2007年5月 7日

休刊日につき

黒鷲終盤からヤバかったんですが、声がいよいよ出せなくなり
そして上司は連休中に追突事故にあったとかで、連休延長。
すこぶる静かな一日でした。

帰りがけに夕刊を3紙ばかり購入。
神戸新聞の扱いが小さいのは、JTに遠慮してるんでしょうか。
準決勝の写真もJTメインでしたし、数少ない地元広報誌とは
もっと関係を強化しておいたほうがいいのでは...。

読売新聞は意外と他紙にないネタがあったりするので購入。
朝日と産経にはまだ目を通していないのですが
やっぱり全般的に扱いは小さいですよね。
あんなに熱戦だったのにな。

5/7付夕刊(毎日新聞)

5/7付夕刊(神戸&読売新聞)

2007年5月 6日

You are Grand Champion!

2セットダウンからの3セット目、スコアは6ー9
Springsなおも3点ビハインドの場面で、次のサーブはムック選手。
しかし、ボールを持って向かう場所が違います。
先ほど第2セットでフローターを打っていたラインではなく
いつものコーナー・・・まさか。

状況ここにきて、ジャンプサーブ復活って!えええっ!?
今シーズンこのパターンで「戻す」という選択は初めてじゃないですか。
しかもこの場面でって・・・あの・・・カッコ良すぎです!

2セット目あたりからコート内で一人バタバタしているように見えたムック選手。
疲労他で思うようにいかない自分とチーム両方にイライラしているようでしたが
こうなれば自分で点を穫るってか!頼もしいぜ(おもしろいぜ)!

もんのすごい気迫と覚悟の表情でした。
絶対に外さない予感がありました。

ここで超本気の勝負に出たムック選手の強さに
そして、このサーブを打たせるSpringsというチームの強さにしびれました。
もう心の中で、ハンカチ握りしめ噛みしめ、ですよ。

対するJTは2セット連取、3点リードであったにもかかわらず
この選択を行ったSpringsに対して明らかに狼狽していました。
もしかすると過去数々のデジャブに襲われた、のかもしれません。
「サーブレシーブってのは気持ちが大切」と言っていたのは
くしくもSprings名リベロのお二人でしたが・・・

なんと、ムック選手サーブで3連続得点です。
チームもファンも狂喜乱舞。

今にして思えば、この時Springsメンバーには
初めて勝利の絵が見えたのではないでしょうか。
このポイントと、そして申し訳ないことですが、
第4セットでのJT小酒選手のサーブミスが
(このあとSpringsが組んだ円陣の迫力は凄まじかった)
試合の分かれ目となったように思います。

サーブチェンジが誰の意思だったのか分かりませんけれども
Go!を出した真鍋さんも凄い肚の据えようでした。
第3セットはどんなにリードされてもタイムアウトを1回も取りませんでしたから。

三天王は、ともすると闘争心が空走りして炎上しそうになるムック選手を
身振り手振りでなだめすかしながら―お互いにセッター潰しも作戦でしたし―
もうとにかく打つ止める、ミスに対する適度なフォローも素晴らしかったです。

ミユキ&リョウ選手の職人コンビは淡々と淡々と拾いまくり。
この試合でのミユキ選手のサーブレシーブ受数は実に56にも達し
もちろん両チームダントツトップ。あんなにヘロヘロになりながらも
成功率は80.4%ですよ・・・ありえねーわー。
そして、どんなスパイクがやってきても、そこにはリョウさんがいる・・・
相手が根負けする様を今シーズンどれだけ見てきたことか。
まさしく世界に誇れるリベロです。

そしてフォフィー!ブラボー!
内に秘めた志の高さと熱さはチーム一といっても過言ではないでしょう。
新人セッターをほんとにほんとによく助けてくれました。
レギュラーシーズンからずっと気になってはいたのですが
黒鷲デンソー戦後に見た、足首の物凄いテーピング。
靴を替えてまで臨んだ準決勝そして決勝。
あんなに守備の良い選手がワンタッチのボールを追うこともできず
それでもレフトからバックから決めまくってくれた。カッコ良かった。
そんなプロ中のプロが、Springsに愛情と敬意を持ってくれたことは
あらためてファンの誇りです。本当にありがとう。

いっちゃえサブメンバー。
マリキャプテン(#3)
大所帯をまとめるのは言い尽くせぬほど大変な仕事だったはず。
ピンチサーバーで5セット目にサービスエースって、どれだけ強運なんだか。
来季こそはレギュラーをつかめるよう、心から応援しています。

マサヨ選手(#1)
ワンポイントで入るたびに得点するということは
それだけ有効だったということですよね。見直させてくれてありがとう。

ワンジョ選手(#5)
迷えるエースは何処へ行くのか・・・分からぬままにシーズンが終わりました。
試合中の一生懸命さが早くプレーとなって現れますように。

マユミ選手(#12)
ストレートサーブの威力の凄さはもちろん、チームに対する思いを見るにつけ
セッターとして出場させてあげたいと強く思うようになりました。
そんな状況でムック選手をどれだけ支えてくれたことか・・・本当にありがとう。

ユウコ選手(#16)
今年最初の、そして最後の試合で(出場はなりませんでしたが)
ベンチ登録されたということの重みを...来年こそは見せてください。
期待してます。

*****

連戦に次ぐ連戦という劣悪なコンディションにおいては
どの選手も思い通りのプレーは出来なかったことでしょう。
しかし、最終的にこの土俵に上がることができたのは
シーズン最も過酷なスケジュールを戦った2チームであり
そこで勝利を収めた'06-'07Springsは、まさしく最強チームでした。

ありがとう、そしてお疲れさまでした。

Springs vs Marvelous
(3-2)
22-25
25-27
25-23
27-25
15-13

-win-

2007年5月 5日

人はいつしか歳をとるのだ

東レ戦が巡ってくるたびに
「このチームだけには負けるはずがない!」と豪語されるのは
ありがたいのか、イヤなプレッシャーなのか分かりませんが
ともかくも、そう信じてやまない友人たちとの観戦でした。

スタートはやはり出足が鈍く、ルーズだかイージーだか
なんともボール動きが変な流れの中で1セットを落とし
でも、これなら取り返せるよと思ってたら案の定取り返し。
4セット目はいつものごとく大差を追いつかれながらも逃げ切り。

出来れば1セットも落としてもらいたくなかったほどですが
もうブロックを見てるだけでも疲労感がありありと伝わる中では
どうにも致し方ないことで、勝利おめでと~。

Springs vs Arrows
(3-1)
21-25
25-19
25-17
25-23

もう何も言うことはないし、言えないっす。
悔いなき戦いをお願いします。

2007年5月 3日

10年ぶりに

高熱と寒気でロクに眠れないという異常事態発生。
ベッドの中で「このまま熱が下がらなかったらどーしたもんかなー」と
マジメに考えていたバカですが、昼頃にはなんとか歩くのは大丈夫
というところまで持ち直しましたので、家族に呆れ心配されながら
府立体育館へと向かいました。もちろん電車では爆睡。

大入り満員の中で、まずはフルセット2試合を同時観戦。
応援していた両チームとも何とか勝利はおさめたものの
武富士さんはセット率の関係で決勝リーグへは進めず。

・武富士vs東レ(3-2)
・パイオニアvsNEC(3-2)

吉澤選手はケガだったのかな。
おかげで久々に足立さんのプレーを見ることが出来て
「やっぱ巧いよなぁ」って感心してました。

アタッカーの枚数は東レの方が多い気もしましたが
その差はやはりセッターとそして監督ですかね。
ま、東レは1セット取った段階で決勝リーグ進出決定でしたから
ある意味、消化試合だったといえばそれまでですが...。

両チームとも似たようなエースを抱えているためか
二段トスは常に「ゆっくーりで高ーい」んですよね。
Springsの試合を見慣れているせいか、違和感を抱きました。

で、目の前の試合はというと、パイオニアとNECの赤赤対決。
NECさんは大黒柱の仁木カズさんとリベロ姉を欠くという布陣で
急造リベロは、セッターちゃうんかい?内山選手がおつとめ。
それなりにはこなせてしまうのは、Vリーガーたる素質なんすかね?
新婚杉山キャプテンの存在感の無さが気になりましたわ。

と、そんな相手にもフルセットまで粘られてしまったパイオニア。
審判のヘボさもありましたが(試合数が多いからかレベルが低い)
何が悪かったのかはイマイチ良く分かりませんでした。
とにかく庄司選手が奮闘ぶりが目に付いた試合でございました。

***********

というわけで、Springsの試合開始時刻は30分以上延びることに。
選手の疲れがとにもかくにも気になるところでしたが
試合前練習を見る限りでは、わりと気合は入っている模様。
ムック選手のトスもいー感じです。

対するデンソー、平均年齢も若いし、何よりブロックがねー。
しつこいチームなのは折り紙つきですし、気は抜けません。
試合前からやたらフェイントの練習をしてるなあと思ったら
1セット目から何やらいつもと違う感じの攻撃を仕掛けてきました。
センターもデカイ矢野選手ではなく愛嬌タイプの福田選手ですね。
勝つための対策とはいえ、あんまり違うことってしちゃいけないんじゃ?
うしっ、この試合、勝ったぜ!

Springs vs Airybees
(3-1)
25-23
23-25
25-23
25-17

か、勝つには勝ちましたが、接戦スコア以上にヤバい試合でした。
そして、審判次第ではさらにヤバかったかも...。

なんせ試合が始まってみれば、Springs選手の疲れが歴然です。
足も頭も動いてません。マジで負けるかもと覚悟もしましたよ。
ブロックゆるゆる、レシーブ拾えない、アタックは決まらない。
2セット目を取られて体調も気分も悪くなってきた所にもって
不快なことを大声でわめく勘違いヒサミツファン?が耐えられず
試合途中で逆サイドに移る羽目になりました。何者ですかね。

しかしおかげで、3セット目からは接戦も心穏やかに観戦。
隣ブースでのシーガルズ応援の声さえも小鳥のさえずりのようでした。
という私の心情が影響したわけではないでしょうが(当たり前だ)
Springsもセット連取。やっぱ負けたくないもんね、やれやれです。
この状態のチームに勝てないデンソーがダメといえばそれまでですが
やっぱりSpringsの方が勝ち所を知ってる、のかなあ。

チームの救いはカナコさんの決定力が上がってたことでしょうか。
とにかくセンター線に助けてもらいまくりだった試合でした。
あ、でも3セット目ラストを決めたイクさんのアタックは良かったですね。
この攻撃だけで、この試合中での・・・は帳消しっていうぐらいに。

ムック選手は苦しい試合中もずーっとよく声が出てました。
4セット目序盤では岡野選手狙いのフローターで5-1まで突っ走り
この試合の流れを決めたといってもいいんじゃないかと思います。

明日一日でどれだけ休めるのか分かりませんが
全員とにかく少しでも良い状態で試合に臨んでほしいものです。

2007年5月 2日

黒鷲二日目

喉痛と頭痛で、観戦はおろか仕事にも行きたくない気満々でしたが
ここまできたら意地ですね、行ってきました。

三洋電機も悪いチームじゃないんですが、如何せん高さがね...。
リベロの林選手は確か三上選手と筑波大で同期じゃなかったかな。
本来ならプレミアレベルといったような話を聞いた事がありますが
1セット目序盤はサキさんサーブで8-1ぐらいまで崩されてました。

久光製薬スプリングス vs 三洋電機
(3-0)
25-8
25-19
25-18

本日のベンチ入りメンバーは
#2,#3,#4,#5,#7,#8,#9,#10,#11,#13,#16,#17
コート内で初見なのは#9:平井選手(センター・通称アン)ですね。
(津商業→)筑波大出身ということで、三上選手の1つ下の後輩。
わりと迫力ある面構えと高身長でもって注目しておりましたが
ユニフォーム姿だと、鍛え具合が高卒選手に比べて見劣りしますな。
Springsの魅力の一つはキッチリ作り上げた体とパワーだと思うので
(これは他の大卒選手にも言えることなんですけれども)
ピッチを上げてカラダ作りに取り組んでいただきたいものです。

で、そのアン選手は1セット目後半にしてサキさんに替わって投入され、
前衛から後衛(連続サーブ)で「ラキラキラッキー」な活躍を見せてました。
ブロードばかりでクイックをあまり見ることが出来なかったので、
印象としては去年の徳川選手の方が強かったかな(早く戻って来いよ~)
やっとムック選手と同学年世代が入ってきたよ!と喜んでいたんですが
コート内ではいつも先輩の三上選手と一緒に行動してるんですよね。
育成急務なセンターとしてはもちろん、ムック選手とも仲良くしてくれよー。

というわけで、今日は出場した控え選手についてメモ

#3マリキャプテン:
昨日に比べると出番は多く、レシーブで貢献。
なかなか大変な状況だと思いますが、クレバープレイヤーなので
早く故障を治して#7狩野姐さんと切磋琢磨していただきたいものです。

#5ワンジョ選手:
高さのない相手ですからスパイクはビシビシ決まってました。
ブロック・レシーブは何やらしょーもないミスをしてた気もしますが
どうなのかな・・・よくわかりまへん(あ、逃げた)

#13三上選手:
沈着冷静といえば聞こえはいいですが、熱意のカタマリ正セッターに比べると
どうしても他人任せというかね、淡々としすぎているのが目に付きました。
そして、シーズンでの経験差だけとは言い切れないほどトスが不安定。
二段トスだけでも、マユミ選手のほうが断然上やんけ。
後輩の平井選手と、こまっしゃくれたコンビを披露してましたが
もっと正々堂々と勝負してくれよというのは辛口すぎますか。

#16浅津選手:
昨日とは違ってけっこう決まってたのでホッとしました。
でもなー、やっぱ動きがちょっとドタドタして見えるのがなー。

全体的にあんまし良いコト書いてませんね。
あ、本日のムック選手、トスは良かったんですけども
サーブが厄日だったようで、全部アウトだった気がします。
明日からはいよいよ本番。蓄えた力を見せつけたれ!

19050201.jpg 19050202.jpg

2007年5月 1日

のらり

連休モードの世間とは裏腹に、普通に仕事は忙しく
そして、風邪なんだか花粉症なんだか、両方ですかね
歯ぐきや鼻からの流血でワタワタしておりました。

それでも(ほぼ)定時退社にて府立体育会館に駆けつけ
チームブースは撤退されていたものの、何とかチケットはゲット。
いやもうほんとに助かりました・・・。

そんな思いをしつつ観戦するは
私が最も苦手なシーガルズのジュニアともいうべき大阪国際滝井高校。

Springs vs Seaguls.jr(OsakaKokusaiTakii)
(3-0)
25-14
25-15
25-15

第3セット目序盤こそちょっと粘られましたが
さすがに大差ストレート勝ち。
久々に「ラキラキラッキー(※)」フレーズを聞いたなと思ったら
(※相手チームがミスした時に決まって連呼する習わし)
そっかー、私、Seaguls戦は今季生観戦がなかったんだ。
まったくもって残念に思う気持ちはありませんけどね。

それにしても、その姉御チームとよく似ているというか
応援団と一体になって、相手をイライラさせる戦法が
徹底されていることといったら、ちょっと感服するほど。
そりゃ高校レベルでは強いでしょうね(絶対に行きたくない学校だけど)

コート内では全般的には手加減しまくっていたSpringsですが
時々「あんまり調子に乗んなよ」とばかりの攻撃は面白かったです。
ちなみに、試合中常にイライラしていたのはもちろんムック選手。
登録メンバーはほとんど変動なく、選手交代も全て20点以降。
面白いんだかなんだかよく分からない試合でしたが、一応全員出場。

なかでも注目のユウコ選手はイマイチ見せ場を作れず。
パワーがあると見るべきなのか、ウェイトオーバーなのか
素人目線では何とも言えないラインにいるように見えます...。
マリキャプは怪我明けで調整不足?あんなものではないはず。
あぁやっぱり微妙だ、黒鷲。

隣コートでのPFU vs JTの試合もちらちら覗き見してたんですが
こちらもJTにストレート負けを喫してました。
というか、あの戦い方じゃとても勝てそうに思えません。
なんか勿体無いなー。

試合後、選手たちのストレッチを何とはなしに眺めていたんですが
ムック選手ってマリ選手ばりにカラダが柔らかいんですねー。
ちょっと驚いたっす。

てなわけで明日も仕事、そろそろ寝なければ。

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