2007年2月12日

帰ってきたキャプテン

さすがに第一試合からの観戦はしんどいなと、新宿へ。
荷物を放り込み、いざ!と歩き始めた所で気付きました。
私、新宿には不慣れだったのでした。

おぼろげな記憶を頼りに歩いていると、ジュンク堂が。
しかも買いそびれていた「100Q入魂」があるじゃないすか。
店長さんにサクッとご挨拶した後、新宿伊勢丹へ。

・・・いやぁ、オシャレ度高いのね。田舎モノは気後れしますわ。
しかし春のモードを「ほうほう」と眺めつつエスカレーターを上ると
「デザイナーズブランドバーゲン」という文字が目に入りました。
ひょいと覗くと凄い人、そして敷居も若干低めです。
あれ、このブランドってバーゲンやってたっけ?

良い買い物ができました。とっても満足。

ケータイで1試合目(東レフルセット負け)を確認後、東京体育館へ。
時まさしくマーヴェラスvsシーガルズの試合が始まった所でした。
破れかぶれの戦いで勝ちを拾ってきたマーヴェラスに対して
独自路線もなぜか独自の結果を編み出すらしいシーガルズ。

昨日と違ってシーガルズは選手交代も至極オーソドックスで
正直あまり見所のない試合だったんですけれども
コートを見ていて大変つまらないことを思いつきました。

「この2チーム(の全選手)をフィギュアにしたら売れる」

別に私、フィギュアの趣味は全くないのに、
なぜそんなことを考えたのだろうと思ったら
間違いなく前夜「堂本兄弟」で、しょこたんを見たせいなんですが
そうではなく...若干、表情に乏しく色白な選手が多いってところが...。

例えばこれをスプリングスで作ろうとしたら、人間くさすぎて
少なくともフィギュア向きではないと思うんですよねえ。

以上、かなりどうでもいいことですが、
とにかく試合は3―0でシーガルズ勝利。

さ、メインイベントはこれからだ!

*****
試合前練習を眺めていたら
ムック選手のトスがすっげー良いんですよ。
少なくとも、私が今まで見た中では最も良かったんじゃないかと。
アタッカーもバシバシと良い感じでスパイクを打ってました。

チーム全体がこの試合にピークを持ってきたということも
コートからありありと伝わってきましたし、これは行ける!と
内心思っておりました(勝利したから言える台詞ですけどね)

そんな私の気持ちに水を差したのは、後ろに座っていたガキども。
練習中から「ボールちょうだい」「ボール投げて下さーい」と
コートに向かって声を揃えてうるさくうるさく騒ぐんですな。

何度か振り返って睨み、とうとう「うるさい」って怒ったんですけど
良く見たら、その後ろの保護者兼引率者がけしかけてるんですよね。
「ほら、頼んだら投げてくれるかもしれないよ」って・・・なんじゃそれ。
バレーを見に来たのか、単なるボール乞食なのか
(試合はちっとも見ていなかったので、後者でしょうかね)
キッズエスコートの友人族だったようですが、久々に?ムカつきました。

と、それはひとまずさておき
ちなみにボールはめでたく飛んで来ず、試合開始。

コート上では昨日に引き続き、マリキャプテンがスタメンです。
数字上の記録からだけではサーブ効果率の凄さしか読み取れませんが
それ以上にマリキャプが入ると、何か(ブロック?)が変わる。
数字じゃないんですよね、これはほんとに生で見なきゃ分からない。

彼女自身が持つ華やかさ、そして笑顔も大きいと思うんですが
コート上がバレーが出来る楽しさであふれてました。
別に皆が笑っているわけではなく、それどころかとても冷静でしたけど
一球一球に対する粘りも凄かったし、チームの絆が伝わってきましたよ。
まさに、久光バレーそのものじゃないですか。

大事な大事な選手がやっとこさ帰ってきてくれました。
ほんとにうれしい。

Springs vs Bamboo
(3-0)
25-18
25-16
25-20

本日の勝因としては、やはりサーブの強さが挙げられますが
それ以上に、どの選手も本分以上の仕事をしてました。
レシーブ陣はリョウ・イクコンビがほんとに素晴らしかったし
センター陣も粘り強くワンタッチをとり、決め所ではしっかり速攻とブロック。
フォフィーニャ選手は相変わらずミスのない攻撃。ほんとに安心っす。

あーそうだ。
これまでは「なんちゃって」っぽかったイクさんのブロードが
かなり本気攻撃になってきましたね。今日何本あったっけ?
ブロードだけでなく、ライト攻撃決定率は目に見えて上昇してます。
まだ進化してるんですね、すごいなあ。

んでムック選手、今日はホントに良かった。
サーブばっちりレシーブもばっちり、今季最高の出来だったのでは?
どうしても乱れてしまうレセプションも何とかこなしてましたし
トス回しもセンターにこだわることなく、勝つためのトス回しでした。

あと、エンド側から見ていて思ったのですが
ワンチもだんだん上手くなってきたのではないかと。
お隣センター様によるところが大きいことは重々承知ですし
希望的観測も多分に含まれてるんですが・・・ま、いいじゃないですか。

なぜこういう試合に限って放映がないんでしょうかねええ。

山場の三連戦を三連勝。
良い感じで折り返し地点に到達しました。
おごることなく一歩ずつ頂点目指して進みたいっすね。

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