2009年9月20日

むぅ

チェロのご機嫌たいそう悪し。昨日のあれは一体なんだったのか!


ちょっと調べ物をしていたところ、ひょんなことから出身高校関連サイトにヒットしてしまい、そこから数珠つなぎ検索をやってしまいました。私が所属していたクラブは当時お茶会ばかりだったのですが、今やこの少子化時代に部員数が100人近くにも達するデカいクラブになってしまったようで、もはや軽々しくOBヅラも出来ない感じです。自慢できることといったら、我々の代からチェンジした合宿先@ハチ高原が今も変わらず健在だということぐらいでしょうか。ここは食事が美味しいんですよね。
できるかぎり過去にしがみつきたくない人間なので顔を出すつもりはないですが、そのうち後輩さんたちとご一緒する機会もあることでしょう。

読了本
・鈴木秀美「『古楽器』よ、さらば!」音楽之友社

バロックチェロ(ガット弦)への溢れんばかりの気持ちが綴られた文章は非常に面白かったんですが、読後に何やら引っかかる違和感がありました。・・・あ、マクロビオティック、玄米菜食主義の方たちの熱さとちょっと似てます。バロックの良さはわかるんだけど、ここまで偏ってしまうと違うような気がするのです。ま、少なくとも私の場合はモダンチェロをある程度弾けるようになってからの話ですね。

2009年9月19日

開幕悶々

あらためてスウェーデンはEngelholms VSさんのHPを見てますと、リーグ開幕戦は10/18(日)にホームRönnehallenで開催されるんですね。対戦相手は強豪(たぶん)Katrineholm、前座はEngelholmsBチームとあっては、そりゃそりゃ盛り上がることでしょうよ!妄想とともに、行きたい、この目で見届けたいという気持ちがムクムクと湧き上がり、気が付けば予約一歩手前のところまで駒を進めていました。物価(ホテル代とか)が高い国ですから、いっそ滞在日数を2~3日にしてしまえば仕事もあんまり休まずにすむし、一石二鳥じゃん。しかし、待て待て自分よ。もうこういうことは止めようと思ったんじゃないのか!

一息つくべくコーヒーを沸かしていると、母が通りかかったので「パソコンの画面見てたら簡単に行けそうな気がして、危うくスウェーデンに行きそうになってたわ。行き帰りで一日かかるのにねぇ」と冗談交じりにほのめかすと「行けばいいやん」と事もなげに返されてしまいました。いやいやそんなに簡単に言われても。っつうかその物分りよさ(?)はもっと昔、私の学生時代に欲しかったですよ。

ま、現実問題その予定で渡瑞してしまうと、仕事はともかく断りづらいプライベート予定をキャンセルせねばならないのが面倒なうえ、お金だって無尽蔵ではありません。ああでもムック選手のデビューは見たいよう!

煩悶の結果、ひとまず10月に行くのはやめました。チェロケースも欲しいし、自転車も買わねばならんのだよと、心によくよく言い聞かせまして、まぁ諦め悪い心ですし、もしかして10月にちょっと消えてたら行っちゃってるかもしれませんけども。ただ、4月の決勝リーグまでは待てませんし、そもそもその時期に休めるかどうかも現時点では分からないので、それまでに行きたいとは思ってますけどね。

そんなこんな調べモノをしていたら夕方、時間が経つのは早いものです。夕飯を食べた後、迷惑にも練習。指の調子がよく、楽器の鳴りもよかったもので、はりきって練習してしまいました。終われば22時近く。ご近所さんに弾くならもっと早く弾けよと思われてそうですな。申し訳ない。

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Springsの開幕戦は岡山さんだそうで、翌日がJTとのこと。逆かと思ってましたが、まあ気楽に観に行けそうです。

2009年9月18日

あれもこれも

先日、私には珍しく、とあるJ-POPSのアルバムを購入したんですが、聴いてみると肝心のお目当て曲が入っておらず、調べてみるとどうやらシングルカット盤にしか入ってない模様。あちゃーと思いながらも帰りがけにタワレコへ。

9月は25~27日がポイント3倍だそうですが、ま、1,050円だしなぁと買っちゃいました。我慢のできない人間ですから連休中に聴きたいんですよ。クラシックコーナーに行くとまた要らんものを買ってしまいそうなので、さっさと店を出ようとすると例のブツが目に入りました。ビートルズリマスター盤です。いやぁ、もうこの紙ジャケを見てるだけでドキドキしちゃいますね。まず買うなら「Magical Mystery Tour」と「Rubber Soul」かな。中学時代に初めて聴いた「Help!」もやっぱ欲しいなあ。しかしマニアックに聴き込んでいるわけではない人間にも違いは分かるものなんでしょうか。しばらく静観しよう。

TOWERを抜け出して今度はヨドバシへ。私にとっては難関続きですが、なんとか用事を済ませたところで流行りのミニノートPCコーナーへ差し掛かりました。私のイーモバイルさんは今や部屋のどこかで休眠状態ですが、毎月2,000円払い続けるのもなんですし、端末を変えれば使いようもあるかなと軽く物色。や、その前に解約すべきなのかな?

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さあ明日から連休!と打とうとして「練習」と打ってしまいました。深層(というほどでもないけど)心理が働いたんでしょうか。シルバーウィーク最終日にレッスンをお願いしているので練習しなくちゃいけないんですよね。部屋を掃除して、あれしてこれしてたら・・・すぐに終わっちゃうことでしょう。

2009年9月17日

はずれあたり

昨夜23時も過ぎた頃になってケータイにメールが入り、見ればチェロの師匠からです。何ごとかと見れば「明日のコンサート、招待券を窓口預かりにしておくから」とのこと。確かにお願いしてはいましたが、あれは2週間前のこと・・・てっきり忘れたのであろうと思い込んでました。ま、特に予定もありませんでしたから、ありがたく行かせていただいたのですが。

〇大阪フィルハーモニー交響楽団 第431回定期演奏会

・スーク/組曲「おとぎ話」
・アルチュニアン/トランペット協奏曲
・ドヴォルザーク/交響曲第7番

総じて印象に残らないコンサートでした。
オープニングで爆睡してしまったのは睡眠不足続きだった私の責任だとして、2曲目もトランペットが上手いことは分かりましたが、それだけというか。そしてなによりメインのドヴォルザークにいたっては消化不良の感ありあり。ドヴォルザークの命ともいえるリズムの軸足がどうにも定まらず、指揮者さんがどういう曲にしたいのかも今ひとつ伝わらないままテンポはどんどん上がり、怒涛のように終わっちゃいました。指揮者の責任なのかオケの責任なのか、たぶん両方なんでしょうけど、大フィルはここ最近ずいぶん弦楽器が良くなったと感じていただけに、オケとしてもっと深く作りこんだ演奏を聴きたかったですね。実はこの7番、大学オケで交響曲デビューを果たした曲なんで、思い入れが強いんです。

終演後はチケットを頂いたことだしと、ゆるゆる楽屋口へ。ほとんどの楽団員さんたちが退出され、トランペットさんのサイン会が始まったあたりになって、ようやく師匠の姿が見えました。ほんとにいつもなぜこんなに遅いのでしょう。謎です。帰りは師匠の車に同乗させていただいたのですが、発進するなり「さあ聞こう。どうだった?」うわ、いきなりですか。回転の遅いアタマと貧弱な語彙と振り回しながら「・・・あっという間に終わっちゃいましたねぇ」

なんでも7番を演奏するのは10年以上ぶりなのだそうで、師匠もお好きな曲なのだとのこと。ま、チェロ弾きでこの曲をキライな人はなかなか居ないでしょうが、ダメ出しやら何やらを好き勝手に喋っているうち駅に到着。〇〇先生からもらったという外国産ビールをお裾分けしていただいて帰ってきました(私は手ぶらだったのに)。

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携帯プレイヤーにつけているイヤホンの断線っぷりが酷くなってきたので、新しいイヤホンをネットで物色。ウン万もするようなものは対象外だとしても、コレで音楽を聴く時間が一番長いわけですし、弦楽器の音はそこそこキレイに聴こえるものの方がいいよなーと、数々のレビューを読み悩みながら、結局は今も使用しているDENON製をポチッ。ただ少しランクは上げたので、悪くなることはないでしょう。

2009年9月16日

出発

ようやくムック選手の移籍先が正式発表されたようですね
(連絡いただいた方々におかれましては、ありがとうございました)

スウェーデンですか。
同じ北欧でもデンマークリーグの存在は明名さんのブログ等で目にしていましたが(そして、そのデンマーク男子リーグには今季日本人選手が二名加入されるそうで)、スウェーデンのリーグというのは初耳でした。何のかんの言ってもおそらく移籍先は(オランダがダメでも)かなり小さな根拠から、海外それもおそらくヨーロッパだろうと踏んでいましたが、今はとにかく選手生活を続けてくれるというだけで嬉しいです。記事をざっと読んだ限りではまだまだ野望も持っていらっしゃるのでしょうか。

このEngelholms VSというチームがある?ngelholmというところは地図を広げてみると、かなり南の方ですね。ストックホルムよりもコペンハーゲン(デンマーク)の方が近いんじゃないのかな。コペンハーゲンで飲んだツボルグ(生)とスペアリブは美味しかったなーとか、ストックホルムでは歩くのもままならないほど酷い目にあったなーとか、ちょっといろいろ思い出しました。アイスホッケーとバレーボールを楽しむ旅なんてのも楽しそうだなあ。「スウェーデン語入門CDブック」売るんじゃなかった・・・。

いやいや、そんなことはさておき。
これから寒くなる季節ですし、なかなかに寒いお国という印象もあります。お体にはくれぐれもくれぐれもお気をつけて、でも、ムック選手のパワーを遥か彼方の地で見せ付けてきてほしいとワクワクしてもいます。

あああ、でもほんとによかった。ムック選手を始め、いろんな人たちに感謝です。

2009年9月15日

取っ掛かり行き詰まり

今日も一日いまひとつ調子上がらず、ためしに血圧を測ってみると上も下もいつもより10以上低く、そりゃしんどいわなと納得しましたが、こんな日に限って休み明けだわ連休前だわで、外為関係の仕事がどっさり到来。や、忙しいのはありがたいことなのですけどね・・・。

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レッドウィングスに板橋さんと成田イクさんがご加入だそうで、特に悪いニュースというわけではないのですが、お二方とも前回リーグでのパフォーマンスは正直良いとは思えなかっただけに、この移籍がメイン級と捉えられる所にまた日本バレー環の縮小を感じてしまいます。もちろん頑張ってはほしいのですけどね。


2009年9月14日

浮沈

今日はもちろん有休だったのですが、結局お昼近くまでグッタリしておりました。昨日水分を取らずに寝たのがマズかったんでしょうか。ああ気分悪い。しばらくアルコールは飲みませんから、早く治してください神様!って感じでした。

どうにかせねばと味噌汁を作って飲んだのですが、さすがにスッキリとまではいかず。電話工事の見積りにやってきた電器屋さんのお相手をした後、今度はお風呂療法を試みてみました。汗をかいて多少マシになりましたけど、こりゃ今日はダメだ...しかし、着替えて大阪へ。

向かった先は淀屋橋のほど近くにある大阪倶楽部。バロックチェロの世界的第一人者である鈴木秀美さんのリサイタルを聴きに行ってきました。前方席はほぼ埋まっていましたが、なんとか見えそうな位置を確保。仕事でギリギリになっちゃうかもといっていた人たちも無事に間に合いました。やれやれ。

入口で頂いた袋入りのチラシを眺めていると、うわわ、11月にあのプラジャークカルテットのコンサートがあるじゃないですか。しかも曲目はスメタナの「我が生涯より」と「皇帝」ほか。ん、〇年前に聴いたのと同じプログラムか?開催日が気になりますが、行きたいですねえ。

「鈴木秀美のバッハ」
演奏曲目
・J.S.Bach:無伴奏チェロ組曲第1番
・J.S.Bach:無伴奏チェロ組曲第4番
・J.S.Bach:無伴奏チェロ組曲第5番

一番のプレリュード、まだ楽器が鳴りきってないかな?なんて思うそばから耳障りな音が聞こえ始めました。例のチラシ袋です。ちょっとパリパリした袋だなあとは思ってたんですが、これを演奏中にいじる人たちが続出。あちこちから絶え間なくパリパリパリパリ聞こえてくるんですよ。気にしないようにしようとすればするほど気になってたまりませんでした。次回からは改善してほしいですね。

肝心の演奏はというと、これはとても素晴らしかったです。やっぱバロックにはバロックにふさわしい楽器があるんでしょうか。スラーに工夫があるせいか、ビブラートがなくても(←そういう演奏形態なので)音楽が切れるということはなく、オルガニストでもあったバッハ的小宇宙世界を堪能させていただきました。基音がどのフレーズでも鳴っているのが印象的でしたね。そして次のレッスンには3番の続きを持っていくつもりにしてましたが、1番はやっぱり良い曲だったので、やはりリセットにふさわしく1番から弾こうと決めました(永遠のプレリュードになってしまう可能性も高いですが)。

休憩の後、5番を弾かれる前に鈴木さんご自身による曲目や楽器ならびに演奏の解説がありました。いやあユーモアセンスもステキで面白かったですよ。付点の音楽は「威厳」を表すという解説などは松岡先生の話をちょっと思い出しました。「運命」の2楽章なんてモロに付点音楽ですよね。威厳かあ。
5番は調弦を普段のド→ソ→レ→ラからド→ソ→レ→ソに変えることで有名ですが、弾く方にとっては多少やはり弾きづらいものなのだそうで、しかしこうすることで特殊な和音が作ることができるとのこと。すぐに分かりますよ、とのことでしたが、私に聴き取れたのはE/Fisの和音ぐらいでした。帰ったら楽譜を見てみようっと。

終演後、軽くめはりずしを食べて帰宅。

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読了本

・高千穂遥「ヒルクライマー」小学館

ダーティーペアは中学時代、周りのマンガ・SF好きが何だか騒いでいたような記憶があるんですが、私はまったく読んだことがありませんので、高千穂作品はこれが初めてです。
いやあ、むちゃ面白いですわ。次へ次へと頁をめくりたくなりました。小説はなんといってもこの衝動が全てですもんね。影響されやすい私のことですから、もちろん自転車に乗りたくなってしまいました。良い季節ですしねえ。ヒルクライムはさすがにちょっと・・・ですが。
つーか自転車ほしいよー。

2009年9月13日

省みる

コンサートそのものは大きな事故もなく無事終了。チケットのばら撒き他でホールが満員どころかパンクしちゃうかもという危惧があったのですが、なんとか定員内でおさまったようです。個人的には本番前に頼まれごとをしていたのに、行き違いや情報伝達不足でお役に立てず、大いに悔いが残ることとなりました...すみません。

演奏の方はといいますと、今回のプログラムはWシンフォニーということもあり、特にエネルギー配分には気を配っていたのですが、本番で要するエネルギーって練習時とは明らかに違うんですよね。「運命」が終わった時点で予想以上に体力を消耗してしまい、ブラームスの一楽章はしばらく惰性で弾いてしまいました。3楽章あたりでは弾きながら他のことを考えちゃってましたし、集中力の欠如もいいとこです。自分の力を最大限に発揮できる状態を作らないとなあ。これまた反省。

オケ全体としては、しっかりした組織運営や立派なホールなどといった見た目の派手さに演奏がまだまだついていってないなあという感じ。特に低弦は完全にヴァイオリンの足を引っ張っている状態ですから、これは次回までに真剣にどーにかしなければ。

打ち上げ二次会で某ベース氏と大喧嘩。演奏会まではなんとか我慢してきましたが、確信犯的に爆発そして予想通りお互いエスカレート。尊敬している別ベース様に仲裁されて矛を収めましたが、私もこれだけ大口を叩けばそのまま自分に返ってくるわけですからね、これくらい自分を追い込んどきゃ少しばかり気合入れて練習できるってなもんですよ。へへっ。

意識こまぎれになりながら、なんとか帰宅。いろいろヤバかったです。やっぱホテル取っときゃ良かった...。

2009年9月12日

直前になって

昨日の合奏で判明した盲点箇所をさらっていたら、あっという間に3時間が過ぎてしまいました。夜はまた全体練習。ここまでギリギリになってようやくオケの集中力が上がってきました。個人的にはオケ曲をこんなに練習したのは大学卒業以来のこと。できれば諸々うまく行ってほしいもんです。

8年前このオケを辞めた背景には、それはもういろんなことがあったのですが、今回こうして復帰できたのは、誘ってくれた人たちの気持ちはもちろんですが、それ以上に大きかったのはバレーボール観戦の日々なんですよね。

才能ある人たちが、限りある選手生活を実りあるものにすべく全力を尽くす姿勢は私に大きな影響を与えてくれました。「自分自身を少しでも越えていこうとすること」を音楽というカタチで少しでも表現できればと思ってます。音楽に限ったことではないですが、これからも日々精進であらなくては。

バレーといえば、Springsも明日からサマーリーグですね。プレミアチームの参加がほとんどなく(相手あってのスポーツだけに)例年に比べて面白要素が少なそうな気はしますが、まあ無難に優勝勝ち取ってくださいませ。

2009年9月11日

熱烈応援

「hon・nin」は本日発売でした。10日発売のはずだったのに、どうしたんですかね。明石家さんま特集だけちらっと読みましたけど、面白いっす。インタビュアーの北尾さん(編集長)が編集後記で「心に師匠を持っていること」に触れられていたのも印象的でした。

そして・・・うほーっ!

大村加奈子選手が京都府の先生に 来年度から高校の保健体育を担当(京都新聞)
女子バレー:元五輪代表大村さん、京都の高校教員試験合格(毎日新聞)

見事合格おめでとうございます。京都府は優秀な警察官を一人確保し損ねてしまいましたけれど、バレー界にとっては素晴らしいニュースですね。頭でっかちで権威主義の教師集団(しかもイケズ揃いの京都人)の中で苦労されるかもしれませんが、これまでの数々の困難に比べれば何のその!でありますように。カナコさんに教えてもらえる生徒が羨ましいなあ。

*****

本番まであと2日・・・とは思えぬ反省点が数々。幸い明日は練習時間がたっぷりありますから、ヤバい箇所はできるだけ克服しておかなくては。あーあー。

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