2009年10月22日

十分目

いつの間にやら西澤センセ待望の新作「身代わり」が出ていたようで、幻冬舎文庫版でおなじみ鈴木成一デザイン室装丁です。パラパラっと立ち読みしたところ、どうやらボアン先輩がメインみたいですね。タック(タカチ)ファンとしては微妙です。図書館で買ってくれないかなぁ。

夜は「朱夏」にて社内お食事会。人数が居ないとトライできない「火鍋」をいただきました。

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鍋には二種類の湯(スープ)が張られているのですが、辛い方が激ウマ!皆が味見しまくったため、最後のラーメンで締め終わるまでに2回も継ぎ足してもらう羽目に。ビールもエビスでしたし、大満足。

くれぐれも会の主旨を忘れぬよう自分を戒めながら、満腹を消化すべく心斎橋から梅田までスタコラ歩き、帰宅。

2009年10月21日

虚ろ

朝からポカが続き、グレーな気分で出社。
何やらバタバタ慌ただしく落ち着かない一日を過ごした後、夜はお取引先さんと飲み。なけなしの気を使い果たしてヨレヨレになりました。はぁ、明日も会社飲みだというのにねえ。つくづく営業マンって凄い。その体力だけでも私から見れば驚嘆に値しますわ。

帰宅後しばらく空を眺めるも、話題の流星群にはお目にかかれず。そこそこ田舎ですから主要星座は大体見えるんですが、今日の夜空は紺色が薄くって、これじゃ厳しいかなあ。

ベッドにもぐり込んだ後、もう一度ベランダから見ようとするも、身体が金縛りにでもあったかのようにまるで動かず。諦め就寝。

2009年10月20日

EEE

3ヶ月ぶりに歯医者の定期検診へ。
虫歯はまだ放置可とのことで、今回は歯石除去&クリーニングのみとなりました。歯石をそんなに頻繁に取る必要があるのかどうかは分かりませんが、カルテに「痛がり屋」と書かれているらしき私でも歯石除去なら大丈夫です。そもそも前回はいきなり麻酔なしで削られたから驚いた(そして痛かった)のであって、そんなに世の皆さんは歯科治療への耐性が強いものなんでしょうか。

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・Engelholmさんblog(Speakern har ordet)にて試合講評をざざっと一読。
公式帳票は必ずしも正確な数字ではないと前置きされた上で、ムック選手のトスが厳しい状況下でも特定個人に偏らなかったことを評価しておられます。試合経過からも感じ取れたことではありますが、こう喜ばれると嬉しいですね。サーブポイントがないところを見ると、ムック選手のサーブはフローターなんでしょうか。新型ボールが使われているようですし、フローターの方が効果的なのかもしれませんが、あのジャンサはツースパイクに負けず劣らず衝撃度が高いですから、できれば披露していてほしいものです。

ムック選手のプレーが一人でも多くの人の目に届くことを願いつつ、それより何より誰より早くそのプレーを観たいという。あー、ジタバタ。

2009年10月19日

あたた

安売りのツバスを三枚におろしていたところ、出刃が滑って左の人差し指を負傷。大したことないわとタカをくくっていたんですが、なかなか血が止まらず、痛みも少々しつこい。やっぱり包丁は研いでから使うべきでした。よって本日は練習お休み。

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昨日の試合記事より

EVS blir att räkna med i år också

ヨーロッパぽいユニフォームですね。そのうちムック選手の写真が載る日も来るのでしょうが、できれば公式のチーム写真はそろそろユニフォーム姿に切り替えてほしいものです。

夏場のことを思い返せば、元気にプレーされ、しかもチームも勝利だなんて、それだけでも充分過ぎる情報なんですけどね。

2009年10月18日

直前直後

朝食にカレーを温めて卵を一つ割り入れ。どのテレビも面白くなかったので、金曜ドラマ「行列48時間」録画を鑑賞。國村さん好きですし、脇は小劇場系役者さんオンパレードということで、ハズレなさそう。お久しぶりに森下愛子さんのお姿を拝見しましたが、ちょっとやつれました?看病疲れかしら。クレジットロールで峯村リエさんのお名前発見。それにしても最近NHKづいてますわ。土曜ドラマ録画も早く見なきゃ。

*****

あちらんこちらんをうろついておりますと、Engelholmのアンドレア選手インタビュー記事を発見(→こちら)
当然、気になるのはやはりムック選手のことなのですが、アンドレア選手曰く、「(彼女は)"Häftigt"だ」。Häftigt?さっそく調べましたところ

・wild
・violent
・heated,impetuous
......
・trendy,smart

おそらく前半の意味なんでしょうなあ。

えー、アンドレア選手ならびにチームはムック選手の持つ偉大なゲームセンスを生かすべく、ムック選手が求める速さに慣れようとしている最中であるとのこと。なるほど、それは大変。またムック選手の熱心さや(守備における)献身的なプレーはチームの刺激となっているとも。どこに居てもお変わりないようで、ああ、プレーを見たいですねえ。

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Engelholm - Katrineholm

試合開始は現地時間17時(日本時間24時)
ちょいと出遅れまして、ライブスコア?hotlineを見始めたのは第1セット終盤から。ありゃりゃ、落としてるし。

第2セット
〇Anfallspoäng / Engelholm / 1 - 0 / Naok Hashimoto
(※Anfallspoäng=アタックポイント)

うわ、いきなり1点目。どんな得点だったんだろう。大笑い大喜び in Japan。

このセットは大差をつけたまま終盤を迎えました。

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最初と最後を自分で締めますか。ムック選手ブロックポイントです。くの字になって喜んではったんやろな・・・。

第3セット
ベングトソン選手in・・・リンドグレーン女史の「長靴下のピッピ」や「名探偵カッレくん」でお見かけした気がするお名前ですな!と一人喜んでいたら、ベングトソンさんは相手チーム選手じゃないですか。おお、こちらはペッテルソンさん。このお名前も見覚えがありますよ。

なんて、おバカなことを考えていたせいではないと思いますけど、相手連続サービスエースで差を詰められ、終盤で追いつかれ、ムック選手もちょっくら交替となってしまいました。すぐさま戻ったものの、セットは落としてしまい、後がなくなりました。あらまあ。

第4セット
このチームはちょっと詰めが甘いのでしょうか?とか何とか呟きつつ観戦。点差をkeepしつつ終盤を迎えました。

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おぉ打ってます。ここまで来て負けられへんもんな。

25-22にてセットを取りました。いよいよファイナルセットです。あぁ、海外に出てもフルセットですかい。でも、フルセットには強いのですよ。

第5セット

ああ、やっぱり冷静にとか無理ですわ。もう試合光景が脳裏に浮かんじゃうもん。

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えー、打ちまくりです。会場の反応を激しく見たいです。
詰めの弱さのせいか、最後になってまたもタイムアウトを取っておられましたが、なんとか15-11にて試合終了。お疲れさまでした。そしておめでとうございました。

おやすみなさい。

2009年10月17日

ではまた

ずいぶん前に録画していたNHKの「SONGS」椎名林檎×松尾スズキ対談を見た後、大阪へ。なにやら多々アクシデントに見舞われつつも、向かった先はもちろん円形劇場。「サッちゃんの明日」観劇二回目です。
センターブロックの良席だったのですが、前に座った男性二人組がドンとした人たちだったこともあり、少々見づらい場面がありました。前回の脳内映像による補完で乗り切りましたけど、せめて前後の座席はズラして並べてほしかったですね。

今回の作品は主人公の鈴木蘭々演じる蕎麦屋の娘「サッちゃん」をこれでもかと不幸が襲いまくるお話ですが、下町人情と麻薬そして身体障害といったテーマがわりあいリアルに描かれるあたり、どこか「大人計画」初期の香りがうっすら漂う作りでした。朝ドラ設定も松尾さんにかかるとこうなりますか。ギリギリの線を踏み越えちゃった人たちと留まる人たちとが織り成す世界には生活と笑いとエロがありました。いやあ面白かった。

台詞、いや物語全体としてはもう一息突っ込んで欲しかった気持ちがなくもなかったんですが、そこまで何でもかんでも作者(=松尾さん)に求めてしまうのは無責任なのかもしれず、そっから先は自分で考えろよということなのかなと、今回のカーテンコールなしの理由はその辺に持っていってみました。個人的にしつこいカーテンコールは嫌いなので(特に大阪はひどい)まったく問題はなかったのですが。

とにかく役者さんが上手かったんで、それだけでも見飽きませんでしたね。特に家納ジュンコさん、初めて観たんですが、レトロ感と動きの達者さがたまりません(いかにも松尾さん好きそうな女優さんだ)。小松さんのインテリお祖母ちゃん役も板につきすぎでしたし、うーん、サモアリナンズって実は凄い劇団やったんでしょうか。

大人計画の役者さんたちはもう安心しっ放しの腕前なんですが、それにしても皆川さん、えらいこと美味しい台詞持って行かはりましたね。まさか皆川さんに感動させられる日が来ようとは。松尾さんも良い味の役でしたし、ああいう芝居が出来るのは楽しいんだろうなあ。

これにて手持ちの芝居チケットはなくなりました。やっぱり阿佐スパの新作は観るべきかなあ。もしも上京したくなるほどVリーグが楽しくなるようであれば、セットにしますかね。

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観劇後、チケットを取っていただいた会社の元先輩と一緒に所用を片付けるべく、日本一長い某商店街を歩いていると、向こうから歩いてくる人がどうも妹の旦那に似ています。(名古屋在住なので)まさかと思いましたが、他人の空似というにはあまりに似過ぎです。接近したところ・・・やっぱり似てます・・・つか本人でした。なんでこんなとこに!?

声が小さい人なんで、その時はイマイチよく聞き取れなかったのですが、後から来た妹のメールによると会社の同期会で来ていたのだとか。いやあ偶然に偶然が重なることってあるんですね。ビックリでしたわ。

ビール飲んでちょっと食べてグチこぼし。相変わらず記憶力のいい先輩です。うちの妹の「うでしろ」事件なんて、私もすっかり忘れてましたよ。
(※「ビーグル犬」という本を読んでいた、当時大学生だった妹が「ビーグル犬は“うでしろ”って書いてあるよ。確かに腕、白いよね」…妹よ、それは「わんぱく」だ、というネタ。確かにビーグルの腕と尻尾は白いんですが)

ああ名残惜しいですが、私は練習へ行かねばなりません・・・すでに無断遅刻ですが・・・

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いよいよ明日はEngelholm初戦ですね。日本時間だと夜中の12時スタートか。あぁ行きたかったなー。TV*Starさんのパスワードが分からず苦闘。何なんだこれは。

2009年10月16日

はんどん

帰りがけに書店を覗くとミシュランマン(の着ぐるみ)がキャンペーン中でした。あ、今日発売だったんですね<京都・大阪編>。母によると「ながほり」も載っていたそうな。

今週はオケの練習が土曜日だもんで、さほど伸びたわけでもなかったんですが、美容院へ。
担当兄さんに手塚治虫全集の話をしたところ、やはりの食いつきを見せられた後、「火の鳥」は絶対に読むべし、とご意見いただきました。そうなんでしょうねえ。でも、今回の全集では「火の鳥」の刊行は来年以降なのですよ。別版で買うべきか否か。

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いまや気乗りしなくなった「月刊バレーボール」を一応立ち読み。内容の薄さは相変わらずでしたが、田中姿子さんのインタビューはけっこう面白かったっすね。ビーチバレーを観ることはないでしょうが(そうでなくとも日焼けしやすい人間ですし)、田中鈴木コンビさんは応援してますよ。鈴木さんは引退しても料理の腕で食っていけそうだなー。

あとは今更ですけど、荒木選手は来季東レでプレーされるんですね。やっぱり海外に出るのに日本に籍を置いたまま、とかあり得ないんだなあ。もちろん海外進出が全てではないですし、彼女の場合は恵まれた体格を生かす高さと速さと(プレーの)美しさが変わらない限り、どこでプレーしたところで大差ない気がするのですけど、ネット上のご意見は皆様おやさしい。私の見方はキツすぎるんでしょうか。もっともSprings若手センターさんたちに至っては、そんな気持ちを抱くことすら稀でしたので、私としてはある意味評価してるつもりなんですけどね。

2009年10月15日

なんやかや

〇松尾さんの新作「サッちゃんの明日」を観てきましたよ。
覚悟していたほどドロドロではなかったけれど、詰まっていたものを文字にするには少し時間が必要です。平日夜にも関わらず、満席でしたわ。

〇本屋にてアトムの続きを買うか、はたまたジャングル大帝にすべきか悩んだのですが、そうだ、私は西武ファン。
というわけで、「ジャングル大帝」を購入そして読了。どうも最初から最後までレオの目と前足にやられっぱなしでした。ただし、あの結末を目にした後では付属の「レオちゃん」を読む気にはさすがになれず。それにしても量産ペースでこれを描いてしまう手塚さんはやっぱり凄いと唸るしかありません。
我ながらちょっと読み飛ばしすぎですね。マニアさんに怒られてしまいそう。せめて二度読みはしなければ(2巻は既に4回ぐらい読んだんですけど)。

〇スウェーデンリーグ開幕まであと少し。どうやらムック選手の背番号は4番の模様(→ここ)。
ざざっと見た感じ、ここEngelholmを含め、各チームとも高身長の選手が意外と少ないですね。むちゃくちゃ高身長の国というイメージはないですが、やっぱバレー人口は少ないってことなのかしら。
どんどこ寒くなっているようで、ファンとしては心配山積みですけど、スポーツを正しく観てくれそうな国なので、その辺はちょっと安心かも。

2009年10月14日

鉱物繊維

「リボンの騎士」(1)(2)読了。
思いのほか一気読み。昨日のアトムよりストーリー性があるせいか、少女マンガにはあまり縁がない人間なのですが、面白かったです。衣装や設定も古典的なのに古臭さを感じませんし、むしろステキでさえありました。

2009年10月13日

ららら

会社帰りにピエール=ロラン・エマールのピアノリサイタルへ。
現代音楽を得意とするピアニストさんですが、今回のプログラムはモーツァルト、ドビュッシー等々なぜかメジャー路線です。

椅子に座るなり弾き始めたエマールさん。名前の通り?物腰柔らかそうな風貌なんですが、地に足ついているどころか、一つ一つの音にはまるで細かい毛根でも生えているかのよう。鍵盤を押し込むように音を出し、切る時はまるで草でも抜くかのような抵抗感が伝わってきます。これは一つの魅力なのでしょうけれど、音楽はその音処理が淡々と進み行く感じ。ベルガマスクってこんな曲だっけ?

休憩を挟んでのショパン(スケルツォ第2番)はさすがに派手な作りの曲ですから、観客さんも含めて盛り上がりましたが、ベートーヴェンはというと、「<エロイカ>の主題による15の変奏曲とフーガ」これまた私の苦手な変奏曲形式です。主題はよく伝わってきましたし、ある意味「正しい演奏」なのかもしれませんが、なんかこうグッと来ることが少ないんですよね。そういう流派なんでしょうけれど。

ただ、アンコールは素晴らしかった!これを聴けただけでも来た甲斐がありました。ブーレーズ作曲の現代音楽だったんですが、とにかく鮮烈きわまりなく、やっぱりこのピアニストさんを聴くならこっち(現代)系だなぁと確信した次第です。今度メシアンを聴いてみようかな。

*****

帰りの電車で手塚治虫文庫全集「鉄腕アトム(1)」を読み始め。

あの、面白いんですけど。
そして可愛いんですけどアトム。

哀愁に満ちた後ろ姿がたまらなくそそられます。私は悪役よりも正義の味方が好きな単純人間なもので。

手塚治虫ブーム来るかも。

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