2009年2月28日

とにかく勝つということで

苦戦は予想してましたけど、まさかフルセットになろうとは。いや、フルセットに持ち込めて良かったというのが正直なところですか。

Springs vs Rivale
(3-2)

どうもワタクシ、ライブスコアとは相性が悪いのですよ。気のせいかもしれませんが、これを見てると必ずといっていいほど相手に点が入るんです。なので今日も試合の経過は気になりつつも、部屋の掃除に精を出しておりました。特に第4セット中盤を見たときなんざ、青くなって浴室の掃除に励みましたね。そろそろいいかしらと見てみると第5セット13-8、タイムアウトを取った時だったでしょうか。心の底から安堵しました。そして家もきれいになりました。

というわけでホントに時々しか見てないんですが、えーと、城選手のアタックと藤崎選手のサーブにずいぶんとやられてた印象ですねえ。あとは板橋選手ですか?まあ今季はこのパターンの試合をたくさん見てきましたので、相手云々ということじゃない気がしますね。

それにしても選手交代は取り返しがつかなくなる前に、もう少し早めに出来ないもんですかねぇ、眞鍋さん。生で見てないからなんとも書きようがないですけども、見ていないとやっぱり言いたくなりますわ。

ま、とにもかくにも昨年のパイオニアさんの二の舞にならずに済んで良かったです。とおもえば明日の日立佐和の相手はそのパイオニアなのですね。さすがに対策も練ってくるでしょうが、数少ないテレビ放映がどちらにどう影響しますことやら・・・って、他チームの心配をしている場合ではないですね。明日に向けて油断するなよという大きな戒めとなった一戦を経て、Springsがどう出てくるのか。テレビ(BS1)でドキドキ観戦することとします。

***

バンブーさんがデンソーに勝ったことで、Springsの順位は一つ上がって3位となりました。デンソーはバンブーに分が悪いことこの上ないですが、横山選手が戻ってもイマイチぴりっとしないのは、基本的なトス回しが鈴木選手とそう大きく違わないからなのかどうなのか。来週はお得意様のトヨタ車体。はたしてどうなりますやらね。バンブーはあらゆる意味で絶対に勝ってください!

2009年2月27日

また雨か

朝ふと見ためざまし占いは11位。最下位よりある意味やな感じ。ただでさえ月末で気分重めだというのに何が起こることやらと思ってましたら、通勤電車でまさかの電車酔い。あー気持ち悪かった…。

会社でオニオンスープ、みそ汁を立て続けに飲んでちょっと復活し、月末前の仕事は小さなトラブルを起こしつつも、なんとかクリアしました。先週から引きずったまま、気がものすごーく進まない仕事があったんですが、昨日ココロに鞭打って片付けといてよかったです。ふう。

午後になってAmazonさんからいつもの箱が到着。中に入っていたのはSDカード(16GB)が1枚ポッキリ。さびしいというか勿体無いというか・・・融通きかないなー。しかしこれがたったの2,980円なのですよ!いくらTranscend製だとはいえ隔世の感があります。

今、携帯オーディオに8GBSDカードを刺して使ってるんですが、40GB製品を長年愛用していた人間にはやはりどうにも物足りないのですよね。で、この16GBに替えることにしたのですが、んー、32GBが安くなったらまた替えようかな。はは、キリがないですね。

*****

さてと、明日のSpringsは日立佐和ホーム戦ですが、今週末は心の中で旗を振りつつ、お見送りです。さすがに用事がたまりまくってますし、茨城は心理的に遠すぎるのでね。あと個人的に日立佐和戦は岡山戦の次ぐらいに苦手だということもあります。実のところSpringsが楽して勝つのを見た記憶がほとんど無いんですよね。しかもホームでの日立佐和戦はこれまたさらに相性悪いときてます。ヌニェス抜きの日立佐和に先週はNECも苦戦してましたもんね。どうか粘り勝って下さいな。


・・・あっ、フジ739のミユキ主将春高ご出場の回はやっぱり今日放映だったんですね。番組表を見間違えて録画し損ねちゃいましたわ。おお残念。

2009年2月26日

ああ危険

ひさしぶりに晴れ間がのぞいた226に黙祷。右とか左とかそういうことじゃなく、どうなってゆくのだろうなあ世界は。

てな思いを抱きつつ会社に行くと、晴天のおかげで花粉症軍団がえらいことになってました。特にウチの課は私以外全員スギ花粉症患者ですから、右を向けば鼻ズルズル、左を向けばクシャンクシャン、前を見れば目をゴシゴシ。黄砂も関係あるとかないとか。なんだか私もムズムズしてきそうでしたわ。まあこの人達が落ち着くであろう頃に今度は私がグズグズし出すのですけどね。
そーいやSpringsの花粉症患者さんたちは大丈夫なんだろーか・・・。

ひとり元気な私は、おつかいがてら例のパン屋さんへ。おや、まだ時間も早いのに人が並んでますよ。店のおじさんによると、なにやらインテックス大阪でイベントが開かれている関係で、今週は雨続きだというのに毎日全国各地からのお客さんが詰め掛けて満員御礼なのだとか。(調べてみると、「国際製パン製菓関連産業展」とかいう、そのものズバリなイベントだったようで)お目当てのオリーブパンを始め、売り切れパン続出でした。あーついてないー。

*****

帰り際、本屋に立ち寄ったところ、雑誌コーナーにて「総特集吉田戦車(KAWADE夢ムック)」なる本が目に入りました。
冒頭3万字インタビューがつまらなかったのでやめようかとも思ったんですが、ええっ、いつの間に再婚(つか離婚)してたの!しかもそのお相手が伊藤理佐さんて!ええっ!というところから始まって、特別寄稿マンガがむちゃくちゃ豪華なのに驚愕。高橋留美子、萩尾望都が見開きというだけでも凄すぎなのに、しかもそれが面白いときてます。えらい特集ですな。

最終的に買わせる気にさせてくれたのは、樋口真嗣監督の特別寄稿でした。なんでもそれぞれの娘さんが同じ保育園なのだそうですが、参観日における「子供たちとお父さんとで大きなものを作りましょう」イベントで、ダンボールで本格派宇宙戦艦をつくってしまったという顛末が素晴らしくて、いやー笑いました。こーゆーの大好き。やっぱ買わんわけにはいかんよな。チーン。

電車で運良く座れたので、ほくそ笑みながらこれを読んでいたところ、目の前に大きな本を片手に立っていたOLさんがどうやら私の横の隙間に座りたいらしく、視線が気になってしょーがなくなりました。隙間が一人分にならないのは、私の隣がゆったり座っているせいで、私の責任ではないのですが、お履きのヒールが安定しないらしく、しばしよろめく姿がいたたまれなくなってきた辺りでようやく私の隣人が下車し、彼女は席につくことができたのでした。ああやれやれ。

座った彼女の本が私の視界に入ってきたので、ふと眼をやると全編ルビつきの文字。おお、池●先生ですか・・・。

2009年2月25日

ちゅーとはんぱ

土日とも出ずっぱりの日々が続いたこともあってかなかってか、やりかけの仕事がたまりまくり、ちょいとバタバタしております。私のいいかげんな性格を知る方には「またか」といわれそうですが、まぁボチボチと片付けてますよ、公私ともども。2月は短いもんで今週はさすがに忙しいですねん。

*****
えーと、パイオニアレッドウィングスさんの存続が表明されたのだそうで、ひとまず安堵というべきなのかどうか。過去の様々な事例からするとおそらく持って1年。そのリミットまでにどれだけの手を打てるのかどうか。もちろんそれはRWだけの問題ではないですが、本日話題の玉置浩二氏にちょっと似てる気がしないでもない監督さんがいそいそと全日本反逆同盟会合に出かけているようでは先が思いやられます。

事こうならんことには動き出せない部分もあるでしょうから、今後のいい見本になってくれることを祈りたいですが、どうも不安なのですよね・・・がんばれバンブー!応援してますよ。

*****

ようやくアップされたSprings公式コートサイドレポートを読んでいたら、シーガルズ戦でのシュリ選手サービスエースのセットを勘違いしていたことが判明しました。コートのこっち側あっち側ぐらいしか記憶してませんからねえ。ま、私のレポートなんてそんなもんです。さりげなく改ざん訂正しておきました。こうした間違いを減らすためにもというわけではないですが、もう少しテレビ放映は増えないものですかねー。

***
ずっと放っぽり出してた「夜明け前(上)第一部」をようやく読了。身構えていたほどとっつきにくくはなく、明治時代は現代とも過去とも地続きなのねと感じさせる文体と内容でした。今んとこ諦念感情が下敷きですが、面白いですよ。結末を薄ら知っているだけに足取りは極めて重いんですけどねえ。

2009年2月24日

鬱屈

「週刊プレイボーイ」に何やらバレーボール批判記事が載ってるぞとのご一報を頂きましたので、朝から本屋で週プレ立ち読み。立ち読みできるギリギリライン(?)の雑誌でよかったっす。

内容はごくごくマトモな協会批判記事でした。ほんとにねえ、こんなに問題点はハッキリしているのに何一つ改善される気配なく、流れるのは廃部報道ばかりってんですからね。リーグ戦の興奮も一気に冷めてしまうってなもんですよ。協会はどこからどれだけ甘い汁を吸ってるのやら。小さな既得権益にしがみついて大きな利益をどんどん捨ててしまっている(としか思えない)役員たちの気持ちも分からんではないですが、やっぱ代表'sに60代後半の人を持ってきてるようじゃダメでしょ。公務員改革を叫ぶ政治家とおんなじ構造といいますか、まずは自分たちの責任と目標を明確にして組織リストラしなさいよ。

そして、このような事態において一丸となって声を上げるべきチーム側はといえば、全日本監督問題で内輪モメ中。何やってんでしょうねぇ。結局、被害を受けるのはいつも選手たち。こんなことになる前にどうにか出来なかったのか。そしてなぜ今どうにかしようという気持ちにならないのか・・・不思議でたまりません。「自分さえよければいい」が嵩じて全部が立ち行かなくなっては元も子もなくなってしまうのに、なぜ皆で「さらにもっと市場を発展させよう」と思わないのか。バレーボールはスポーツにからっきし興味がなかった私のような人間がハマるぐらいに実際おもしろいし、金にもなるはずなんだけどなあ。

その意味ではHisamitsuさんも協会にせびられるままに金を吐き出すことが果たして本当に世のため会社のためチームのために役立っていることなのかどうか、再考すべきなのではないでしょうか。もっともっとお金持ち企業の(はずの)東レさんもデンソーさんもおそらくそんなにはお金出してないでしょ。見かけによらずお人よしっぽいからなあ、Hisamitsuさん。

埒があきませんのー。

2009年2月22日

ご利益

日曜日だというのに客入りはもうひとつ。審判もこれまた昨日と同じあの酷いヒトですか。やだなー。もしや此処はaway?

コートでは今日もライトに舞子選手in。ワンジョ選手の高さと破壊力は魅力ですが、ここはやはり眞鍋監督、安定を選択してきました。がしかし、舞子選手が顔色変えずに魅せた巧さとスピードも素晴らしかったですからねぇ、ファンとしても悩ましい限りです。

Springs vs Queenseis
(3-1)

なんとしてもダッシュしたい第1セット。
立ち上がりそのものはさほど良かったわけではなく、例によってのお見合いなんぞもありましたけれども、強烈ジャンサをレセプション陣がかっちり返しさえすれば、レナタ選手からはワンタッチを狙いつつ半分無視ぐらいでOkですからね、Springsのサーブ&ブロックが機能していた印象です。あまり昨日の疲れも感じません。首尾よく第1セットゲット。

しかしクインシーズが第1セットを落とすのは決まりごとのようなもの。勝負はこれからです。そのクインシーズの#1レグ選手サーブ対策か、今日のSpringsローテはいつもより2つ回して前衛に#6狩野舞ー#4先野ー#11トムという最強看板スタートでしたので、第2セットはムック選手のサーブで始まりました。

実は昨日の試合ではこのムック選手サーブが1本で切られ続けており、もしやワザとなのかとさえ勘ぐっていたんですよ。しかしここで連続サーブ!チームを勢いづけることとなりました。確実に連続得点を要求されるローテですからね、いろんな意味で吐息です。

とはいえ、じわじわと迫り来るクインシーズ。レナタ選手はもちろんですが、それ以上に翠選手の攻撃がまったくもってウザいですな。特にブロックアウトはブロックの手を出すのをやめちゃえよって何度思ったことか。

Springsは得意のまんべんない攻撃で応酬。要所でローガン選手のロールショットが冴えわたりました。肩から腕をグルッと入れ込みながら打つこのアタックはひとつの芸術的技術ですね。やっぱバレーボールは肩だよなー。そういや中盤だったか終盤だったかサービスエースを取ったとき、アップゾーンのシュリ選手がしきりにローガン選手の肩の動きを真似してましたね。さすが野心家。某選手と仲良くしつつもやることやってます(ほめてます)。

試合はジュースにもつれこみましたが、クインシーズは今西選手のサーブミスが響きました。攻撃の大きな拠り所でもあるうえに、次のローテからはレシーブ苦手なレナタ選手後衛ですからね。てなわけでSpringsがセットいただきました。27-25

あと1セットの第3セット目。
#19及川選手のサーブで連続失点したのが大きかったかな。カズ選手→コウキ選手交替も珍しく機能してませんでしたねえ。ひとつが崩れると連鎖反応的にブロック・レシーブ体制も機能しなくなってくる。つくづくバレーというのは繋ぎのスポーツですね。なかなか楽には勝てません。さよなら第3セット。

第4セット、今度はクインシーズのレセプションが乱れます。連続失点が止まらないまま、とうとう後衛で服部選手と交替中だったレナタ選手を戻す事態となりました。さすがにここまでレナタ車体どころかレナタ単体になってしまっては勝てるわけもありません。トヨタ車体は2日目に弱いのかしら。終盤ではワンポイントで入ったカナコさんに舞子選手がバックトス。やるねえ。まさかカナコさんのライト打ち(ストレースパイク)を拝めようとは。来た甲斐ありましたわ。

25-17ゲームセット。今回は内容以上に鬼門で面倒な相手に2連勝という結果が良かったですね。大きな頂点に向かって、これからまた一つ一つチーム力を積み上げてほしいものです。

      2009022204.jpg

祐徳づくし

朝から一風呂浴びたのち朝食へ。おー、これですね、名物湯豆腐は。

2009022201.jpg

美味しかったですよ。豆腐も、そして他のお料理も。レベル高いなあ。
そうそう、チェックアウト前に大急ぎで内湯にも入ってみました・・・あれれ、けっこう効くねえ、これはこれで。ここ嬉野のお湯って浸かってる時はさほど熱いと感じないのですが(なので長く入っていられる)、お湯から上がってからだんだんと熱くなってくるんですよ。どういう構造なんでしょうね。
そして、ほんとうに良い旅館でした。機会があれば(あるよなあ)再訪したいですね。

宿を出てバスセンターへと向かう途中、ユートクスーパーにてお土産の嬉野茶をまとめて購入。街中あちこちにお茶屋さんはあるのですが、店が開いているかどうか分からないし時間もないし、もうスーパーでいいやんということに。なにやら地元の方々も籠を片手に皆さんこちらに向かってるようですし、国内外を問わず市場やスーパーってのはお得で楽しいですからね。豆腐売場の豆腐が安いのにビックリ。

そんなこんなで無事にお茶を購入し、そして祐徳バスに乗り込みました。向かう先は佐賀...ではなく祐徳稲荷です。母によると有名なお稲荷さんなのだそうで、一度行ってみたかったとのこと。そういえば地図にそんな名前がありましたっけ。しかし、この後は親類と会う予定しかない母と違って、私の予定はギリギリです。バス停に着くのが10時10分頃(推定)なのに、最寄のJR駅に向かうバスの発車時刻は10時30分。すなわち20分で参拝を済ませなければなりません。しかししかし、そないに有名な所なのであれば折角の機会です、行ってみたいじゃないですか。イチかバチかトライしてみることにしました。

バスは麦畑の間を縫ってどんどん進んで行ったのですが、途中からやけに道端に「祐徳ロードレース」ののぼりが目に付くようになってきました。

「これっていつやるんやろね」
「・・・今日って書いてあるけど」

マジでか!

だんだんと雨の中を走ったり雨宿りしたりするランナーの姿が目に付くようになってきました。うわー、規制かかるのかしら?バスの進みが途端にノロくなってきましたよ。ああ10時15分、、、16分、、、停車中のバスから降りる乗客も出てきました。我慢できず運転手さんに「お稲荷さんに行きたいんですけど、まだかかります?」「いや、もう動き出すので乗ってた方がいいですよ(佐賀弁)」とのお返事。

バスセンターに到着したのは10時20分。あと10分。このまま引き返すのはいかにも心残りですし、試合前にそんな中途半端なことはしたくありません(私がプレーするわけではないのですが)。母にはビニール傘を買うように言い残し、折り畳み傘を片手に猛然と走り始めました。ああ、私もロードレースか!門前の坂道を走り抜けると鳥居が・・・まだか!・・・また鳥居が・・・3本目の鳥居を抜けた所でようやくお稲荷さんらしきものが見えてきました。やっとか!デカいな!

20090224085117_s.JPG

さすがにご本尊までにはたどり着けませんでしたが、なんとか入り口近くのお神楽殿でお賽銭を入れてお参りを果たしました。家内安全。そのまま下りの坂道を走りきり、バス停に着いたのは29分頃でしたかね。あーー間に合ったー。

にしてもこの祐徳つながりってば一体?
祐徳薬品はたしかHisamitsu製品のOEMも請け負ってるはずですが、どないなことになってるのやら・・・博多行きの特急に無事乗り込み、そんなことをぼんやりと考えながら佐賀駅へと向かったのでした。

2009年2月21日

うれしーの

今回、佐賀遠征決定にあたり、一度行ってみたかった嬉野温泉に泊まることにしたんですが、いちおう聞いてみたわけですよ、母に。

「・・・一緒に行く?」

断ることはまずないと分かってましたけどね、そんなこんなで親孝行の?旅となりました。とはいえバレーには興味ないヒトですから、博多駅のすし屋で一旦別れて現地合流することに。なにもつきっきりでいる必要はありませんし、そもそも大学で上京するまでは福岡で育った人なんですからね。天神で遊ぶもよし、早目に嬉野入りするも良し、どうぞご自由にということです(どこが親孝行)。

前もって佐賀~嬉野温泉のルートは下調べしてあったのですが、試合がフルセットで長引いてしまったため、予定をいくつかキャンセルし、タクシーで佐賀駅に向かう羽目になりました。意外と遠いのね、嬉野。

武雄温泉でバスに乗り込み、揺られること30分ほどで嬉野温泉に到着しました。さて旅館はどこかな?と見渡せば、迎えに来た母の姿が目に入りました。もう温泉に入ったん?と聞けば、部屋の内風呂に入ったとのこと。そーいや蛇口から温泉が出るって書いてありましたっけか。どうせなら大浴場に行きゃいいのに・・・。温泉街を歩きながら酒屋でビールと日本酒を購入し(それが目的で迎えに来ていたと思われる)旅館へと向かいました。川の水がいかにも温泉っぽい色してますねえ。

旅館に到着し、部屋へ。今回は洋室ツインで予約していたのですが、入ってビックリ。わー広いねえ・・・「内湯も広いんよ」

2009022103.jpg      2009022104.jpg

これは確かに内湯に入りたくもなりますなあ。
しかし私はやはり大浴場へ。夕食までに急ぎひとっ風呂浴びてまいりました。もーヌルヌルですわ、お湯が。美肌系のお湯ですね。さほど広くはないけれど、熱さも実に良い感じ。ふほーっ。

呆けた頭で大広間へと向かいました。お客に対してお給仕さんたちが少なかったこともあり、ちょっと料理が遅れ気味の夕食でしたけど、熱いものが熱く、ほどよい量で出てくることって少ないんですよね。味も良かったし、大満足でした。ふきのとうの天ぷらが美味しかったなー。あ、佐賀牛も。

いいとこですね、嬉野。明日は名産のお茶を買って帰りましょう。

御前試合

博多の某高級すし屋にてランチを大急ぎでかっ込んだ後、特急かもめに飛び乗って佐賀へと向かいました。お鮨もそしてお味噌汁も絶品だったんですけど、とにかく時間がギリギリだったものでね、今度はも少しゆっくり来なきゃな。

久々の佐賀ホーム鬼門体育館に到着し、座席へ向かおうとするとアップ中の選手の姿が目に入りました。ん、内定の岩坂選手が合流してますね。ほっそいなー、ガリガリやないですか。ま、サキさんだって入団当時はガリガリさんでしたもんねー(別に今が太ってるわけじゃないですが)。全日本とかなんとか言う前にしっかりと体作りしていただきたいものです。

*****

傍がどーこー言うほどにシーガルズが天敵だなんて、ついぞ思ってはいないのですが、今日はリベロユニが吉田選手なのを見て、よし行けると思ったんですよ。しかし結局フルセット。まったくもってバレーというのはむずかしいスポーツです。だからこそ面白くもあるんですが。

Springs vs Seagulls
(3-2)

1セット目はそのリベロ吉田選手集中攻撃のサーブが走りました。ムック選手もセンター線をしゅぱんしゅぱんと使いながら、いー感じな立ち上がり。守備陣は先週がウソのように、シーガルズの粘りに屈しないレシーブをガンガン見せてくれました。リョウさんもブロックとの連携を詰めて来られたんでしょうね。修正の跡に一安心。

2セット目、ローガン選手が打っても打ってもシーガルズブロックにかかって決まらなくなります。ムック選手はなんとかブロックを振って舞子選手へと飛ばしつつも、エースに上げない訳にはいきません。もしかするとムック選手のトスも良くなかったのかもしれませんが、ローガン選手にそこんとこであんまりキレないでほしいと願うのは虫がよすぎるんでしょうか。や、そう見えるだけで実際には違うんならいいんですけど、巷でローガン選手への賛辞は溢れかえっていても、ムック選手へのホメ言葉をあまり見かけないもんですからね、ついつい。

ムック選手がコートで果たしている役割の大きさ(長くなるので書きませんが)からすれば、ファンはもう少しムック選手に感謝すべきじゃないかと思うんですよ。ま、試合に勝てばアタッカーのおかげ、負ければセッターの責任という極めて風当たりの強いポジションなんだから仕方ないんでしょうけど、応援してる人間はたくさんいるんだぞーっと小っちゃな声で呟いてみます。21-25。

そんなこんなで先週の再来かとイヤな予感が漂い始めた第3セットは途中投入されたシーガルズ神田選手の活躍もあってジュースジュースにもつれこみますが、最終的にセットをモノにしました28-26。よっしゃあと1セット〜!

しかし安心もつかの間、第4セットは落としてしまいます。序盤に走らないとセットを取れない癖はなんとかならんものですかねぇ。最後はムック選手がサーブミス。ありゃワザとですな。

てなわけで、今季何度目ともしれぬ第5セット。いきなりユウ選手の連続サーブで走り始めました。試合開始から存在感ありまくりのサキさんは相手の囮にも惑わされることなく、しれっとブロックつきまくり。今日はクイックもよく決まっていて、だんだん復調されてきたのでしょうか。たいへん嬉しいです。

中盤ではピンチサーバー・シュリ選手の投入が当たりました。シーガルズすかさずタイムアウト。タイム中にアップしようと走り出したシュリ選手をローガン選手がスタメンの輪に加わるよう手招きしました。珍しいなーと思ってみていますと、ローガン選手は身振り手振りを交えてシュリ選手に説明を始めました。コートに戻るまでどころか、サーブを打つギリギリまで話してましたかね。

!サービスエース!

ボールをシーガルズの高松選手(だったかな)が大きく弾いたんですけど、いやあすごいなあ。ここが試合の大きな山場になると理解していたからこそ、ローガン選手はあれだけ一生懸命シュリ選手に説明してたんでしょうし、それに見事応えたシュリ選手も立派でした。サーブひとつでも裏ではいろんな作戦がひしめいてるんやなー。

シーガルズに負けず劣らずのフェイント連射も効きましたね。「フェイントを多用する者はフェイントに泣く」というのは私の勝手な見解ですが、ともかくもこのセットは相手をまったく寄せ付けることなく勝利しました。ああやれやれ連敗stop!

思いのほか時間が経ってしまったため、第二試合を見ることなく会場を後にしましたが、どうやらトヨタ車体さんはJTさん相手にスト勝ちした模様。明日に向けてスタミナ温存させちゃいました。他力本願はやっぱダメですね。

とにかく勝つしかないってことで、頑張りましょう。

2009年2月18日

たまにはパン食を

急遽、代行でおつかいに出かけねばならなくなったため、住所を調べてみたところ、靭本町1丁目…てことは、もしやあの店の近くでは?
うわ、近いや〜ん。

てなわけで、行ってきました「ブランジュリ・タケウチ」さんへ。超人気のパン屋さんで、夕方に買いに行くと売り切れちゃうらしいのでね、午前中こちらに寄ってから、おつかいを済ませました。

2009021801.JPG
「戦利品」

半分以上、後輩たちにおすそ分けしたんですが、左上に写っている三日月型のオリーブパンがむちゃくちゃ美味しかったです。固い生地をぐっと噛むと、オリーブの汁気がじゅわっと広がって、ああたまらーん!

来週またおつかいがあるのですが、今度はかためのパン中心に行ってみましょう。


2009年2月17日

朝起きると、これは…二日酔いですね。めったに二日酔いにはならない性質なんですが、チャンポンで飲んだのがまずかったか。

たしかビール、シードル、日本酒、焼酎、ビール、チューハイ…。焼酎(ストレート)辺りが怪しいんですが、普通に飲み過ぎですね。気分が悪いというよりは、ただひたすら眠くてたまらなかった所をみると、週末の寝不足が響いたのかもしれませんが、午前中に打ち合わせが入っていたため、よろよろと出社。

淡路オニオンスープを二杯飲んでなんとか復活。
潰れかけの声で打ち合わせは無事終了。やれやれ。

夕刊を見ると、酔っ払い中川さん辞任だそうで、さすがにあの衝撃映像を晒してしまっては、どうしようもないですね。

もはや自民党の崩壊は天命なのだと思わざるを得ない事態。民主党のムジナタヌキは大嫌いですが、どうなるのでしょう。

いや、どうすることができるんでしょう。

2009年2月16日

協会憎んで選手憎まず

月バレを立ち読みしようと本屋に寄ると、袋がけ状態でした。まーた要らんファイルなんぞをつけて。仕方がないので別の本屋へ。内容はほぼオール春高特集で(どうして別冊にしないのかなー)。プレミア記事は申し訳程度でしたが、ワンジョ選手のミニインタビューはじっくり読ませていただきました。。。

あのワンジョ選手からこの言葉が出てくる日が来ようとは...感慨深くもなろうってなもんです。これまではどこか口だけの感もありましたけど、今のワンジョ選手はプレーに気持ちが現れてますもんね。ここまで来るのはほんとに大変だったようですが、ケガや病気はけっして悪いことばかりじゃありません。これからゆっくりと大輪の花を咲かせてほしいものです。それは(インタビューはないけれど)セッターさんに対しても同じです。慌てない焦らない、ひとやすみひとねむり。

全日本監督問題に廃部問題までが加わって、どうやらSpringsは望むと望まざるとにかかわらず、ヒールを演じなければならなくなってきているように感じられて仕方がありません。つらいなー。矛の向け先が違うんやないかと思うことも多いんですが、恨みつらみ妬みという理不尽な感情はどうしようもないですから、とにかく全力で戦う姿勢で気持ちを示すしかないですね。ファンも恵まれた状況に対して自覚を持ち、後ろ指をさされないような行動を心がけなあかんなー。

*****

帰りがけ、後輩に借りた「ピクトさんの本」をさらっと読了。
著者の狙い方がいちいち好かんのですが、黒ピクトさんはちょっと好きかも。

2009年2月15日

眠気と食欲のあいだで

関東からふらりと試合会場へ現れた友人とともに姫路城へ。

道中、「明石で玉子焼でも食べる?」との提案を投げかけてみたところ、一も二もなく飛びつかれてしまいました。しかもお城には登らなくてもいいのだそうで、あら、そうなんですか。とりあえずカメラにフレームインする辺りまで、中央大通りをてくてくと歩き、そして写真撮影。へー、けっこうキレイに撮れるもんですね。確かにそれなら「制覇」も過言じゃないや。次の瞬間、何も言うことなくクルリと同時に踵を返した二人でした。だってお腹空いてたし(友人)眠かったし(私)。

姫路から明石まで爆睡したのち、まだ朦朧とする頭を引きずりながら魚の棚市場へ。いつもの玉子焼屋さんには行列ができていましたので、商店街を一渡り見学。アーケードってそんなに珍しいですか?関西では無いところの方が珍しいんですけどねえ。

前々から気になっていた鮨屋が目に入り、ああ、鮨もいいよなー。

2009021501.jpg
タコ・ヒラメ・トロ・タイラギ

20090215015.jpg
アワビ・天然ブリ・真鯛・蒸し穴子

2009021502.jpg
ウニ・クルマエビ・和牛

鮨飯はちょいと微妙でしたが、魚は美味しかったですねえ。
赤出汁をすする頃にはすっかりお腹一杯になっておりました。
ごめんね、玉子焼食べられなくって。

明石大橋を見ながらまたも熟睡。金曜土曜とほとんど寝てませんでしたからね。
てなわけで、次回はファイナルにてお会いしましょう。

No more big flag !

負け試合の辛さこそがファンの醍醐味だす。
たかが趣味されど趣味。趣味って楽しいことばっかじゃないから。むしろ辛いことの方が断然多いから。
「がんばれ」としか言えないのがつらいとこですけど・・・

Springs vs Arrows
(1-3)

ともかくもスト負けを喫しなくて良かった、ただそれだけです。6連勝の疲れと油断が出たのでしょうか。

あまりに暑すぎる体育館、ホームとは到底思えぬ審判's、条件はお互いに同じのはずですが、Springsはチームとして機能し始めるのが遅すぎました。ボールに対する執念は東レのほうが一枚上手で、それに気付くのが遅かった印象です。勝機もたくさんあったけれど、勝てない理由をしっかりと突き詰めない限りはもっと大事な場面で悲しいことになりそうなので、なんとかここで立て直してほしいです。

それにしても、交錯とお見合いはそろそろどうにかなりませんか。ムック選手がトスアップに入ろうとしているのに、よりにもよってそのムック選手の背後から二段トスを上げようとしたワンジョ選手、視界が狭いのにも程がありまっせ。

WSはトム選手を除いては目まぐるしく入れ替わり、途中シュリ選手の投入もありましたが、最終的にはカズ選手、マイコ選手、トム選手で落ち着きました。あぁ開幕スタメンっすね。わりとフェイントに逃げがちだったカズ選手が今ひとつだったのに対し、マイコ選手は第4セットで非凡な攻撃を見せていました。んー、確かに監督も使いたくなるわなあ。課題は一にも二にもブロック。ケガをいたわりながら良い選手になってもらいたいと心から願っとります。無理するな無理させるなあああ。

昨日不調のセンター線はサキさんが気合入りまくりの奮闘、要所要所でラリーを切ってくれました。サキさんが目立ち過ぎる試合はダメなんですけどね・・・。ブロックで止められてもムック選手に「次も(自分に)上げろ」と指示し、そして決めておられました。カッコ良い。ちなみに、より近くで見ていた友人によると「(トスを)もう少し高く」という注文も加わっていたとのこと。ムック選手もトス位置はいろいろと気を遣っているのでしょうけど、いろいろ難しいんだなー。
試合後サインミニボールを投げながら、どなたかとしばらく喋っておられたので、よく見ると三田尻(誠英)の河村元監督でした。サキさんというよりは栗原選手を見に来られたのかな?

対角ユウ選手、ブロード攻撃は決めまくってました。しかしなんつか、常に恨みでもあるんかいなというほどにボールをシバき倒す勢いなんですよね。「ボールは友だち」とは正反対とでもいいますか。もしやサーブミスプレッシャーの遠因は案外この辺りにあるんじゃなかろうかとぼんやり思ってしまいました。ブロックはも少し二枚ついてくださいな。

ワンジョ選手はまだインフルエンザ回復途上の模様ですね。おいしいものをたくさん食べて、早く良くなっておくんなまし。そしてトム選手もこれまたちょっと調子落とし気味なのかな。本日は何度も同じ位置で凄まじいレセプションを繰り返しておられましたが、この辺りの立て直しに時間がかかるのは、ちと相当なガンコさんなのかしら。ただ、昨日のようなおかしな態度はなかったですね。サキさんが居たからなのか、いや、きっとあの呪いのかかった髪型をやめたからでしょう(今日はいつものポニーテールに戻しておられました)。

んでからリョウ選手、こちらも開幕時に比べるとスーパーっぷりは少し落ちておられるかも?まあ人間ですからそれはそれでしょうがないんですが、声かけだけはよろしくお頼み申します。

毎試合毎試合お疲れ様なムック選手。この2連戦では一本もツースパイクを打っていないのが気がかりです。いくらレセプションにとらわれないセッターだとはいえ、さすがにあそこまで崩されてしまってはねぇ、カウンターアタックで攻めなければならないチームとしてはキツいです。途中どのセットだったかな、交替からコートに戻ろうとしたムック選手が手にもっていたのはドリンクボトル。試合中のコートにドリンク差し入れ?のわけはなく、交替札と間違って持ってきてしまったのでした。大慌てで札を取りに戻ったムック選手、この手の逸話が多いヒトですが、久々に和ませてもらいました。

さて、よりにもよって来週は鬼門佐賀。あちゃー。対戦相手はシーガルズとトヨタ車体。今のSpringsにとってあまり嬉しい相手ではないですが、ブロック(レシーブ)固めのためには良いチャンスだと思いたいところです。

私がSpringsの試合を見始めたのはほぼ4年前のことなのですが、今の状態(ケガ人続出とか)というのはその4年前と似ているんですよね...と思ったら、そうか、あの年も五輪翌年だったのでした。しかし絶対にあの年の二の舞は繰り返したくありません。スタメンは裏方選手のために、裏方選手はスタメンのために、スタッフとファンはチームのために、それぞれ出来ることをがんばりましょうぞ。

2009年2月14日

ダブルヘッダー

試合が思いのほか早く終わってしまいましたので、第二試合を少しばかり見たのち、大阪へと出向きました。

○オリガト・プラスティコVOL4.「しとやかな獣(けだもの)」

強欲な一家としたたかな悪女の壮絶バトル−
川島雄三監督の名作に鬼才・KERAが挑戦!

オリガト・プラスティコは私と広岡由里子のユニットであり、この度とりあげる「しとやかな獣」は、1962年の正月映画として公開され、大コケした、川島雄三監督最後から二番目の超傑作映画である。これまでに(私が知っているだけでも)二度ほど舞台化されている。団地の一室を舞台に、呆れるにも程がある四人家族と、彼らを取り巻くクズ人間どもが織り成す真性ブラック・コメディ。既にこんなにも面白い脚本が用意され、加えてキャストがご覧の通りとくれば、公演の成功はこれ、約束されたも同じじゃないか。

作:新藤兼人
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
キャスト:浅野和之、緒川たまき、広岡由里子、近藤公園、すほうれいこ、
佐藤誓、大河内浩、玉置孝匡、山本剛史、吉添文子

*****
初演(映画)の監督は川島さんだったのですね。皆さん大絶賛の「幕末太陽傳」は一度見なきゃと思いながら何年経つことやら・・・

さてさて、私の好きなオリガトシリーズも今回で4作目。大阪公演は今日1日だけということもあり、会場は満席。5列目センターという好位置で満喫させていただきました。

座長の広岡さんはジワジワ笑いのセンスが不気味なほどある方なんで、安心して見ていられます。緒川さんは美しいことこの上なし。立ち姿はもちろん、声も良いのですよね。いい目の保養になりましたわ〜。

という女優陣に比べると、男優陣はちょっと弱かったかな。全体的にあっさりめの演出だったうえに、メイン男優が浅野さんと近藤くんという小器用タイプ(しかも親子役)だったため、物語の強さが弱まった感がありました。特に近藤さんは個人的にはちょいと苦手なトーンの方なので、緒川さんとの絡みは物足りなかったっすね。話が面白かっただけに、ちと残念でした。

カーテンコールにはKERAさんも登場。こんなとこに来てていいの?という感じですが(超遅筆のくせに超多忙)お隣の後輩がキャッキャと喜んでました。「演出の・・・長塚圭史です」てなしょーもないことを2回ほど言っておられましたが、和やかな雰囲気のもとで公演終了。みなさまおつかれさまでした。

やっぱり生観劇はいいですねぇ。手持ちのチケットがなくなっちゃったんで新しいのを物色したいところですが、その前に未見の舞台DVDを少しでも片付けねばならんのですよな。ふう。

選手も人間ですから

家を出る前に慌ててコンタクトを入れたら左右逆でした。
うーむ、廃部報道で頭がいっぱいになっていたら、これですからね。案外Springsの選手もそんな感じというか、今日は何だかやりにくかったんじゃないでしょうか。スッキリサッパリストレート負けでした。

Springs vs Redwings
(0-3)

公式練習を眺めていると、誰だ、あれ?おー、トム選手かあ。
髪型が変わっており、そしてそれがどうにもパブロワ元選手に見えて仕方がなかったのでした。そして今日のトム選手はちょっとパブロワさんちっくでありました。

試合序盤、Springsはパイオニアサーブにめった打ちにされてしまいます。うわー、逆のはずやのに...。ハニーフ選手をスタメンから、そして栗原選手をレセプションから外すという策にSpringsが対応できぬままに、パイオニアはライト細川選手が大当たり。

かたやSpringsはといえば、ワンジョ選手を始めスパイカー陣は誰に上げても一向に決まることなくフカすばかり。一時は10点以上の差がついてしまいました。誰もが諦めたであろうセットでしたが、二枚替えも効を奏したか、ムック選手がコートに戻り、カズ選手のサーブで連続得点。なんと23-23にまで追い付きます。これを取れていたら試合の流れも変わっていたのかもしれませんが、今日はうまく行きませんでした。そういや審判陣もイマイチな試合だったんですよねえ。

第2セット以降サキさんに替わって入ったアン選手、そしてスタメンのユウ選手。スパイクはともかくブロックが割れ割れ・・・キルブロックよりもワンタッチ重視でお願いしますよほんとに。レセプションならびにレシーブが乱れる中、どんどん不機嫌になっていくトム選手に配慮してか、ムック選手のトスはだんだんらしさを失い始めました。う~ん、今日のトム選手の態度はさすがにちょいといただけませんな。アメリカチームのときもこんなでしたっけ?
てな感じにて、まったくもって勝てる気のしない試合、案の定な負けでございました。

悪いところは一気に出した方がいいようにも思いますし、連勝にはいつかストップが来るもの。できるだけ良い方向に考えたいですね。ワンジョ選手に早いとこ勘を取り戻してもらい、センター陣の奮起を願いまして、明日の勝利を念じたいと思います。

そうそう、なんだか勘違いしてらっしゃる方も多いようですが、今日の試合はSpringsホームゲームではございませんよ。ホームゲームは明日、そして来週の鬼門佐賀です。為念。

2009年2月12日

なにをいまさら

このニュースのおかげで、やりかけの仕事がまったく進みません。どうしてくれようぞ!

女子バレー:協会長と監督側、日本代表の選考経過で会談(毎日)

てなわけで、反・真鍋派は東レ、デンソー、パイオニア、トヨタ車体、日立佐和と判明いたしました。武富士・NEC・JTあたりはSpringsとの関係性から言ってもないだろうと思っておりましたが、シドニー逃した葛和さんに、17連敗中の日立佐和監督ですか・・・。共通点としてはやはり企業色が強いチームで、コテコテの女子バレー育ちということなのかな。意図がイマイチ見えません。

一Springsファンとしましては、達川さんが監督をするとどれだけバラ色の未来が開けているのかということを具体的に示してほしいですね。じゃなきゃ、いくらコーチ資格を持っていても真鍋さんと大差ないどころか、暗くてヤだわ。や、つーかむしろやれば?(逆ギレ)

しかしまあ吉田監督含め、皆さんこんなことやってる場合なんでしょうか。

業績不振 女子バレー存続検討(NHK)

パイオニアぐらいの企業規模だと、いったん崩れると立て直しにくかったんですかね。技術には定評あったようですが、このままでは会社そのものもヤバそうです。NECやトヨタ(車体)などはいくら騒がれていようとも、そう簡単には潰れない核がありますからねぇ、話が違います。

ま、現在のリーグ形態では、たとえこれが不景気への便乗行為だったとしても、当然の成り行きです。企業にとってVプレミアとやらは慈善事業に等しい行為なんですからね。そもそも、こうなる予兆はいくらだってあったのに、リーグ機構の打った手は「2チーム削減」。このままでは自然消滅(=廃部)が2チーム以上出てもなんら不思議はありません。
どうするんだJVA、どうするんだVリーグ機構。


そのパイオニアの次節対戦相手は、まるで謀ったかのようにSprings。

全力で戦いましょうね。

2009年2月 9日

ちょっといいこと

朝、駅前の駐輪場に自転車を止めようとして、ふと地面を見ると、なんだか見覚えのあるものが・・・私のイヤフォンカバーゴムじゃん!!

いわゆる普通のカバーと違って、これは無いとイヤフォンとして機能しなくなるシロモノなので、なくなったことが発覚した時にはちょっと凹んでたんですけど、いやあこんな小さなものが見つかるとは。よくも1週間近くも無事だったものです。耳に合うイヤフォンがあまりない、なにしろ小耳人間なもので助かりました。

20090209.jpg

私が幼少の頃好んで食べていたのは「ベビーボーロ」でしたが、周りの皆さんに聞いたところでは「乳ボーロ」「卵ボーロ」、変わったところでは「衛生ボーロ」なんてな呼び名もありました。なんか美味しくなさそうだな。

食べ始めるとピーナッツのごとく、ちょっと止められなくなってしまいます。喉乾いたー。

***

公式に上がっていたミユキキャプの試合レポ、旨いですねえ。文章って人となりが出るよなあと、ついクスッと笑ってしまいました。

そういえば私は見てないんですが、週末のマリ元キャプ解説は今ひとつ評判よろしくなかったようで、彼女は解説する前にまずブログで文章修行する方が先ではないかと思ってしまいます。結局のところ何をされたいのか、何を伝えたいのかがサッパリ分かりませんもの。たまには句読点で終わる文章を、だとか、行間は詰めましょうよ、だとか言う私は古いんでしょうか。

2009年2月 8日

鬼門払拭

「バスなんざ走ってませんよ〜」
しれっと言い抜ける岐阜県バレー協会管轄会場へと、本日もタクシー相乗り(最寄り駅での配車手配もなし)。なんでこないなところでバレーファンが無意味なお金を落とさねばならんのでしょう。名古屋からJR鈍行1,280円という金額だけでもどないやねん、ですし、タダ券配りまくりのくせしてタダ券組の態度がひっじょーに悪いのも、今更ながらにどうなのかと。特に昨日が酷かったんですが、保護者も引率者もプレー中にも関わらずサイン&写メに走る子どもを止めようともしないんですよね。ちょっと頭を叩いてやりたくなりました。なのに観客はシールやらリボンやらで色分け管理てね、むちゃくちゃ気分悪かったです。昨年に続き「二度とやるな!」という気持ちで一杯。連勝後やなかったらもっとブチギレてますよ。

Springs vs Marverous
(3-0)

心配半分安心半分てな試合でしたが、蓋を開けてみれば久々の完勝でした。
第1セット開始直後でしたかね、前衛サキさんの背後とローガン選手の間にJT返球が落ちたんです。「サキさん!!」というムック選手の大声にローガン選手が取るのを躊躇ってしまい、サキさんは振り返るのが遅れ、結果的にお見合いになっちゃったんですが、なんやしばらくサキさんとローガン選手の間で「自分が悪い」論争が巻き起こっておりました。最終的にはサキさんが「まあええやん」てな感じでローガン選手に笑いながらポンポンと手をやり一件落着。

常に「コートの主」的なローガン選手ですけど、サキ(カナ)選手には一目置いている雰囲気なのがファンにとってはたまらなくツボです。や、ローガン選手を好きだから、なおさらという意味でね。フルセット続きやらなにやら心配事は多いんですけど、今年のこのキャラ立ちまくりチームは見ていて楽しいですわ。あとはミユキキャプテンが戻ってきてくれればねえ。きっとものすごく面白くなるだろうに。

試合全体としてはディグがとても良かった印象でしたんで、すなわちブロックが良かったということなのかな。JTサイド陣がこぞってスパイクをふかしたのもブロックが効いていたからでしょうしね。
スパイクでは安定したセンター線にくわえて兵動カズ選手がJTサイド陣に「身長の低い選手のお手本」を見せつけたような格好でした。硬軟の織り交ぜ方が素晴らしかったですわ。

まぁ相手セッターは竹下選手ですからSpringsにとっては「勝手知ったる」なのかもしれませんが、途中二枚替えで出てきた控えセッターが河合選手てのはどういうことなのやら。ほんとにこのコンビが北京に行ってたんかいなというグチはともかくとしましても、んんん、まだまだ中途半端、河村選手より上なのかなあ?

あとはそうですねえ、ユウ選手のサーブミスに殊更に反応するのはもうやめようよと言ってあげたいなあ。実際にはゲームを救っていることの方が多いんですし、Springsはサーブミスを責めるようなチームじゃないんですからね、某チームみたいに変なプレッシャーをかけるのはやめましょうぜ、と。

本日で2leg終了。次節からは2週連続ホームとなります。怪我人を増やさないように、勝ち星を増やしたいですね。

さあ、やるぜー。

*****

めずらしく早く試合が終わりましたんで、第2試合も見ていくことに。もちろんバンブー(つかケイさん)贔屓で。

んーむー。

勝負所という勝負所であんなにミス重ねてちゃねえ、特に#7キャプテンと#12アユ選手、そこは外しちゃいけないというところでことごとく失点していては、老獪コンビのいるNECには勝てません。今日はそのNECも途中でフォフィー選手を替えたり、第3セットを落としたりと付け入るスキは充分にあったように見えたのですが、バンブーさんは人がいいのかな・・・詰めが甘いっす。去年から何度か書いている気がしますが、ケイさんから優しさだけでなく厳しさも学んでほしいです。笑顔のステキな石原監督ですけど、やっぱもう少しシメの姿勢が必要なのでは?

とはいうものの、ここも決して選手層の厚いチームではなく、試合を通じて使えるオールラウンダーは吉澤選手だけとなれば厳しいですわなあ。あ、石川選手は良かったですね。たぶん一番よかった。二段トスを打ち切れる外国人選手が居ないこともあり、いくらセンター使いのケイさんでも、その負担は尋常ではないと思いますが、なんとか二年連続の入替戦は避けてほしいと願っております。

   2009020806.jpg

遠くに(白い)御岳さん。眺めと空気は最高の立地でした・・・

闇旅

今回の旅程を考えた時、本日朝の観光候補は二つありました。

1、バスに乗って妻籠&馬籠
2、恵那駅から明知鉄道

どちらも魅力的だったのですが、時間的に明知鉄道で昼食コースは無理です。となればやはり妻籠&馬籠。こちらもずっと、それこそ中学生の頃から行ってみたかったのですよ。何年越しやねんという話ですが、こちらも両方行く時間を割くのは難しかったので、今回は中津川から直行バスの出ている馬籠へ行くことにしました。

ホテルの朝食をさっさか済ませ、急ぎバスに乗り込み、すーっと発車したバスはどんどこと山を登ります。思った以上に山中といいますか、山奥にあるんですね。今年は暖冬ですから雪がありませんが、いつもはおそろしく雪深いのでしょうし、そりゃ平安時代はもちろん江戸時代も情報が入るのは遅れたことでしょうねえ。実は今回馬籠に行くにあたり、馬籠出身の作家島崎藤村の歴史小説「夜明け前」を慌てて読み始めたところなんですが、維新前夜の若者が、米もなかなか作れない、木曽の樹木だけが頼りのこの地で暮らすということは相当厳しいものがあったのだろうなということは容易に想像がつきました。

2009020801.jpg 2009020807.jpg

江戸情緒を売りにする妻籠とちがい、馬籠は藤村を前面に押し出した観光地ですから、もっと作品を読み込んでいたら、より面白かっただろうなあと藤村記念館でつくづくと思わされました。何しろ藤村といえば、教科書に載っていた詩歌の類いしか知らなかったもんですからね、(竹久)夢二さんとカップリングで浪漫派志向の強い人ってなイメージだったのですよ。

ちゃうやん!

いや、詩歌の言葉は震えるほど素晴らしいんですよ。どこからそんな言葉が湧いてくるのかしらというほどにね。展示物を見れば「人生是教訓」を地で行くような、それこそ地に足めり込むような生涯。しかし、その一方で破滅的な行為にも走っておられるわけで、なんなんでしょうね、これは。よくいえば業、悪く言えば・・・。多数の展示物に張り付いていたら、なんだかグッタリしてしまい、唯一おもわず笑ってしまった「藤村いろはかるた(絵:岡本一平)」も現金の持ち合わせが少なかったこともあり(またか)、何も買わずに出てきてしまいました。

ただ、これは全国偉人記念館巡りをするたびに痛感させられ続けていることなのですが、昔の人というのはとかくキチガイのように勉強しておられるんですよね。娯楽の手段やらなにやら今とは時代が違うとはいえ、やっぱり凄いことだなあと。それはもうクラクラするほどに毎度毎度打ちのめされてしまいます。

2009020805.jpg
藤村先生(=島崎春樹)のお墓もお参り

2009020802.jpg

展望台から見た山々、いつもだったら雪に覆われているのでしょうね。

2009020803.jpg

町のあちこちを雪解け水?が流れており、昔から火事が絶えなかった事もあってか(坂道だらけなので、消火が大変だったのでしょう)、各家庭に防水槽がありました。

2009020804.jpg
手前に牛蒡の束が

美しい町並みを目にしながらも、どことなく憂鬱な気分が晴れないままバスに乗り、中津川に戻ってきました。

郵便局で現金を下ろし、栗きんとん「すや」の前も素通りし、駅前の蕎麦屋さんへ。
昨年も入った店(の本店)ですが、研修中という名札をつけた女性はどうやら中国の方らしく、さほど客がいるというわけでもないお店なのに、こんな田舎でこれまたどういう事情なのだか・・・。お蕎麦は変わらず美味しかったです。蕎麦湯でお腹がタポタポになりながら駅へと向かいました。

2009年2月 7日

余談

岐阜へ向かう鈍行道中、米原駅にて買い求めた駅弁をつつきながら第二試合(NECvsJT)を観戦

2009020701.jpg
湖北のおはなし」(井筒屋)

おかか弁当と迷ったんですが、やっぱコレは美味しいですからねえ。小さな手間のかけ方が素晴らしく、ご飯の下に敷かれた桜の葉がnice!でした。そしていつぞやはご馳走していただきありがとうございましたっと。

試合のほうは予想に反してJT優勢。どちらが勝っても素直に喜べないチームですが、実力からすればやはりNECに頑張ってほしいところではあります。タイムアウトのたびに落ち着かない監督だとか、やる気あるのかないのか分からない元ブルーロケッツ主将コーチだとか、昨年から指示系統がむちゃくちゃなNECさんですが、ここまで来たらもうそれで通すしかないわけで、どうしたんでしょうか。まあこんな日もあるということかもしれませんが、よりにもよってJT相手じゃなくてもねえ。JTセッターさんが元気になっちゃうじゃないですか。明日はなんとかサイド陣のお鼻をへし折らせていただかねば。

第3セット途中に会場を後にして岐阜駅へ。またもえんやこら鈍行にて本日宿泊先の中津川に向かいます。1年ぶりですな。

2009020702.jpg

銘酒「七笑」を飲みながら、スーパーで半額購入したお鮨をつつき、ドラマ「警官の血」なぞを鑑賞。原作は読んだことがないんですが、これは文章で読んだ方が面白いかもなあ。特に江口さんと木村さんの夫婦が爽やか過ぎたのがねぇ。それに比べると、息子夫婦役の吉岡&貫地谷コンビはなかなかよかったのではないでしょうか。続きはいつなんだろう。

くたーっとしている間に就寝。

ホッとしました

勝ったことにではなく

サキさんがフルセット通じて調子悪くなかったことに、です。

若手の成長は嬉しいんですが、前回あんな形で引っ込められてしまって大丈夫かしらと気を揉んでいたのです。ファンですからねえ。ああちょっとだけやれやれ。

本日はパイオニアも懐かしのメンバーを揃えて総力戦の気配でしたが、勝敗を分けたのは最終的にセンターの差でしょうか。で、結局こうなるんなら、最初からこうしておけば良かったのにねえってなことはさておき、吉田監督はいったい誰と試合してるんでしょ。ローガン選手と?まったく堪え性がないですねえ。タイムアウトと二枚替えのタイミングが素人にはどうにも理解できませんでした。

Springs vs Redwings
(3-2)

体調不良のワンジョ選手欠場のなか、ユウコ選手が初スタメン。日替わりスター誕生は...なりませんでした。

応援はしてる選手ですし、頑張ってるのもチームを支えてるのも見てとれるんですが、やっぱり打点が低いのですよなあ。緊張もあってかレシーブも弾き、いいところを見せられません。第2セットでマイコ選手に交代となってしまいました。ああうう。

そのマイコ選手は...足ほっそ!なんたって大怪我明けですからまったく無理はしてほしくないんですが、替わりも居ませんものねえ。パワーはなくとも、高さと器用さで乗りきった格好でした。あ、第4セットでのトスアップはよかったですね。バランスの良さに改めて気付かされましたよ。

選手がこうも替わるとトスを上げるムック選手は大変だろうにと思いますが、どうなんでしょう。全身でブロックを振ってはマイコ選手にトスを上げるたび、凄いもんだと感心しきりでした。尊敬。試合後はユウコ選手とずっと喋ってましたねえ。

そろそろフルセットロードは終わらせたいですが、第2試合のJTさんを見てましたら竹下さんを含め、ちょっと嫌なモードに戻りつつあるようでしたので、要注意ですな。

えいやあ。

2009年2月 6日

渋オケ

招待券をいただき、橋元知事に潰されようとしている大阪センチュリー響の定演へ行ってきました。案に相違して、座席はシンフォニーホール特等席。ステージを含め何度も来ているホールですが、ここに座るのは初めてです。おおよく眠れそうだ。

開演前につらつらとプログラムを眺めておりますと、チェロトップに林俊昭さん(関西チェロ界の重鎮)のお名前が。え、いつの間に?林さんて...え?

まったく聞こえない演奏前プレトークも無事終わり、団員さんがぞろぞろ登場。うわ、ほんまに鼻の林さんが居ますねえ。

指揮:アラン・ブリバエフ
小山実稚恵(ピアノ)
・ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」より前奏曲 "モスクワ川の夜明け"
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
・プロコフィエフ:交響曲 第7番 嬰ハ短調 作品131「青春」

1曲目は林さんのボーイングに見惚れている間に終了。チェロパートの中でも動きと音が際立ってました。ええのか悪いのか分かりませんけど、個人的には面白かったんで良し。

全体としては楽器がまだ鳴りきっておらず、曲のよくわからなさも含めて印象薄かったんですが、気になったのは管楽器のピッチ。いいとか悪いとかじゃなく、パート間のバランスが微妙にずれてる感じがして、気のせいかなあ。

2曲目はですね、ちょっとイヤな予感があったんです。いくらロシアものとはいえラフマニノフの2番てねえ、安易過ぎますやん。
予想は別地点で当たりました。ピアノが酷い...

小山さんはもう少し丁寧に弾く人というイメージだったんですけどねえ。いくらロシアものだからって、あんなにがなられては。和音も潰れてたしなあ。ガッカリですよ。おかげで大音量の1楽章から軽く熟睡。静かな2楽章も爽やかに熟睡。

しつこいアンコール拍手と休憩が終わり、3曲目。プロコフィエフの7番です。知らない曲だけど、プロコは地味にいい曲が多いので大丈夫でしょうとたかをくくり、冒頭メロディに耳を傾け、ああ、いい曲やん。

ちょっと待てよ。
私、この曲知ってる?
つーか、弾いたことある?

第4楽章でようやく確信。やっぱり弾いたことありますわ。このメロディ弾けなかった記憶がありますもん。やーねー、しかしいつどこで弾いたんだか?

てなことはさておき、演奏の方はつつがなく、そしていい曲でした。オケとしてはどうかなあ。上手いんだけど、どこか渋いというか、もう少し突き抜けたらいいのにと思うことが何度かありました。特にヴァイオリンの音色にもう少し色気がほしいなーと。目立たないヴィオラとトップ目立ちまくりチェロはよかったですよ。

しかしまあ大阪フィルとはそこかしこで対照的なオケですね。ここの丁寧さ(特に金管)は大フィルにも見習ってほしいし、高弦と木管の色気は大フィルのがいいし、どちらも特色活かしてこの苦境を乗り切ってほしいと願っております。

チラシを見ると大フィルの2月定期はマーラーの5番なんすね。カップリングのモーツァルトもいいし、行こうかなー。

2009年2月 5日

ぐずぐず

一風邪去ってまた一風邪?
昨日からどうにも気分悪し。しかし今風邪なんざひいてる場合じゃないのです。

お湯ポカ頼むぞい。


2009年2月 3日

雨豆

節分行事がえらいことになってましたわ。
御愁傷様でした。

2009年2月 2日

きわめて

平和な1日。
たまにはこんな日もあってよし。

2009年2月 1日

大久保さん吠える

本日のMVPは大久保コーチでしょう。
(ヒロインインタビューは平井アン選手)

Springs vs Airybees
(3-2)

*****

昨日の大荒れ天気とは打って変わってピーカンのもと、平らな道をてくてく歩いて会場かなくぼ体育館へ。ここには3年前、12V開幕戦で来ているはずなのですが、記憶にあるようなないような。あの時はワンジョ選手がスタメンで、ムック選手はまだピンチサーバーでしたが、たしか二人のサーブが炸裂してストレート勝利をおさめたんですよね。相手はくしくも本日と同じデンソーでした。懐かしいなー。

外見は立派ながらも座席の少ない(そりゃチケットも売り切れますわな)体育館に入り、コートを覗いて見ると、一人黙々と走っている選手の姿が目に入りました。
・・・よかった・・・ひとまずはホッとしました。前日の試合で腰を痛められたようだったので、むちゃくちゃ心配していたのです。

で、試合はといいますと、思いのほかデンソーペースで始まりました。
セッター転向一年目新人鈴木選手を守り立てようと、チームがまとまりつつあるデンソーに対し、Springsはといいますと、前日(というか4試合連続)フルセットの疲れが歴然です。得意の中央突破がコミット気味のデンソーブロックに捕まり、センター線が膠着状態に。ブロックも今ひとつ機能していません。第1セットを落としてしまいます。

第2セットに入り、サキさん→カナコさんにチェンジ。しかしこれまたチームとしてはあまり改善が見られず、コート内は混乱の様相さえ呈してきました。相手チームのサイドばかりかセンターまでをも活躍させ始めてしまいます。自滅まっしぐら。見所はムック選手がセンター真正面からツースパイクでブロックアウトを取ったことぐらいでしょうか。

最終盤は大差をつけられたところで、#1カズ→#18シュリ、#5ワンジョ→#16ユウコ、#8カナコ→#9アン、#17ムック→#13ルカと総取っ替え。私の前に居た女の子集団が「アンさ~ん!ルカさ~ん!」と叫んでいたところをみると、彼女たちはツクバーズなのかな?しかしルカ選手はいつものように淡々とトスを上げ、そして淡々と終了。んー、いくら逆転は難しいとはいえアピールのチャンスを無駄にするのは勿体無いと思うのですが・・・無欲なのですねきっと。

第3セット、メンバーを戻して#8→#9アン選手がスタートから入ります。センター攻撃で点を取ろうとしつつも、コート内はまだ浮き足状態。そんなとき、1stテクニカルタイムアウトの後だったでしょうか、大久保コーチの大声がコート全体に響き渡りました。

「見たこと、喋る!口、動かせ!」

応援席も一瞬シーンとなったほどの大声でした。その後も声掛けは続き、傍目には試合が大久保コーチの支配下で進んだかのような印象さえ受けました。学生バレーではよく見かける光景ですが、従来のSprings的ムードからはかけ離れた雰囲気です。しかしこの辺りからプレーがやっと落ち着きを見せ始め、それに伴って相手コートを良く見たプレーが出るようになってきました。

実は普段の試合では失礼ながら大久保さんの声はちょっとウルサイなーと思ってたんですけど、今日は有効でしたね。だってこの後明らかに連携ミスが減りましたもの。やっぱり声出しって大事なんだなーと改めて。是非ともこれは次回以降の試合にも繋げてほしいと切に願っております。ゲームは中盤にサイド陣奮迅プレーによって4連続得点(デンソーの#2矢野選手→#3福田選手の交代も大きかったのかな)。ムック選手もツーでダメ押し。なりふり構ってなどいられません。第3セットGET。よしよしよしよーし。

タイムアウトでは(川北)元コーチがローガン選手を笑わせます。そしてローガン選手も積極的に選手と笑顔交流。いいっすね。

第4セット、アン選手がアタックにブロックにと大活躍。ツクバーズな後輩ちゃんたちは大盛り上がりです。「アンさん!アンさん!アンさん!」その様子を見ているだけでも面白かったですよ。後輩に良いとこ見せられて良かったですねえ。

そしてローガン選手、豪腕としか言いようがないアタックが次々に繰り出されました。誰だよ「爆発力には欠ける」とか言ったヤツ(監督でしたっけ?)。やっぱ後半上がってきてこそエースですよな(ミユキキャプテンもこのタイプ)。今季見てきた中でも一番感動を覚えるスパイクの連続でした。

ブロックが安定してきたことにより、レシーブもきっちり返るようになりました。そういえばこのセットからでしょうか、ミスした選手が「今の(ミス)は自分の責任!」ってなジェスチャーを示すようになりましたね。ローガン選手も相手強烈スパイクを弾いてしまったとき「今のは私」というジェスチャーを見せていたのが印象的でした。てなわけでムード良し。さぁ、あと1セット!

既にフルセット慣れしてきた感のあるSpringsですが、第5セットではデンソーの反撃にあい、一時は7-11と4点差をつけられます。普通だったら諦めかねない点差ですが、いやあ・・・負けなかったですね。ムック選手は#9アン選手と#11ローガン選手にボールを集め、前衛が1点1点とブロックで点を重ねるうちに、とうとう#28ロンドン選手のバックアタックを#9アン選手がブロック!!12-12の同点に追いつきました。会場の(そして私の前のツクバーズの)どよめきっぷりは最高潮に。もう冷静になんざ見てられません。

#19コウキ選手の二段トスをローガン選手が決めて14点目、いよいよマッチポイント。ムック選手は迷うことなくローガン選手へトスを上げました。ガッチリとレフトからクロス15点目!勝ちましたあっ!!うううよかった・・・そして疲れた・・・。

周りの観客も、そして前のツクバーズも興奮のるつぼでしたよ。
「私もファンクラブに入ろうかなあ。で、バースデーカードは絶対アンさん!」

*****

冷静に考えますと、デンソーさんは正セッター抜き、リベロもおそらくセミファイナルからは櫻井エビ選手でしょうからね、そうそう喜んでばかりもいられないのですが、前節@佐賀はルカSpringsで敗北を喫していますから、まぁ今回はおあいこってなとこですか。

とはいうものの、怪我人だらけチーム状況を考えると、今日の勝利はやはり大きかったですね。2セットダウンから盛り返したチーム力もですが、なんといっても嬉しかったのはアン選手の活躍です。ここ最近試合中のセット間(アップ中)におけるアピールぶりが激しかったので、密かに期するところがあったのですが、予想以上お見事でした。顔つきも笑顔が減って少し精悍になられたかな。接戦を勝ち抜いた経験がいいキッカケとなりますように。

とにかく前へ前へと進むチームです。見とかなきゃ損ですぜ!

 1  |  2  |  3  | All pages