2004年5月 3日

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いつの間にやら「透明人間の蒸気」放映決定してたんですね。楽しみっと。

昨夜、"天然てんぐさ"で寒天ゼリーを山のように作りまして、
白玉、そして干しあんず(をシロップで戻したもの)を加えて黒蜜でいただきました。
寒天の野趣あふるる素朴さに、柔らかめのもっちりした白玉(単に水を入れ過ぎた)
あんずの甘酸っぱさ、黒糖のやさしい甘さがが絡みあって、たいへん美味でした。
透明な寒天、白い白玉、オレンジ色のあんずという配色も美しく、カロリー控えめ。
新メニュー入り決定。

五連休三日目にして、ようやく外出。

何ヶ月かぶりに阪急百貨店を通る。傘売り場でちょっと良さげな傘を発見。
12,600円というのは傘の値段としてはどうなのか分からないが
持ち手が木(確かカエデ)なのが大変気に入って購入。もちろんカードで。

その足でHEP FIVEに向かう。ふだん接点のなさそうな若者があふれる中
8階のHEPHALLへ。「五月女ケイ子展覧会」が開催されているのだ。
前評判どおり、とっても豪華で、絵+コメント、絵+コメントの山。
会場のそこかしこでクスクス笑いが起きている不思議空間で、私も存分にクスクス。
まだ見た事がなかった「禁じられた遊び」シリーズが面白かった。

どこからともなく「サウンドオブミュージック」が聞こえてくるなあと思ったら
「絵が出来上がるまで」というビデオのBGMだった。当然、狙ったミスマッチなのだろう。
物販では「新しい単位」を今更ながら購入。ポストカードとステッカーも1枚ずつ購入。
アメリカにいる友人(吉田戦車好き)に送ってやろっと。

会場で待ち合わせた友人と軽く夕食をとることに。
お好み焼き屋は相変わらず一杯だったので、「とん」の姉妹店「梅田ホルモン」とへ。

ホルモン盛り合わせ+豚トロ(単品)を注文。
基本的に「とん」と同じ仕入れなのでしょうな。美味しかったですよ。
突き出しの「小腸の唐揚げ」「生キャベツ(おかわり自由)」も美味しかった。

が、しかし...。
祝日のビジネス街なので、客が私たちだけだったのは仕方ないとしても
店の勢いがない。スペースの広さにサービスとメニューが追いついていない。
なれなれしさ=サービスと勘違いしている店員、しょっちゅうテーブルを覗きに来る店員。
いずれもあまり気分の良いものではない。

食べたらヒルトンホテルの甘味処でみつ豆を食べに行こう、なんて話をしていたら
サービスということで、ざくろとゆずのシャーベットを持ってこられてしまった。
嫌いではないし、時と場合によってはありがたいけれど、サービスがちぐはぐ。
結局、頼んだサラダが来なかったこともあり、お勘定はとても安く済んだが
なんだかあまり食べた気がしなかった…。

デザートも食べてしまったので、厚生年金ホールへ向かう。

阿佐ヶ谷スパイダース「はたらくおとこ」観劇。
前回の「みつばち」、「ポルノ」は、いずれもチケットを取っておきながら
泣く泣く放出せざるを得なかったため、久しぶりの阿佐スパ公演。
とても好きな作品「日本の女」キャスト+なるっしー(池田成志さん)と来れば期待大。

ロビーにて、大阪公演全ステージ制覇の後輩とバッタリ。
パンフ(1,500円。高っ!)を購入し、悩んだ末Tシャツは断念。
席に向かおうとすると、岩松了さんを見かけた。
友人には「マンハッタンで忍君のお母さん役だった、スラムダンク読んでた人」と説明。

久しぶりの観劇はハードな内容だったこともあり、終演後は観ているこちらもグッタリ。
不快度はかなり高かったけれども、充実した、見ごたえのある芝居だった。
もう一度テレビで観るとなると、体力も気力も要りそうだなあ。

出口に向かおうとすると、座席に千葉雅子さん(猫のホテル主宰)をお見かけ。
メガネに白シャツ姿。意外に小さい方なのにビックリする。やっぱ舞台って違うんだな。
猫ホテを東京でも大阪でも観劇している珍しい関西人としては
「また大阪に来て下さい」ぐらい言いたかったが、生来のシャイさが邪魔をして
結局、声をかけることは出来なかった。
 
劇場を出て、てくてくと向かった先は...心斎橋は「川福」。
友人(讃岐うどんマニア)は蛸だいこを、私は餅だいこを食した。
満足なり。

雨が激しくなってきたので、最寄り駅からタクシー帰宅。

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