2009年3月16日

エンタメ志向

給料日後にもかかわらず、今月は緊縮財政のため慎ましく…のはずが、所用で帰りがけに本屋へ。
気付けば1時間以上も滞在し、そしてお勘定は¥5,249円也。@1,050円×5冊といったところですが、実際には4冊しか買ってませんから、どこが倹約やねん。
まあなるようになりますわ。

読了本
・ケラリーノ・サンドロヴィッチ「労働者K」(角川学芸出版)
・「三谷幸喜のありふれた生活7 ザ・マジックイヤー」(朝日新聞社)

それがこの本かい?ってな本二冊。
同年代同職業でありながらタイプのまるっきり違う変人脚本家さんたちのエッセイ集が同時期に発売なんてねえ。なにも両方買うこたなかったんですけど、ついつい。

ケラさんのエッセイは夕刊フジ連載だったんですね。いくら名物コーナーとはいえ、こんな遅筆家さんがよく引き受けたものです(つか依頼する方も依頼する方)

内容は相変わらず言い訳率が高いものの、それでも読ませてしまうリズムの良さは音楽畑出身ならではなのかな。頻出する喫煙ネタはともかく、非日常世界感覚は面白かったです。さて、5月の公演を観に行こうかどうしようか。

三谷さんは前回の「役者気どり」が今一つだったので迷いましたが、マジックアワー記念購入。連載開始から数年が経ち、だいぶエッセイ形式が板について違和感がなくなってきましたね。同居のご家族である猫(オトッツァン)や犬(とび)も確実に年を重ねているようで、傍らで日々一喜一憂しつつも基本どこか冷静な夫婦スタンスが垣間見えます。
好っきゃわー。

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