2009年3月 8日

念願かなって

試合には勝ったことだし、しかもストレートなので時間もまだ早い。
となれば、やはり何かおいしいものを食べなければ。ひとまず戻りますか。
在来線でも余裕・・・あっ!

さくらぐみ!」

知る人ぞ知る赤穂のピザ&ナポリ料理屋さんですが、なんしか遠くてねー。お弟子筋にあたる明石のCiROへ先に行ってしまう格好になっていましたが、本家本元の存在は気になっていたのですよ。ダメ元で予約電話を入れてみたところ、19時ならOKとのお返事。ケータイで乗換案内を見てみれば、赤穂線のタイミングもほぼベストです。運はこちらを向いている!

赤穂線に揺られること1時間、播州赤穂駅に到着。タクシーで風情ある町並みを走り抜け、あっという間に到着。近かったのねー。時間が遅かったためかメニューはコースのみとのことでしたが、この際なんでもOKです。

メニュー(手書きのメモを最後にもらった)をつらつら書いてみます

突き出し
・いかなごのフリッター

前菜3品
・剣先イカのグリル プンタレッレのサラダ
このプンタレッレという野菜は初めて食べましたが、面白い食感ですね。かたくも柔らかくもなく美味しいです。日本でも作れるのでしょうか。

・太刀魚にんじんサラダ ポンペイ風
煮たニンジンはあまり好きではないのですが、これはギリギリOK

・アサリ・ズベタ貝のズッペッタ、ほうれん草ソテイとクレーマディピゼッリ
まー普通に美味しい。

ピザ
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マルゲリータ/カキとカリフラワーのカレー風味

ワガママを言いまして、もともとトマトベース2種類だったところを、(坂越の)カキに変えてもらったのですが・・・トマトの方がシンプルで美味しかったです。チーズとの相性もそりゃまあベストだなと。トマトの美味しさをより深く味わえたということで、良しとしましょう。

パスタ
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ヅィーティのパスティチョ、短角牛のポルペッタ

チーズで繋がれたマカロニ風パスタと肉団子とそしてトマトソース。肉団子はひき肉そぼろ状態の方がいいなー。パスタはチーズの風味が効いていて美味しかったっす。

メイン
・チヌのアルフォルノ

「あー、なんでしょうねこの美味しさ」
「塩がなんか違うことないですか?」
「言われてみればそうかも」(そして赤穂は塩の名産地)

塩とハーブ、そしてニンニクの味付け具合が絶妙でした。
(でも、その後はげしく喉が渇いた原因にもなった)

デザート
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パンナコッタ/ジェラートカプラ

このジェラートが、まーた美味しいのですよ。しつこくなく、それでいてまったりサッパリ。なんかこの酸味はチーズみたいな・・・チーズ入ってる?てな話をしていましたら、会話を耳にしたらしき店のお兄さんに「チーズは入ってません」と言われてしまいました。「材料はやぎのミルクと脱脂粉乳、練乳にハチミツ(この辺あやふや)・・・あ、コーンスターチも入ってますが、チーズは入っていません」と念を押されてしまいました。チーズ嗅ぎわけ名人を連れて来れば一発で分かりそうなものですが、きっとその前にこの店には入れないだろうなあ、チーズ嫌いさんは。

エスプレッソ
こんなに濃いのを飲んだのは初めてでしたが、ものすごいエキスといった感じで、こんなにちょっとでも満足できるのねー。新発見でした。

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お会計を済ませて播州赤穂の駅に着いてみれば、これまたいい具合に野洲行きの新快速が待っているではありませんか。

ああ、終わりよければすべて良い一日でしたね。


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