2008年8月11日

動きの美

仕事中、北島選手金メダルのニュースが流れました。あちゃーテレビつければよかったなあ。やっぱりスポーツはライブで緊張感つきで味わうのと、そうでないのとではまるで印象が違ってしまいますからね。

帰宅後に何度も映像が流れましたが、北島選手の泳ぎは他の選手に比べてダントツ飛沫が少ないですね。強い選手の動きがこぞって美しいのは、それだけ動きが合理的で、体の利にかなっていることの現れだと思うのですが、なんですか父の話によりますと、今回の北島選手の泳ぎは東工大の流体工学チームとの共同研究で、全体のストローク数を2回減らしたものなのだそうです。トップという極限を目指す次元というのは、常人レベルでおいそれと語れるようなもんじゃないのでしょうね。安易に「感動をありがとう」なんてセリフを吐くことすらためらいを感じてしまいます。

それとは反対に、とまで言ってしまうと語弊がありますが、バレーボールはベネズエラ戦を観戦していて疑問に感じたこと。荒木選手ってこんなに打点低かったでしたっけ。彼女の体格からしたら、もちっと高いところで打てるでしょうし、そうすればもっと幅のある攻撃が出来るように思えます。今の彼女のプレーが他の選手と比べて良く見えるのは仕方ないとしても、私にはまだまだ力任せの感が強く、身体能力を活かしきった「美しさ」の域には達していないように見えるのです。

それがトスのせいなのか彼女自身のせいなのかは分かりませんが(なんたって大きなケガをしたことがないですしねえ)、考えてみれば彼女は「セッターに育てられた」ことも「セッターを育てた」こともないアタッカーなのではないでしょうか。間違ってたら申し訳ないですけど、イタリアではぜひとも良いセッターと巡り合ってほしいものです。

そして、サクサク進む試合を見ながらつくづくと思ったのですが、私、ヤナギモト=タケシタバレーに心底飽きてしまいました。格下相手も格上相手もいつかどこかで見た光景ばかり。もうここから新しい何かが生まれることはないでしょう。
「明日のポーランド戦に備えてバックアタックを多用してるんだと思いますね」
真鍋さん@AMラジオの爽やか解説もあいまって眠気増幅。
おやすみなさいませ。

2008年8月10日

思い切り勝負

内柴選手、強かったっすねえ。
昨日から指導ポイント一つ判定勝ち(負け)を見続けさせられて、柔道つまらん〜と思いかけていた気持ちを戻してくれるような連続攻撃に単純人間は興奮してしまいました。イッポン!ニッポン!ブラボー!
中村美里選手も良かったですよ。バレー選手で言うとリベロ顔、いい表情してるなぁと思いました。次回はもっと決め技を増やして魅せてほしいです。

それからバレーボール男子イタリア戦。これも見ましたぞ。
やっぱ本番ではそれなりに強いのねイタリア。

解説の真鍋さんは極めて定石といったことしか口にしておられませんでしたから、テレビ国際戦オンリーなファンには物足りなかったかもしれませんが、

「リードがないと攻めのサーブは打ち切れない」
「サーブで少々崩されてもセンター線を使える」
「ムードを作っていける選手」

一Springsファンにとっては終始置き換えしながら聞くことができて、これはこれで楽しめましたよ(誘導したがりな解説をウザいと思う人間もいるんです)。朝長選手の次の手を予測しては外されまくっていましたが、かといってその朝長選手のトスで決まっていた印象もあまりないんですよね。むしろ真鍋パターンだったらどうなっていたのかと、ちょっと気になりました。

というわけで、本日勝敗の差はあえて言うならやはりセッターかな。あとジャンプサーバーの成功率ですかね。途中交代した宇佐美選手はカンペキ先発型なんですし、植田監督はいったいどういった試合展開を狙っておられたんでしょう。サイドの交代が有効だっただけに、トスワークを取るのかブロックを取るのか。あらためてセッター人選は本当にこれがベストだったのだろうかと少々疑問が残ってしまいました。

なにやら外野にイライラしそうになってますが、冷静かつ謙虚に、惑わされないようにしなくては。

2008年8月 9日

自分は自分

ウェイトリフティングを見ながらブランチを。
シンプルな競技になればなるほど面白く辛いですね。三宅選手がどこまでメダルを狙える位置に居たのかまでは分かりませんが、この日のためにひたすら頑張りつづけてきたことが報われるかどうかの運も実力の内。ジャークでの意地には思わず目頭が熱くなりました。メダルを取れなくっても・・・なんて言葉は無意味に近いんでしょうけど、立ち上がってほしいです。

夕方、ひさしぶりに三ノ宮へ。
やけに浴衣姿が目立つなぁと思えば、あっそうか今日は淀川の花火大会かー。うっかり忘れかけていたサマーリーグチケットの発券をすませた後、バタバタと移動。えー、なにやら高校のプチ同窓会へと出かけてまいりました。

私、どちらかというとフェイドアウト気味の高校生活を送っていたもので、周りとの付き合いもあまりなかったんですよね。ただかろうじてクラブ活動だけはやっておりまして、そこで顔の広い友人に恵まれたために、こうしてお誘いをいただいたわけです。卒業以来初めて会う人やら在校時代にも一言も喋ったこともない人やら、人見知りは内心アワアワ状態でとっても疲れましたけど、たまにはこういう刺激も必要なんだろうなあと。同級生の近況を聞くにつけ、みなさんパワフルかつワールドワイドなのにあてられ、そして感心しっぱなしでした。やっぱこの高校って濃かったのかなー。

お店はこれまた同級生が働いているBarだったんですが、料理もお任せならお酒もワガママ言い放題。いやいや素直にとても美味しかったです。ちゃんと場所を覚えておかねば~。それにしてもこういうサービス業に従事できる人って凄いですね。身体はタイヘンだと思いますが、頑張ってください。

そーとー飲んでの終電帰宅後、アメリカ戦をちらりほらり観戦する気も起きず、戦評めぐり。目新しいこともなく、いつものように負けただけのようで。もはや今さらゴチャゴチャ言っても仕方ないじゃんね。そしてこの期に及んでまだオーバートスとか言いますか?ばっかばかしい。

ここまで来れば、どの選手にも自分の一番得意なプレーを最大限に発揮できるよう、シンプルな思考で臨んでほしいです。

2008年8月 8日

八八八八

とっとこ帰宅。
やっぱ開会式は生で見なきゃ。

開幕の花火は五輪への幻想が薄れてきた今でもやっぱりドキドキしましたし
「有朋自遠方来、不亦楽乎」のフレーズにはガーンと胸打たれました。
某・美国が逆立ちしても得られないような深淵なる文化を持っているのに、悪いイメージばかりが広がる中国、実にもったいない話です。他国の心配をする余裕をかますほど、我が日本もさほどステキな現状とはいえませんが、情報化社会における大国維持というのは中国然りロシア然り、至難のワザなのでしょうね。

と、そんな感慨を抱かせつつも、あれやこれやとアピールしまくりな世界三大発明物語は少々長過ぎの感があり、入場行進が始まる頃には疲れて眠くなってしまいました。ま、Springs3選手の存在確認は出来たので良しとしますか。最初のクローズアップがカナコさんだったのには思わず大笑いしてしまいましたよ。さすがです。本番コートでもぜひこの笑顔を爆発させてほしいですね。

おやすみなさい。

2008年8月 6日

追悼

朝から会社へ自家製スイカ運搬。重い荷物には慣れているとはいえ、うっかり落としでもしたら「独りスイカ割り大会」になってしまいますからね、ちょっと緊張しましたよ。

ガンガンに冷房の効いた電車でレスピーギの「リュートのための古い舞曲とアリア 第3組曲(←試聴可)」をヘビーローテーションで聴きまくり。うーん、いい曲です。練習も楽しみです。が、楽譜は正直あまり面白くないんですよね(特にシチリアーナ)。メロディなんざぁなくとも構わないのですが、「縁の上の力持ち」O型の血が納得しない譜面とでもいいましょうか。

会社で思いがけない方の訃報を聞き、愕然。
まだまだお若く、昨年末お会いした時はそれほど悪いようにはお見受けしなかったのに...。お香典だけでもと、何人かの方にそれとなく話を伺ったところ、背景には少々込み入った事情があったようで、生きるも死ぬも天国地獄こもごも。せめても御本人さんには悔いが少なかったことを願いたいです。

例のレスピーギをレクイエムに見立て、しんみりと聴きながら帰宅。

2008年8月 5日

その先

朝5時、パリパリいう音がするので覗いてみれば、妹が韓国海苔を食べてました。しかも次の瞬間には布団で二度寝していたという・・・謎です。

仕事を終えての帰り道、次のコンサート演奏曲目のCDを買わねばと、禁断のTOWERへ。案の定余計なのを買ってしまいました。お金ないのにー。

ヴェルディの弦楽四重奏曲が見つからず、イタリア系作曲家のCDにカップリングされてるんではないかと踏んだところ大当たり。ロッシーニの室内楽CDに入っていました。しかし実際に聴いてみて、そのマニアックさにビックリ。私が客だったら確実に寝ちゃいますよ。つか、それ以前に譜面が難し過ぎ・・・。エチュードかのような気色悪い音階が弦楽器ユニゾンとかねー、想像するだに怖いです。いくらノリがすべてのイタリアンといっても適当に弾いて良いわけじゃないですからね。

そんなこんなで昔からイタリアというと、いーかげんでちょっと大げさなラテンといった固定観念があった私には(キライなわけではけっしてないです!)バレーを見始めた当初、イタリアがガチガチのデータバレーを採用しているという事実に納得行かなかったことを思い出しました。

もちろん須賀敦子さんの著作などを読めば、陽気なラテンという表現だけでは片付けられない姿も見えてくるのですが、それでもやはりイタリア=自由な国、美しいものをこよなく愛する国といった印象は抜けきれず、型にはめられたイタリアってなんかイメージ違うなーと感じたんです。ボニッタ元監督ご自身もイタリアンですけれど、最終的にボイコットされてしまったのは、そういった国民性とも無関係ではなかったのではないかと邪推してしまいます。

はてさて、そう考えると日本らしさを生かせるというか、規律から一歩前進し、自由なバレーを展開させてくれそうな監督って誰なんでしょう。個人的にはやはり一度アビさん監督を見てみたいのですが、JVAお偉いさんの総入れ替えでもない限りはあり得ないんでしょうね。

ま、現上層部がこれほどあまたの不祥事不手際を繰り返しながら、誰一人弁明するでもなく居座り続けていることの方がよほど不思議ですが、おそらく当事者の皆さんには被害者意識しかないんでしょうな。

開会式を控えてドキドキ!てな時期であるにも関わらず?
ことバレーボールに関しては、after五輪しか頭にないのでした。

2008年8月 4日

どうとでも

暑さ五輪も彼岸まで―もう少しの辛抱です。はぁ。

今日も朝から無性に暑い一日でしたねぇ。
ひっさしぶりの化粧下地がイカンかったのか、特に塗り込んだわけでもないのに汗が噴き出し、かと思えば電車(や会社)は極寒。帰りの電車でお腹が痛くなって困りました。なんなんでしょ、このアンバランス感は。

そんなこんなで帰宅するやグッタリ。夜中に妹が帰ってきてたんですが、すっかりのびちゃってました。

読了本
・二宮清純「プロ野球の一流たち」講談社現代新書

いつぞや読んでいた講談社のPR誌「本」の連載をまとめた新書ということで、二宮さんはあまり得意なライターさんではないのですが、購入してみました。

エーっと、普通には面白いです。ものすごく面白い箇所も多分にあります。
でもやっぱり私、この人の大上段に構えた姿勢が苦手です。インタビューでもなんでも普通に聞き書きすりゃいいのに、最終的にそれを自論の証拠がために使っちゃうとことかね。そりゃあ自(編)著なんだから何をしようと自由ですよ。でも、なんというか全編を通して小賢しく、血の味がしないんですよね。それじゃあ読者の心には響かないんじゃないかと、あくまで私個人的意見ですけどね。

2008年8月 3日

気分上昇

肌の具合も徐々に良くなってきましたんで、昨夜は薬を飲むのをやめてみたんですよ。
そしたら朝から気分は良好すぎるほどに良好。ここ数日、鬱々とした気分が晴れなかったのが嘘のように頭の中がこざっぱりと。ふだん薬を飲みつけないから効き過ぎちゃうんでしょうか。たまには先々のことを考えろと言われそうですが、滅入ってるだけではなんら解決の道筋が立ちませんからね、性分ですからほどほどに、と。

日曜出勤の母に、めずらしく弁当なぞを作り、その後もあれやこれやと家事をこなしながら、オリンピック用にHDD残量を空ける作業を繰り返すうちにあっという間に夕方。はやいねー。

本日の夕食はゴーヤ&生姜のカレーならびにミョウガ寿司。
味はどちらもなかなかイケてたのですが、酢をたくさん使うカレーだったので、取り合わせとしてはイマイチでしたねぇ。

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「みょうが寿司」

夕食後ちょいと出かけた先の本屋にて「O型の説明書」を発見。お、とうとう出ましたか。ちらっと立ち読みしてみましたが、けっこう気になるフレーズがちらほらと。あー読みたい、でも買うのは恥ずかしい。悩む所ですね。
・・・そんな時のAmazon・・・ああいやいや。

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いくらなんでも、こんなにたくさんどうしたもんだか。


数ヶ月ぶりにチェロをまともに練習。
なんとか指は動くし弓も持ててます。ぼちぼちやりますか。

2008年8月 2日

悶々

目が覚めると12時半。泡食って会社に電話すると、上司に「何回そんなことをやってるんだ。だいたいキミの普段の仕事ぶりを見ていないと思ったら大間違いだ」とかなんとか怒られるという、妙に心がちくちくする夢で目を覚まし(や、実際に言われたことはないんですけど...)、ベッドの上で「今日は何曜日だったかな」と自問自答することしばし。
「間違いなく土曜日!」と確信して二度寝したんですが、夢見悪さがいけなかったのか今ひとつ良く眠れぬままに起床する羽目になりました。

やりたいこと、やらなあかんことは山ほどあるはずなんですが、体はまったく動かず、セミの抜け殻のようにベッドやらクーラー部屋でゴロゴロしまくり。昼食にキムチ焼きうどんを食し、ちょっと痒みを感じながらも、胃下垂はたしか食後はゆっくりした方がいいんだよなと、都合よい解釈片手にふたたび横になり、ホンマにどこかおかしいんとちゃうかという勢いで腑抜けな時間を過ごしまくったところ、夕方になってようやく立ち直ってまいりました。1週間の疲れ、とくに精神的なヤツは取るのに半日かかるようで。

そんな怠け者と交代するかのごとく、菜園仕事でグッタリになってしまった母。
夕食ぐらいはと台所でゴソゴソ。といっても作ったのは鯵のたたきとタコの刺身、そしてトマト&ゴーヤのスープだけなんですけどね。スープの方はちょいと塩味が足りませんでしたので、二杯目からは酢と卵そして唐辛子を足して酸辣湯にしてみました。そしたらこれがなかなかのヒット。そーいやトマトの酸辣湯っていうレシピ見たことあるもんなあ。今度また作ってみましょう。

夕食後なんとなく喉がかわいたので冷蔵庫を開けると、そこには(数日前から)鎮座ましましたスイカが半玉。私、スイカってあんまり好きじゃないんですよ。甘さも中途半端なら、あのタネを噛んでしまったときの感触!ぞぞっ!
とはいえ、いつまでも置いておくわけにもいきませんし、そもそも私はあまり腎臓系が強くはない人間です。ここは薬だと思って食べるとしますか。えいっ(大げさな)

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食べましたよ。や、もちろん切ったヤツをですけどね。
むちゃくちゃ熟していたおかげか、おぉ、わりと「おいしく」平らげましたよ、この私が!

今年はスイカ克服なるか?

****

夜、思考が嫌な感じに泥沼袋小路に入りかけ始めたので、めずらしくテレビ三昧。「帽子」「海猿」とヒューマンドラマが続いた後に「33分探偵」。
堂本の剛くんはキライではないのですが、これは悪いバージョンですね。ぽっちゃり具合と髪型の変さとセリフのもったり加減にイライラしまくりつつも寝入ってしまい、うっかり結末を見過ごしてしまいました。
ちっとも残念ではないのですが。

とにかく寝る寝ろ。

2008年8月 1日

しんとする

朝起きると、前日よりも肌具合がマシになったような。
やるなジルテック!

昨日はさんざんでしたが、今日はなんといっても金曜日あと1日。
残務処理やらなにやらをセクセクとお片付け。

帰りがけに久しぶりに本を買い込み、電車の中で1冊ずつ・・・。

・吉行理恵「湯ぶねに落ちた猫」ちくま文庫

亡くなられたのは最近のように思っていましたが、カバーを見ると2006年に亡くなっておられたんですね。手にとった文章に心吸い寄せられ、猫好きというほどではないですが購入。
そういえば本業の詩作は読んだことがないんだよなあ。

なんと繊細な。
絶句してしまうほどに
ひたすらにまじめに自分の心に向き合い続けた人だったんだろうなと。
堅苦しいというわけではないんですが、心が温まりつつもキュッと苦しくなるような
珠玉の随筆集です。

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