古)本購入控え中

・角田光代・岡崎武志「古本道場」ポプラ社(か)

今気付いた。この本ってポプラ社が出してたんですね。こないだ文庫化されてましたけど、あれはどこの出版社だっけかな(と思ったら、どうやらポプラ文庫というのがあるようで)
岡崎さんの古本系著作は何冊か持っていますが、こういったコラボは珍しいですね。ちょっと丁寧な古本屋ガイドといったとことでしょうか。来月、上京した際には軽く廻ってみたいものです。

2008年7月 4日

復活

雨やったんちゃうかい!というカンカン照りの蒸し暑さの中をてくてく交野へ。
1年ぶりのサマーリーグです。
きつねうどんに15分もかかった食堂から急ぎ出てコートを覗いてみれば、うわっ少な!そして誰がトス上げるんでしょうかという疑問はたちどころに氷解。だって#13と#17両人ともユニを着てるんですもの。

第一試合
Springs vs Airybees
(0-2)
スタメン
#2(マイ)#9(アン)#13(ルカ)#18(シュリ)#15(エリ)#12(ミホ)
控え
#14(ミナミ)#16(ユウコ)#17(ムック)

たいがいSpringsが負けるときは「自滅」ですが、なにやってんだルカ選手の巻。
練習段階から誰とも満遍なく合わないトス。イヤな予感はしていたのですが、それ以上(以下?)でした。デンソー新人セッターと互角以下のトス回し(=二段トスの嵐)というだけでも論外なのに、何点ドリブル取られてんですかい。どこぞのセッターじゃあるまいし、トスよりお好きなのかレシーブし過ぎっすよ。ぼちぼち猶予期間も終わるでしょうに・・・頼みますよもう。

2008070401.jpg
高いブロック力は魅力なのですが・・・

ピンチサーバームック選手のジャンサ(ネットにかかりましたが)に喜んだのも束の間、1セット目にしてエリ選手が負傷交代。センターがアン選手だけになってしまいました。

エリ選手outユウコ選手in。

アタッカーは誰も決まらず・・・レシーブはお見合い連発。

マイ選手outミナミ選手in

ミナミ選手、決め始める→すべてのトスがミナミ選手へ→捕まる

終わりました。

第2試合
Springs vs Marvelous
(2-1)

勝つ気ないかもしれないけど、さすがにこのままではマズイだろと思ってましたら、スタメン変わってました。

スタメン
#17(ムック)#18(シュリ)#16(ユウコ)#12(ミホ)#14(ミナミ)#9(アン)
控え
#2(マイ)#13(ルカ)

のっけからムック選手が大声張り上げまくり。コートの雰囲気がガラリと変わりました。
可能な限りはセンター線クイックを使い、なんとユウコ選手にもサウスポークイックをもどきを打たせて(決まって)ました。ユウコ選手、さすがにセンターは初めてだと思いますが、これが何らかのキッカケにでもなってくれればいいんですがねぇ。ブロックは相当振られてましたけど、センター位置から3枚ブロック打ち抜きなんてのは見ごたえありました。サーブミスしまくりだったのが、瀬戸際ではしっかりジャンサで打ち崩したのにはホロリ。お疲れさんです。

2008070402.jpg
 「連番!」

同期コンビの#12ミホ選手、守備はピカ一ながら攻撃力不足が悩みなのですが、2セット目あたりから攻撃も当たり始めまして、いやあ良かったですよ。見に来た甲斐ありましたわ。

前に後ろに大活躍は#14ミナミ選手。
1年ぶりに拝見しましたが、上手くなってましたねえ。本日MVP。
相手強打もずいぶん好捕してましたし、あまつさえトスもけっこう上げていたような。アタックはとにかくブロックを怖がらない所がカッコ良いです。ずいぶんと速いトスも打てるようになってました。前衛超クロスなんて技がミナミ選手から飛び出すとは思いませんでした。最終盤は得意の高速フローターでサービスエース。おっとりと勝負強いところが魅力です。課題はやはりブロックかな。応援してますぜ。

2008070403.jpg
試合後、すかさず指導するカントク

1試合目では今ひとつパッとしなかった#18シュリ選手ですが、2試合目では上手いところや意欲的なところをたくさん見せてもらいました。サーブレシーブ(1セット目を取られた一因)とネット際が課題かな。そしてセッター修行は遠のきそうだなあ。

デカイ声のお母様に応援しまくられていた#19コウキ選手はなかなか落ち着いた活躍。ブロックスカタンな試合、ほんとによく拾ってました。鳴り物琴絵さんとも互角だったと(贔屓目込みで)思いますよ。焦らず基本を固めたリベロになってほしいっす。

そしてセッター。とにもかくにも陰の立役者#17ムック選手。
さすがはピンチをチャンスに変える爆発力の持ち主です。黒鷲時より良かったですね。美しいトスを見せてもらって感無量になってるところに、チームを鼓舞する姿がますますケイさんに似てきたのに、またまたジーン。ジャンサ炸裂サービスエース奪取、ファンにとってはほんとに嬉しい1日でした。

2008070404.jpg

ベストセラー拒否症候群

前々から読んでみたいとは思っていたのですが

あさのあつこ「バッテリー(1)」角川文庫(か)

確かに面白いっすねえ。ある意味マンガ的な心理描写と展開だなぁという印象。ハマる人が多いのはよく分かります。続きは買ってもいいんですが、6分冊ってねえ。角川をさらに儲けさせるのはちょっとイヤだな。まぁぼちぼちと読みましょう。

2008年7月 3日

バーゲン回避

何とか仕事はざっと片付け完了。申し訳ないが明日は休ませていただきます。

―読了本―

・貫井徳郎「誘拐症候群」双葉社(か)

創元推理文庫でよくお見かけする名前ながら、最近は国内ミステリーと縁遠かったもので初読でありました。パソコンの形態が10年前ならではの描写ですが、充分に面白かったです。昼休みにガガガーッと読了。

この作家好きだー!

文章が頭に入りやすくかつ読み応えがあり、ラストも許容範囲。つか、私はやっぱりハードボイルドが好きなんですかね。前作の「失踪症候群」も読まなくては。

2008年7月 2日

See you again!

昨夜、甲子園観戦してきた後輩が(レプリカ)ユニフォーム購入を悩んでいましたので、後輩その2とともにオススメ候補をそれぞれに提案。

後輩2(=鳥谷ユニ所有)「やっぱり新井ですよ!なんだったら私が着てあげます」
私「えー、やっぱ渡辺やろ。昨日も渡辺で勝ったやん!」

肝心の後輩自身は赤星と金本で迷っているそうで、それはもう三者三様に噛み合わないわけですが、「そういえば渡辺って背番号何番でしたっけ?」と聞かれまして、ん?確か12番やった気がするんやけど・・・やっぱり12番でした。

*****
と、こんな前ふりはどうかと思いますが、
本家本元#12渡辺真由美選手の勇退が昨日付にて公式発表されました。
黒鷲時、いやリーグ中から薄々気付かされてはいましたが、この退団挨拶を読む限りではバレー界から引退されるということなのでしょうか。

私自身がムック選手ファンということもあって、どうしても他セッターへの視線は偏見に満ちてしまうことを自覚しており、迂闊なことは言いづらいのですが、マユミ選手は誰よりも打ちやすそうなトスを上げられる選手でありながら、その優しさが災いしてかどうにも1試合を勝ちきれるセッターではなかった印象があります。とにかくチームが大好きで、チームに尽くしまくり、ここ数年のSpringsを、ムック選手を文字通り陰日向なく支えてくれた恩人です。色んな意味で辞めるにはまだ早いと思うのですが、他チームでもう一息頑張るにはSpringsへの愛情が邪魔をしてしまったのでしょうか。嬉しいやら悲しいやらですが、そこはそれ、やはりどこのチームでもいいからトスを上げる姿を見せてほしいものです。

というわけで最後の鳥栖出身選手が姿を消してしまいましたね。
奇遇といいますか、パイオニアのリーさん、日立佐和の菅原選手が退団ということで、プレミアリーグから鳥栖戦士が居なくなった勘定です。
8年、か―。


その他退団選手は黒鷲時発表通り。
挨拶に今後の進路と性格が滲み出ていて、思わず微苦笑してしまいました。吉田、木村両選手は移籍なのかな。とにもかくにもスタメン目指して頑張っていただきたい、としか申し上げられません。上田、四宮選手も今後の人生に幸多き事をお祈りしております。

皆さん本当にありがとうございました。

2008年7月 1日

どうにも

法月綸太郎「法月綸太郎の功績」講談社ノベルス

上手いんやけどね、生活感の無い文章がちょっと相性合わない感じ。
強いて言えば本家本元エラリークイーンの方が好きですね。
(ちなみにエラリークイーンの作品では「Xの悲劇」が一番好きです)

 1  |  2  |  3  | All pages