2010年10月21日

生きるための強さ

読みかけ、未読本の山を抱えながらも、辻選手の写真に引き込まれて買ってしまいました。

佐々木亜希殴る女たち」草思社

「殴る女」といやあ和久井映見さん主演のドラマなんで、もう少し他のタイトルはなかったんかと思いますが、こちらは私のごくごく身近な周囲では大人気の、しかし世間では超マイナーなジョシカク(女子総合格闘技)を背負う選手さん11人へのインタビュー集。

皆さん、自分から逃げることを止めた人たちですから、読み進むにつれて自分を情けなく思う気持ちが募り、グッタリ脱力してしまいました。なんか無意識の内に元気になれる内容を想像していたようで、思いの外ダメージがデカかったというところでしょうか(格闘技だけに)。でも面白かったですよ。これを読んだらきっと試合を見に行きたくなるだろうとも思いますし。

…性懲りもなくバレーと比較してしまう自分もいます。が、こういうものを見ると、バレーの客観性の無さや、下克上の芽を刈り取るアホさが目に鼻について仕方ありません。やっぱり会社のひも付きである内はどうしようもないんでしょうか。

ま、何のかんの言いつつもSprings斉藤マネージャーのブログは読んでまして、これが今季少しは観戦に行こうかと思う、かすかな拠り所だったりするんですけどね。

肝心のジュエルス最終戦(12/17)はというと、かなり厳しいんです。せめて土日開催だったらなあ…。

 

2010年10月13日

制御不能

本屋でパディントンシリーズに新作が3冊も出ていることを知り、棚の前で驚愕。
しかもパラパラとめくってみれば面白いじゃないですか(→「パディントンの大切な家族」)
・・・買わねば。

・・・買いました。
2010101301.jpg

少年サンデー育ちにとって、あだち充さんはやはり偉大な存在でありますし、売り切れ店もあるとかで、つい。全プレの日めくりカレンダー(2,000円)は応募するかどうか、流石に悩みますけどね。

 

2010年10月12日

うずうず

収納用品を買うべく、会社帰りに無印良品へ。円高還元セール最終日とあってか、レジ前はウゲッとなるほど長蛇の列でしたけど、レジ裁きはスムーズでした。さすが。

書斎で楽器を練習した後、何気なく絵本「こどものとも」をサイズごとに揃えていると本整理熱に火がつき、児童書コーナーを仕上げてしまいました。月末に家の撮影があるとかで、片付けせざるを得ない状況に陥っているとはいえ、私に要求されているのはあくまで自室の片付けであって、書斎の片付けではないんですけどね...。

20101012.jpg

今月のゴールデンスペース(なんだそれ)は、どこぞのアリエッティに対抗して借り暮らしの小人シリーズでまとめてみました。宮崎さんには一言も二言もありますが、ここでは割愛。

年末はパディントン中心に福音館祭りもいいな。あれれ、海底二万里ネモ船長が居ない。誰かに貸したかな?「二年間の休暇」と一緒に並べたいところです。

あー、一生本棚整理やっていたい。

 

2010年9月29日

堪え性

読了本
・丸谷才一「あいさつは一仕事」(講談社)

丸谷さんのスピーチ集第三弾。
本棚整理が終わっておらず、ましてや単行本ということで、購入はしばらく悩んでいたのですが、井上ひさしさんへの弔文がどうしても手元に欲しくなり、買ってしまいました・・・満足。

人前で挨拶する機会などほとんどありませんが、スピーチ集というよりは読み物に近く、面白かったです。

丸谷さん=エリートインテリ、性格悪いという変な思い込みがあって、昔は若干敬遠気味だったのですが、「ユリシーズ」全訳を読んだ辺りから認識が変わってきて、今ではけっこう好きな作家さんだったりします。食わず嫌いはいかんですね。

 

2010年5月 7日

夜寒く

今日もわりと平和な一日でした。平和基準がおかしくなってるのかどうかはともかく、ミスの種はえてしてこういう時に蒔かれていることが多いので、気をつけねば。

オケはお休みだったのですが、練習場が空いているとのことで、チェロは有志4人でパート練習。「やる気のわかない曲だねえ」とぶつぶつ言いつつも、合わせるのは面白いですし、勉強にもなります。つい我の強い弾き方に陥りがちなので、もっと良いp(ピアノ)の音を出せるようにしないと。

休憩時間にはトップ兄さんの持ってきた譜面でアンサンブル練習。その中にコレルリの合奏協奏曲があり、コレルリいいよねー。もちろん一番パート(ハイポジが多くて大変)はトップ兄さんにお任せで、ぜひ7月のアンサンブル大会もこれで出ましょうと強く推し。

知っている曲だということはCDを持っているはず。帰宅後に棚を漁るとたった1枚ですが、見つかりました。ERATOレーベルなので演奏は安心です。はて、どの曲だったかしらと順に聴いていく内に、聞き覚えのある曲が耳に入りました。あれもコレルリだったんだ!合奏協奏曲op.6-8、別名クリスマス協奏曲。ちなみにチェロアンサンブルの曲はこの曲の最終楽章です。メロディーも通奏低音もそれぞれに魅力があり、どのパートも弾きたくなってしまいますね。夏のクリスマス・・・しかもイタリアン・・・まあいいじゃないですか。

〇読了本
・横溝正史「女王蜂」角川文庫
朝の電車で読み始め、ほどなく話と犯人を思い出しました。以後、ものすごい飛ばし読みで読了。この作品にはあまり思い入れがなくて、同じような話だと「三つ首塔」の方が印象深いんです。あちらはエログロ要素が強かったので仕方ないとしても、主人公の名前がねぇ、絶世の美女が「智子」というのはこれいかに。全国の智子さんには申し訳ないですが、小説上においては、音禰(三つ首塔)とか美禰子(悪魔が来りて)とかの方が神秘的じゃないですか。単なる「禰」フェチじゃないかと指摘されそうですが、あ、珠世(犬神家―)もOKですよ。
トリックの作り方を始め、構成はしっかりしているだけに、なんとなく勿体無い作品。

 

2010年4月26日

懐古

仕事と〇〇が多少落ち着いてきたため、そろそろ本も読まないとおかしくなってしまうー、というわけで、うっかりしっかり購入。

購入読了本
・学研「もう一度見たい!科学と学習

アリの巣観察キットはアリが部屋の中に入り込んで大変でした。カブトエビはカブトガニと勘違いしていて、天然記念物をそんなに簡単に配布していいのかと訝しんだものです。山口太一さんの絵は学研というよりも、「マガーク探偵団」だよなー。
「大人の科学マガジン」バックナンバーが魅力的です。電子ブロックもやっぱり欲しい。

・金井美恵子「快適生活研究」朝日文庫

短編集ですが、人物や手紙によって繋がっていくので、見方によっては長編と言えなくもないのかも。過去、金井作品に登場した人たちのその後も書かれているのですが、あまり思い出せず、しかし「小春日和」から読み直すとなると・・・大変だ。

他人様にオススメ本やCDを押し貸しするのは私の悪癖ですが、彼女の一連本は躊躇気味。金井作品大好き!という人と、果たして気が合うのかどうかも謎ですしね。

 

2010年3月25日

過ぎ去りし

読了マンガ

・太田モアレ「鉄風」講談社アフタヌーンKC

インパクトある著者のお名前は聞き覚えがあるのですが、ともかくもオススメいただきまして、昨夜会社帰りに購入。寝しなに1巻を読み始め、そのまま睡眠。どうしても1巻は説明的になっちゃいますからねえ。んで本日、この派手な表紙にカバーもつけず電車で一気読みしてしまいました。

まだまだよく分からない世界「女子格」の漫画ですが、いいですね、これ。主人公の女子高生が一歩ずつ詰めてく感じがたまりません。個人競技ならではの目標設定の明確さも面白いです。途中から登場する片桐はいりさんそっくりのキャラ、もしやメインモデルは辻(結花)さん?と薄ぼんやり思ってましたら、やっぱりそのようで。

最近あまりマンガを読まなくなりましたが、数少ない購読作品は「少女ファイト」「とめはねっ!」等...高校モノが多いんですよね。過ぎてみれば人生で一つの大きな分岐点だったことが分かる高校時代ですが、現実には大学受験以外何かあったっけ?という感じでして。無償化とかいう以前に、既存の高校制度そのものの是非を始め、討議すべきことは山のようにある気がします。

なんてなことはともかく、続きが楽しみなマンガが増えるのは嬉しいことです。増えゆく本の収納は頭が痛いんですけど。

 

2010年3月10日

表紙買い

読了本

・濱野京子「トーキョー・クロスロード」ポプラ文庫ピュアフル

単行本の時から書評で題名を見かけていましたし、何より表紙が妙に気になっていたんですが、思いのほか早く文庫化され、しかも表紙も同じ。ならばと早速購入しました。

今どきの高校生が憧れる大人ってこういう存在なのかなあ。

現場の意見はわかりませんが、私ら世代には面白かったです。ストレス無く最後まで読めましたからね。もともと児童書では定評あるポプラ社です。私も数々の伝記シリーズを始めとして随分お世話になりましたが、少し見てみると、自転車青春小説「セカンドウィンド」もこのピュアフル文庫だったようで。私は「トーキョー...」の方が好きですが、ピュアフル文庫、注目すべき存在なのかもしれません。

何より弱ったら、まずは読書。

 

2009年11月14日

思考の深度

朝食をとりながらHDDを物色し「スポーツ大陸・長谷川穂積」を再生鑑賞。
なんかサラーッと流されてますけど、継続だけでも大変なことなのに、さらに結果を出すためには卓越したセンスと運が必要なわけで、長谷川さんはそれらを兼ね備えた稀有な人ということなんですよね。人間がスポーツから学ぶことは本当にたくさんあります。私もそのことをもう少し早く知っていたらなあ。

お片付けと練習で昼間はあっという間に過ぎ去り、夜、山積みのDVDから頂き物の「JEWELS 4」を引っ張り出しました。秒殺女王フジメグこと藤井惠さんゲスト番組を見た後(藤井さん、なんか飄々としてて面白かったです。やっぱ江口リーさんに似てる)、いよいよ世紀の一戦「藤井惠vs石岡沙織」をば。

忘れてましたけど、私、こういった格闘技ってほとんど観たこと無いんですよね。かろうじてボクシングをちょっと見るぐらいで、プロレスはもちろんK-1も総合格闘技も一切観たことないんです。

だもんでですね、観てたらもうなんか苦しくて苦しくて。肩にも力が入りまくって何度も一時停止ボタンを押しそうになりながら耐えました。打撃あり寝技あり、何でもありなんだもん。どこから倒されるのか分からない。そりゃ総合力がないと圧倒的に不利ですわな。映像で見ると藤井さんと石岡さんでは体つきも表情もまるで違っていて、あまり良く知らなかったんですが、藤井さんの方が段違いに格上なんですね。はぁー。解説も藤井さんの勝利前提みたいな感じで、あぁなんか話とは少し違うような。

ジョシカク内での位置付けとか過去とか全く知らないのでアレですけど、たしかにこれは生で観たいかも。格闘技系は奥深いんで、軽々しく手を出すのは怖いんですけどね・・・。

〇読了本
木村元彦「蹴る群れ」(講談社)
こないだ読んだ「フットボールの犬」も面白かったのですが、こちらはさらに深い。でも入り口は広いというのが、この木村さんの凄いところです。それにしてもサッカーというスポーツの奥深さに驚くべきなのか、人間の底知れなさを思い知るべきなのか、どちらもなんでしょうけど、ああ世界は広い、日本も広い。必読の書。

バレー絡み目線で気になったのは女子サッカーの話でしょうか。ここではノルウェーのリンダ・メダリン選手を切り口にして女子サッカーが語られているのですが、ノルウェー協会のクヴァスさん曰く、「日本協会の理事に女性は何人いますか?ノルウェーは副会長も含む8人中3人が女性です。24時間女子のことを考えている人を、せめて1人は入れないといけない」
リンダ選手はこうも語ります。
「日本は長期的な計画が必要ではないでしょうか。私の国は人口462万人ですが、女子サッカーの競技人口は10万6000人いる。小さな女の子がサッカーをしたくなるような底上げが必要でしょう。でも、日本選手のポテンシャルの高さを私はよく知っている。また野田や澤とオールスターでやってみたい」

日本の報道がいかに偏っていることか...いいや、偏っているのは私自身です。

 

2009年11月10日

サッカー紀行

読了本

・宇都宮徹壱「フットボールの犬

サッカー観戦回数はテレビを含めても数えるほどしかありませんから、サッカーの戦術や面白ポイントは正直サッパリ分からないのですが、インタビュー内容は魅力がありましたし、なにより著者宇都宮さんの行動に引き込まれ、一気に読み進めました。

サッカーという世界中で愛されるスポーツによって浮かび上がる歴史やあぶり出される人間性なんつうものは実に多種多様。そんな背景をたっくさん抱えているからこそ、よりスポーツとしての価値も重みが増すのかな。

それにしてもトルコのサッカーってこんなに怖いものだったのか!あの時は簡単にガラタサライとベシクタシュの対戦が見たいよなーなんて思ってましたけど、これはイスタンブール・ダービーといって最も危険な対戦の一つであるらしい。そうか、そんなのを帰国前日なんかに観に行ってたらエラいことになってたかもわかりませんね。いやまぁフェネルバフチェ戦も大変は大変だったのですが、もっと大ネタ拾えたのになぁ!なんて。過ぎてみればなんとでも言えるもんです。

つまらんごたくは抜きに、サッカーを知らない人にも面白いので、ぜひご一読を。

 1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  | All pages