2008年10月15日

Sacrifice

よんどころない事情にて午後休を取らざるを得なくなったため、お昼過ぎまで仕事を片付けた後、阪神百貨店の「スヌーピー展」へ。あまり目を惹くものはありませんでしたが、うろうろしているうちに思った以上に時間を食ってしまい、大慌てで映画館に向かう羽目になってしまいました。

観賞作品は「容疑者Xの献身」
会社で後輩に「なんだか局地的に大人気なんだよねえ」と言うと
真顔で「普通に大人気ですよ」と訂正されてしまった、アレです。

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湯川先生、それが正しい答なのでしょうか。
どうにも割り切れない思いが残りました。その思いを「人生は数学だけでは解決できないのだ」で片付けてしまってよいものだろうかと。美しいものは大事だし、大事なものはすべて美しいと考える私にとってはどうも納得のいかない結末ではありました。

東野作品は諸々の理由から読まず嫌い状態でして、原作はもちろん予備知識も一切なし、という状況で臨んだのですが、掛け値なしの感動という地点までには至らなかったのは、ゲストが堤さんと松雪さんってとこに目新しさを感じられなかったのが大きかったかなと。小劇場ファンにとってはある意味お馴染みの繋がりですし、そして松雪さんは美人という要件は満たしてますが、生活感はない人ですからねえ…。

そんなこんなで冒頭にも少し書いたとおり、モヤモヤした余韻に引きずられているのですが、それも含めて良い映画ではあったのではないかとは思います。近いうちに原作も読んでみるかな。

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