戦してるわけじゃないんだし、できるだけ気楽に見ていきますが、ひとまずムック選手がいるバレーボールは、やはり去年までとは違ったものとなりそうです。