2009年5月29日

ダメ節全開

☆NECブルーロケッツ無期限休部

事実上の廃部宣言が出ました。会見もなく、ニュースリリースだけだったようです。NECという企業に対してそこはかとない疑問が多々あるため、どうしても悪意を込めた表現になってしまいますが、かといってこれじゃな―

NEC、休部決定=一括移籍先見つからず(時事ドットコム)

NEC男子バレーボール部休部発表に関して(Vリーグ機構)

NEC:カネかかるから無理
リーグ:カネかかっても続けてくれ

リーグ機構の示した具体案はまるで見えず、抜本的改革が生まれる気配もありません。安易にクラブチーム化を願ったところで、アコギなリーグ機構がガンと存在する以上、生半可なことでは立ち行かなくなることは歴然です。そうでなくとも誠意や熱意なんてな言葉と縁のない会社なんですから、そりゃまあ平行線を辿るほかないでしょうとしか言えませんやね。

しかし、これはバンブーのときも思ってたことなんですけれど、あのう、選手(もしくはチーム)の皆さんはぶっちゃけ何を考えておられるのでしょうか。

チームによって就業形態が著しく違いますから、一般企業のような労働組合やユニオンを作ることも難しく、媒体はといえば、せいぜい御用雑誌というお寒い現状です。何かを発信しようとするだけでも至難の業であり、またそれぞれに守るべきものがたくさんおありになることも重々承知ですが、このまま傍観していてもバレー環境が良くなることはないでしょう。

「もっとサラリーが欲しい」とか、いや、もっと小さなことでも大きなことでも、もしくはひたすら現状維持が希望なのであれば、それでもいいんです。そして、その実現のために具体的に行動できることは何なのか。

現場の意思が何ら掴めない状況ではファンも手をつかねて廃部チームを指折り数えるしかありません。

皆が大好きな代表チームとやらを強くするためにはトップリーグを整備することこそが大前提だとしか思えないんですが、ファンである限りは同じことを吠え続けるしかないでしょうかねー。

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夜中までかかって民謡の譜面をおさらいしてたはずなんですが、睡眠不足には勝てず、気が付くとちゃーんと電気を消して睡眠体制に入っておりました。あーどうしましょ。

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