2007年5月 3日

10年ぶりに

高熱と寒気でロクに眠れないという異常事態発生。
ベッドの中で「このまま熱が下がらなかったらどーしたもんかなー」と
マジメに考えていたバカですが、昼頃にはなんとか歩くのは大丈夫
というところまで持ち直しましたので、家族に呆れ心配されながら
府立体育館へと向かいました。もちろん電車では爆睡。

大入り満員の中で、まずはフルセット2試合を同時観戦。
応援していた両チームとも何とか勝利はおさめたものの
武富士さんはセット率の関係で決勝リーグへは進めず。

・武富士vs東レ(3-2)
・パイオニアvsNEC(3-2)

吉澤選手はケガだったのかな。
おかげで久々に足立さんのプレーを見ることが出来て
「やっぱ巧いよなぁ」って感心してました。

アタッカーの枚数は東レの方が多い気もしましたが
その差はやはりセッターとそして監督ですかね。
ま、東レは1セット取った段階で決勝リーグ進出決定でしたから
ある意味、消化試合だったといえばそれまでですが...。

両チームとも似たようなエースを抱えているためか
二段トスは常に「ゆっくーりで高ーい」んですよね。
Springsの試合を見慣れているせいか、違和感を抱きました。

で、目の前の試合はというと、パイオニアとNECの赤赤対決。
NECさんは大黒柱の仁木カズさんとリベロ姉を欠くという布陣で
急造リベロは、セッターちゃうんかい?内山選手がおつとめ。
それなりにはこなせてしまうのは、Vリーガーたる素質なんすかね?
新婚杉山キャプテンの存在感の無さが気になりましたわ。

と、そんな相手にもフルセットまで粘られてしまったパイオニア。
審判のヘボさもありましたが(試合数が多いからかレベルが低い)
何が悪かったのかはイマイチ良く分かりませんでした。
とにかく庄司選手が奮闘ぶりが目に付いた試合でございました。

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というわけで、Springsの試合開始時刻は30分以上延びることに。
選手の疲れがとにもかくにも気になるところでしたが
試合前練習を見る限りでは、わりと気合は入っている模様。
ムック選手のトスもいー感じです。

対するデンソー、平均年齢も若いし、何よりブロックがねー。
しつこいチームなのは折り紙つきですし、気は抜けません。
試合前からやたらフェイントの練習をしてるなあと思ったら
1セット目から何やらいつもと違う感じの攻撃を仕掛けてきました。
センターもデカイ矢野選手ではなく愛嬌タイプの福田選手ですね。
勝つための対策とはいえ、あんまり違うことってしちゃいけないんじゃ?
うしっ、この試合、勝ったぜ!

Springs vs Airybees
(3-1)
25-23
23-25
25-23
25-17

か、勝つには勝ちましたが、接戦スコア以上にヤバい試合でした。
そして、審判次第ではさらにヤバかったかも...。

なんせ試合が始まってみれば、Springs選手の疲れが歴然です。
足も頭も動いてません。マジで負けるかもと覚悟もしましたよ。
ブロックゆるゆる、レシーブ拾えない、アタックは決まらない。
2セット目を取られて体調も気分も悪くなってきた所にもって
不快なことを大声でわめく勘違いヒサミツファン?が耐えられず
試合途中で逆サイドに移る羽目になりました。何者ですかね。

しかしおかげで、3セット目からは接戦も心穏やかに観戦。
隣ブースでのシーガルズ応援の声さえも小鳥のさえずりのようでした。
という私の心情が影響したわけではないでしょうが(当たり前だ)
Springsもセット連取。やっぱ負けたくないもんね、やれやれです。
この状態のチームに勝てないデンソーがダメといえばそれまでですが
やっぱりSpringsの方が勝ち所を知ってる、のかなあ。

チームの救いはカナコさんの決定力が上がってたことでしょうか。
とにかくセンター線に助けてもらいまくりだった試合でした。
あ、でも3セット目ラストを決めたイクさんのアタックは良かったですね。
この攻撃だけで、この試合中での・・・は帳消しっていうぐらいに。

ムック選手は苦しい試合中もずーっとよく声が出てました。
4セット目序盤では岡野選手狙いのフローターで5-1まで突っ走り
この試合の流れを決めたといってもいいんじゃないかと思います。

明日一日でどれだけ休めるのか分かりませんが
全員とにかく少しでも良い状態で試合に臨んでほしいものです。

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