2008年9月 4日

惰性にしたがって

昨夜うっかりTVドラマ「ゴンゾウ」を見てしまったところ、面白かったんですが怖くて眠れなくなってしまい、起きたのは朝11時を回っておりました。

といいましても本日は有休ですんで、予定通りの寝坊。しかしやっぱ夜中に恐怖系の刑事ドラマは見ちゃダメですね。「模倣犯」を一昼夜かけて読み通した時以来の怖さでしたわ。ふう。でも来週は最終回なので見逃さないように録画、と。

午後からはぐーたらと・・・再放送ドラマオンパレード・・・ああいかん。
自転車を走らせて畑の茄子をちょいちょいと収穫後、近所の温泉に足をのばして岩盤浴でまどろんできました。せっかく良い汗をかいたというのに、帰りの夜道が超怖くて冷や汗をかきまくり。なんだか台無し気分でしたが、気を取り直して夕食を作り、またもドラマオンパレード。なにやってんだか。

テレビを見ながら関川夏央さんの"「坂の上の雲」と日本人"読了。
子規、秋山兄弟(少しだけ伊丹十三さんも登場します)、漱石という登場人物の紹介によって始まるこの書籍、佳境はやはり「二〇三高地」でした。関川ファンでもあり司馬ファンでもある私としては、たいへん面白かったです。

―「作戦の秋山」というイメージがありますから、私たちは「敵がああきたら味方はこういく」式の作戦のことだけを想像しがちなのですけれども、それ以前に状況の定義や用語の統一が「作戦」のもっとも重要かつ根本的な部分なのですね―

こんな所だけを抜き出すとビジネス自己啓発書の読み方みたいでイヤなんですが、妙に引っかかったのでメモ。

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