2010年3月 6日

初タラ

午前中は珍しく出社。手伝いをした後は会社という場を活かし、オケのパート譜製本に精を出しておりました。裁断機があるとないとでは仕上がりに大きく差が出ますからね。

昼食後解散となり、夜の飲み会まではまだ6時間もあります。家が近けりゃ帰って寝るか練習するかというところですが、それもまた面倒。ならば・・・映画でも観ますか。天六のホクテンザで後輩さん激賞の「イングロリアス・バスターズ」がまだ上映されていることは確認済みですしね。

そんなこんなで急ぎ向かったホクテン座は地下・1階がピンク映画館という味ある建物ですが、入ってみればOKOKいい感じ。メジャー作品とあってか客入りもまあまあ。スクリーンの雰囲気は売布のぴぴあと似てるかな。

実はワタシ、タランティーノ映画は初めてでして、「レザボア・ドッグス」も「パルプフィクション」も「キル・ビル」も未見のまま(DVDは持ってるんですが)今回の「イングロリアス・バスターズ」にトライした次第。これにしても公開されたのはいつだっけ?ってな話なのですが、まあ間に合ったことにしておいて下さい。

二時間半という長編ながら、全く時計が気になりませんでした。冒頭は怖くて退席したくなりましたけど(ビビりなもので)、最後まで観ることができて良かったです。ナチスをなぶり殺しだなんてね、しかも映画という素材と手段を使い尽くしてそれをやっちゃうなんて、おいそれと出来ることじゃないですよ。メジャーでやってしまうのがこれまた凄い。たくさんのキャラも書き分けに配慮の跡が見られ(その末路も含め)感服しきりでした。

演じる俳優さんも良かったですね。ブラッド・ピットの三枚目キャラは大いに笑えましたし、ヴァルツさんでしたっけ、あの酷薄極まりない演技も全編素晴らしかった。女優さんの美人っぷりも良かったし(宣伝スチールは正直疑問なのですが)とにかく満足。
やっぱり映画館で映画を観るっていいなあ。

ヨドバシカメラとソフマップにて、しばし散策買物した後、飲み会へ。盛り上がったのかどうなのか分からぬままに終電帰宅。つかれたー。

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