2009年6月20日

日本酒こわい

HDD→DVD-RAMへと移行作業に励めば励むほど、ブルーレイ購買意欲がいよいよ下がってくるのはどうしたものか。せめて東芝がブルーレイ対応機種を出してくれればなあ。

夕方、ザルな友人と三ノ宮で飲み。日本酒メインのお店なので、若干の不安を抱きつつも楽しくエビスで乾杯。

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奥にあるのは(実はちょっと苦手な)鯖寿司。逆向きから写真を撮ろうとしたら直されちゃいました。このエビが正位置なんですって。

うまーうまーい!と調子に乗っていたせいか、必然的に会話もエキサイト。マスターやお隣のお客さんまでも交え、テーマは東北論からさらには関西の作家論へ。会話の経緯も内容も半分以上記憶になく、そして気付けばどうも胃の腑あたりがキモチワルイことに。こんなに美味しく飲み食いしているのに理不尽な・・・。トイレから出て、ふと時計を見ると23時過ぎ。うわっ!店に入ったのは18時でしたから5時間以上ですやん。さすがにちょっと驚きました。

よれよれしながら帰宅途中、ハデに転んで手のひらを痛打。どこの酔っ払いや。作業途中のDVDをひとしきり片付けたのち就寝。

2009年6月19日

音責め

・・・呪い殺されるかと思いましたわ。

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先日取れてしまった歯の詰め物がシャレならん大きさだったので、致し方なく数年ぶりに歯医者へ行ってまいりました。近所ではなかなかの人気医院なのだそうで、確かに待合室も治療室も病院っぽい匂いや雰囲気があまりなく、スタッフさんと始めとしてお医者さんたちも笑顔満載ですこぶる感じよかったです。が、やるこたぁ基本的に一緒ですからねえ。

治療椅子に案内され、己のレントゲン写真と向き合いながら待つことしばし。気を遣ったアシスタントさんがディズニー映像に切り替えてくれた直後、若くていかにも体育会系な担当医さんが登場。

レントゲンを見ながら「28本揃ってますね。これをこのまま全部残すようにしましょう」
「ひとまず(詰め物が取れた)歯の具合を診てみますね。ただ、程度によっては神経を抜かないといけないかもしれません」

…さっき28本残しましょう、言うたやないかい…

歯の治療が大好きってな方はあまりおられないでしょうけど、なによりイヤなのは削る時のあの音。
キーーーン!チ―――ッ!ゴリゴリゴリ!キュワァァン!
多彩というよりは多殺ですよね。治療室で流れていたBGMの選曲はなかなかイケてたんですが(「きらきらひかる」は病院で流すべき曲なのかどうかはともかく)、あのドリル音が始まってしまってはお手上げです。ステキなメロディに変えろとまではいいませんけど、どないかならんものでしょうか。

どうやら取れてしまった詰め物は割れていたらしく、歯に残ったセラミックを取るのと隙間の虫歯を削るという作業を一気にやられたんですが、これが麻酔抜きでして、痛いのはホント時々なんですが、歯を削る時の痛さって神経にじかに触れるような「ヒィィッ!」ってな、何ともいえない衝撃があるじゃないですか。麻酔をかけないのは出来るだけ削る箇所を少なくするためなのだそうですけど(帰宅後調べた)、いやあツラかったです。涙目冷や汗。

痛みのない虫歯でしたんで神経も溶けちゃってるんじゃないかと思ってましたが、どうやら神経は延命してもらえるらしく、今回もなんとか取らずに済むそうです。なのでお医者さんには感謝してこそすれ、恨む筋合いはこれっぽっちもないんですが、なんしかヘタレ人間ですから、帰り際に次回から削る時には麻酔してくださいとお願いしてしまいました。しばらく通うことになりそうですし、あまりにツライと耐えられなくなりそうですからね。耳栓でも持っていきたいです。はああ。

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夕食後は疲れた心身を癒すべく?DVD鑑賞

・伊丹十三の「タンポポ」撮影日記

やっぱりこの作品はメイキングのほうが好きだなあ。どうも私の頭の中で「タンポポ」は伊丹さんのこだわりやディテール(!)を楽しむための、いわばエッセイの映画化みたくなっちゃってるようで、映画としてはあんまり好ましいことではないんでしょうけど、これに関してはそういう楽しみ方も大いにありなんじゃないかと。
リストの「レ・プレリュード」を聴きたくなってきました。どこ行ったかな。

2009年6月17日

最短距離

【読了本】
・渡辺明「頭脳勝負」ちくま新書

渡辺竜王による将棋案内書。
神戸市民にとって「棋士」といえば、何はともあれ谷川浩司さんなのでして、そらもうモノゴコロつく頃から耳にし続けてきたお名前です。んでからその次のメジャーどころと言えば、やはり羽生さんですよね。というところからすると、渡辺さんは若干地味な印象ですが、いや面白かったです。

ボードゲームとスポーツを同じ土俵で比べることは難しいけれど、その面白さの根源はやっぱり同じなんやろなー。あまりに本質を見抜けない己のバカ頭をどうにかしたいものだという気持ちから手に取った本ですが、歩み寄ろうとする努力は無駄になるのかどうか、はてさて。

2009年6月16日

罪作り

課の後輩ちゃんたちと、祝:ボーナス飲み会しよーぜ!

ということで、ミナミの某焼き鳥屋さんへ。

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「鴨の刺身盛り合わせ」

右端のハツ&肝が・・・ありえない鮮度と美味しさで。

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「うずら卵(半熟)串」

なんというかまあ。

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つくねファンには絶句、らしい。

某K鉄ファンさんの間では超有名なお店なのだそうで、先月もN茂さんが何度となく来られたとか・・・ふぁい、なんちゃってライオンズファンとしては大変満足な一時を過ごさせていただきました。

2009年6月15日

歯噛み

昼休みに本屋で月バレをささっと立ち読み。
ジュニア特集記事に人気者センターの岩坂選手×卜部選手の対談が載ってましたが、なかなか面白いというか、シーガルズにもこういうキャラがいるのですね。

あとはSpringsの進退情報の一つとして、トレーナーさんが有方さんになったことが載ってましたな。ブレイザーズの新体制が発表になったとき、トレーナー(未定)とあったので、どうしたのかなあと思ってたら、また強奪ですかい。

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来週辺り株主総会がピークになりそうで、ウチでも会社でも議決権云々のハガキが届いているのですが、残念ながら某Hisamitsu製薬は購入時期がギリギリ遅れちゃいまして(そしてとっくに売った)、議決権はなかったんですよねえ。
下手につついてチームごとポイっとされちゃ元も子もないんですが、くそー、悩むなあ、いろいろ。

2009年6月14日

炎天

昨夜、ガムを噛んでいたところ変な違和感が・・・歯の詰め物が取れてしまいました。詰め物といってもコレ、セラミックを入れた代物でしたんで、金額的にも手間的にも憂鬱この上なく・・・ブルーブルー。キライなのよー歯医者!あの音!あああ!

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美容院にて読み逃していたミーツリージョナル「発酵クウノム」特集を熟読。梅田特集なんかより断然こっちやわー。私の大好きな石毛先生のインタビューもありますしね。編集部さんがドブロク作りに挑戦&失敗しておられましたけど、あれは最初の発酵さえ上手くいけば、案外美味しいのが作れるはずなんやけどなー。うっかりすると簡単に酒税法違反になってしまうので要注意ですけど…

帰り際、担当のマンガ好き兄ちゃんに「きのう何食べた?」ってマンガ知ってる?と聞いてみた所、全2冊持ってるよとの返事でした。料理をしながら別の料理に取り掛かる間合いがタマらんそうです。主人公の片割れは美容師さんですしね、そりゃ持っとるわなー。


2009年6月13日

メカロックっ

午後から大阪へ。

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すっかり諦めていたチケットを取ってくれた後輩ちゃん(ありがとー!)と会場に入ってみると、意外や良席なのに驚きそして興奮。

大パルコ人 メカロックオペラ
R2C2
〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜

作・演出: 宮藤官九郎
音楽: 富澤タク
出演: 阿部サダヲ、森山未來、三宅弘城、皆川猿時、近藤公園、平岩紙、宮藤官九郎、片桐はいり、松田龍平

例によってバカバカしさあふれるタイトルとは裏腹に、中身はいたって・・・バカバカしい笑いが散りばめられながらも、数々の伏線は見事ラストシーンに結実。ゾクッとしたなあもう。これほど衝動的に拍手する気持ちが湧いたのは久しぶりのことでした。2時間強の空間にこれだけの内容を盛り込み、まとめ上げた宮藤さんの能力には感嘆を通り越して畏怖の念すら覚えました。

脚本だけでも面白いのに、きらめくライトに鳴り響くロック、ダイナミックなダンスときては...もはや反則やんとさえ言いたくなるズルさ。観たいものがありすぎて、何度焦点が合わなくなったことか。

俳優さんも良かったですね。エンターテイナー阿部さんは言わずもがな、森山さんがえらいこと上手くなっておられて驚きました。「メタルマクベス」や「キャバレー」の時はまだ周りに助けられ、そして食われている感がありましたけど、もうそんな面影はなかったですね。そして、そこに絶妙なポジションで絡む片桐さんと皆川さんの表現力の素晴らしさといったら!これぞ舞台という醍醐味と幸福な満腹感を抱かせていただきました。

あー面白かった!

2009年6月12日

しゃあ

ボーナスいただき。今回の使い道はちょっと考えよう。

【読了本】
三谷幸喜&清水ミチコ「かみつく二人」(幻冬舎)

実は三谷さんはエッセイよりもこのシリーズのほうが好き。噛み合ってきましたね。いやー笑った。


2009年6月11日

おあいそ

ここしばらくCDを買っても、聴くのは携帯プレイヤーかパソコンのプレイヤーばかりだなぁ。
心の落ち着きを取り戻すべく、ってなわけでもないですが、久しぶりにCDをデッキに載せてみました。こないだ買ったばかりの「ルガーノ・フェスティヴァル・ライヴ2008 」です。

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初ボーナスで購入した安物(だけどかわいい)デッキ

音楽は基本的にライブ以外はどんな手段で聴いても似たよーなもんだ、なんて嘯いてるのですが、やっぱイヤホン+おもちゃで聴く形態と、音に全身を委ねる形態では受け止め方も違ってくるもんですね。

夜のタンゴはやっぱりいいなあ。

*****

スイスつながりというわけではないですが、同じくスイスはモントルーにて本年度日本代表チームの初国際試合がマニアの間で絶賛開催中。

・「モントルーバレーマスターズ

たぶん観ないだろうなあと思いつつも、一応予約はかけてましたんで、録れたかどうだかチラッと再生してみた所、お久しぶりなケニア選手の姿が目に入りました。あどけなさという水分が抜けちゃったなーという印象。バレー、楽しんでるのかなあ。週末に余裕があれば、せめてケニア選手のプレーぐらいは観たいですが、はてさて。

日本チームは目下二連敗中のようで、せっかちさにおいては私もワリと自信があるほうですけど、世のネットファンさんたちはそれ以上なんすかね?アテネ軍団を骨の瑞までしゃぶりつくしておきながら、そしてこの大会は過程重視とかなんとか言いつつ、出るわ出るわの文句の嵐。今年ぐらいは放っておく我慢を持ちなさいよ。

つーか、そんな氷山の一角なんかより、それを支える水面下が今にも崩れ落ちかけていることの方がよっぽど問題だと思うんですが、この世界はあまりに閉鎖的かつ内輪過ぎることが当然のこととしてまかり通りすぎといいますか、まぁ代表ファンの位置が一番幸せであるように出来てるんでしょうかね。

2009年6月10日

テレビ狂

朝、慌てて手近にあった文庫本を引っつかんで家を出たんですが、電車で中を見ると西澤さんの「依存」でした。他に読むものもないので、おとなしく読みながら、ふと思ったこと。このシリーズのヒロインであるタカチって鈴木京香さんだなぁと。ここ連日「きらきらひかる」を観ていたせいかもしれませんけど、このドラマで鈴木さんが演じておられた「杉裕里子」キャラがピッタシカンカンなんですよね。

テレビで思い出しましたが、イトイさんとこのHPにて伊丹十三さんプチ特集(「天才学級のきざなヤツ?」)が組まれてますね。テレビマンユニオンはドキュメンタリー界においても音楽界においても稀有な存在ですが、「タンポポ」のメイキング裏話ってのが個人的にドツボでした。

実はこれ、大昔(当然まだ伊丹さんが生きておられる頃に)偶然テレビで見たんですよ。既にエッセイの大ファンではあったんですけど、とにかくその作りこみ方の細かさに驚きおののいた記憶がありまして、ほんとにものすごくおもしろかったんです。そう、それこそね、その後実際に見た映画よりも。

子どもの頃からテレビが大好きで大好きでたまらず、人生の一部をちょっと踏み外してしまったほどのテレビ好きとしては、ここ最近のテレビのつまらなさは怒りを通り越して悲しいものがあります。もっと面白い道具だと思うんだけどなあ、テレビって。

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