2009年12月31日

過ぎ来たるもの

早起きを厳命され、7時起床。
午後から妹夫妻がやって来るため、朝食もそこそこに掃除開始。
自分の部屋はほとんど片付いてませんが、しゃあないですね。

夕方、自転車を走らせて本年ラストのお買い物。しめて888円也。良い〆です。
Springsの#8さんにもご加護あらんことを。

ジャニーズ紅白も終盤に差し掛かり、例年通り寝てしまった母にかわって年越しそばを準備。ネギを抜きに行くべくドアを開けると、菜園が明るく照らし出されており、何事かと思えば月が煌々と輝いていたのでした。なんかちょっぴり贅沢気分。

来年はいい年になりますように。

2009年12月30日

Re!

現実逃避もかねて自転車整備。手袋をせずにブレーキワイヤーをいじって指が真っ黒になってしまいました。ブレーキシューがボロボロなので交換しなきゃなりませんし、懸念の片効きも今ひとつ改善されませんでしたので、年明けには楽器屋と自転車屋をハシゴですよ。はぁ。

来年はとうとう家のリフォームにも手をつけるらしく、いろいろと節目の年になりそうですね。


2009年12月29日

ためしどり

微妙にアルコールが抜けない朝、掃除っぽいことをしながらパソコンを開けると、チェロの熱血トップからメールが。パート譜をダウンロードして、希望パートを返信するように、とのこと。

先日、来年秋の定演曲目がスメタナの「わが祖国(全曲)」に決まったのですが、この曲ではチェロパートが(1)と(2)に分かれて別々の譜面を弾くのだそうで、簡単に言うと、あの有名な「モルダウ」冒頭の波打つメロディは、前半ウネウネが第2パート、後半ウネウネが第1パートなんですね。曲の中で2つや3つに分かれることはよくありますが、譜面からして違うというのは初めてです。しかし、二日酔いもあいまって今ひとつダウンロード譜を読む気は起こらず。現状だと、出席率の良い私は好むと好まざるとにかかわらず第2パートになりそうですねぇ。
実はチェロパートでは「取材を兼ねてチェコに(ビールを飲みに)行こう」という話こそ出たものの、積極的にこの曲を弾きたいという人があまりいないので、個人的なパート希望が出てくるのかどうかは疑問です。

午後になり、本人的には少し片付け終えたところで、こないだお買い上げしてしまった商品を箱から取り出してみました。おぉおぉ、やっぱり楽し。隠すほどのことでもないんですが、購入したのはカメラでして、差し迫った必要性も何もなかったんですけどね、いやついつい。何ら凝った撮り方はしませんが、AFスピードはやっぱり速いなあ。MFも微妙に楽しいし、けっこう満足です。

片付け途中につき、ちょっとマニアックなスペース出現
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2009年12月28日

年の瀬越えたら

仕事納めの日は大掃除が片付き次第、退社していいことになっているのですが、ウチの部署は例年残業。今日は早出していつもの倍以上の効率で仕事したんですけど、定時からはちょいと足が出てしまいました。全速力で駅に向かうも特急乗り逃がし。くぅぅっ!

前々から一度行ってみたいっすねぇと言ってた店で、ご近所さんと忘年会。忘れたいことは特になく、むしろこの衰えゆく記憶力をどうにかしたいんですが、記憶力低下にも効果的なアルコールをかぱかぱっと空けながら、薩摩揚げってこんなに美味しかったっけ?とか、いやな脂っ気がまるでないブリだとか、ひたすら堪能。

あんまり美味しそうに映ってないけど、ヨコワ
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昨夜、刺身で食べた所だったのでタタキでいただきましたが、いやー美味しかった!
普段あまり飲まない焼酎もくいくい進み、最終的には店長さん相手に盛り上がってクダを巻いてしまいました。あいやー、諸々ご内聞に願います。

気分よく家路についていたんですが、乗換駅で突然吐き気が。えーーー、我慢はしませんけど、あぁ勿体無い。タクシーで帰宅後、も少し吐いて就寝。
やっぱり酒はビールに限ります・・・。

2009年12月27日

嘆息

沸かし直したコーヒーを飲みながら日経をめくっていると、美術面見開きにドーンと載った小磯良平さんの「絵画」と「音楽」の絵が飛び込んできました。静かな風景に込められた慈愛を感じながらエピソードを読み、さらに心撃たれ。
「一本の線にかける気持ちが大事なんだよ」
私にそういうもの、ないよな。

夜、結果はうすうす知りつつも、テレビでスケート観戦。といっても見たのは安藤選手と浅田選手だけなんですが、安藤選手は代表内定してますし、実質浅田選手だけのようなもの。噂の「鐘」での演技を見るのは初めてでしたが、あーそうか、これってオケ曲なのか。同じ主題が奏でられるピアノのプレリュード2番は私がよく聴くソフロニスキー盤のトップなので、どうもピアノのイメージが強いようです。
スケーティングの方はソツなく上手いなあという感じ。オリンピックではこの曲を最大限に生かしてほしいですね。モノに出来たらもっとダイナミックでカッコ良くなるはず。浅田ファンの友人に言わせると、キムヨナ選手よりずっと高い目標点を目指しているそうなので、ぜひともベストを超える瞬間を目撃したいものです。

中野選手は今回もまた僅差に泣いてしまった模様。絵に描いたような努力の人に軽々しいことは言えませんが、やっぱり運がちょっとだけ足りなかったんでしょうか。あと、「火の鳥」よりもっと彼女に似合った曲はなかったのかな。いっそ和物だとか。

村主選手はさすがに無理だろうとは思ってましたけど、私は彼女のスケーティングが大好きなので、こうして第一線で滑り続けてくれたことに感謝と敬意を表すのみです。個人的には金メダル取ってサクッとやめちゃった荒川さんよりエライと思っているので、スケートに限ったことではないですが、いちいち28歳という年齢ばかりを連呼するアナウンスはリンク上の演技にもう少し集中していただきたいですね。

あー、そうこうするうちに今日も終わってしまう。山積み仕事は冬休み回しですな。

2009年12月26日

ひそみ

ここ2ヶ月ほど買おうかどうしようか悩んでいたブツを購入決意。このクリックで〇万円かあ...。優先順位としては、マイクロソフトタイマーでも発動しているのか不穏な動きを見せ始めたパソコンやブレーキが怪しくなってきている自転車、あるいは凄まじい肩凝りを引き起こすチェロケースの買い替えなんかの方が断然上なんですが、買い物は衝動も大きな要素で、必需品には意外とロマンが湧かんのですよね。買ったことに満足せず、何とか使いこなしたいものです。

午後からは糸が詰まって動かなくなっていたミシンを直した後、先日大量に収穫したユズでマーマレードを作ることに。皮をせっせと包丁でスライスしながら、NHKでエヴェッサ×高松第4Qを観戦。ほんとは皇后杯決勝を観戦してセッター不要論を検証しようかとも思ったのですけど、昨日偶然BSフジのbj番組を見たところでタイムリーだったのでね。地上波で中継してもらえるなんて営業努力の賜物といいますか、やっぱりVリーグは殿様商売なんでしょうね。CSフジもなくなっちゃいましたし・・・。

試合はエヴェッサ贔屓目に観てたんですが、リン・ワシントンがインタビューに「今はチャンピオンになるべきチームではない」とかなんとか答えていた通り、最後の最後に3P食らって逆転負け。バスケのことはよくわかんないですが、ホームゲームであんなにパスミスされたりフリースロー外したりされちゃなぁ。ちょっとガッカリしつつもマーマレード作りが佳境に入ってきたため、それどころではなくなりました。

いつものごとくちょっと水が多過ぎたきらいはありましたが、これは加熱して飛ばしちゃえばOKと。ユズ1キロ強が鍋一杯のマーマーレードになりました。家に置いててもカビを生やしてしまうだけですし、会社で配りますかね。冬休みには庭のオレンジもマーマレードにしないとな。バンホーテンのココアも買っとかなきゃ(=くまのパディントン式)。

夜、やっつけ仕事で家族全員の年賀状を作り、就寝。

2009年12月25日

くすぶる

昨夜のタンで少々胃もたれ気味。いろんな物事がそれとなく(明らかに)リミットを迎え始める中、上司は朝からサッカー観戦へ。まぁ全員静かに仕事がはかどって良かったんですけども。

夕方になり、ひとまず今日のところは目処が立ちそうだなあと思い始めた矢先、上司キレる。怒るのは分からんでもないのですが、人の説明を聞くまでもなくそこまで爆発しますか・・・そんなこんな顛末はもはや珍しくもない光景なんですが、おかげでわりとメインな仕事の目算が狂っていたことに気付くのが遅れてしまいました。「大丈夫ですよ」と余裕なB型ちゃんたち。信じたいよ。

帰りがけモヤモヤ気分を抱えたまま本屋へ。未読本が溜まってきているのに買っちゃいました。いつ読むんだか。

読了マンガ
・豊田 徹也「珈琲時間」講談社

とりたてて珈琲に詳しいわけでもなく、どちらかといえば紅茶党なのに、なんとなく表紙の空気感に惹かれて私には珍しくマンガのジャケ買い。絵はストレスないんですけど、展開も落としどころも淡々淡々。珈琲&ジャズ好きさんには分かる世界なのかもしれませんね。

2009年12月24日

クリスマスタン

毎年24日がヒマだったという記憶はないのですが、寝不足と疲れでボーっとしつつも淡々と仕事そして少し残業。

東レビル恒例のクリスマスイルミネーション
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*****
今晩はローストチキン、ではなく塩タンを。昨年は全部シチューにされてケンカのタネになったタンですが、今年は無事に・・・牛さんすいません。

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(コンロのセンサーが作動して火がしょっちゅう消えるので大変だった)

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ちょっと量が多すぎたようで、3枚食べたらもう充分でした。その昔、「一度でいいから丸ごと一本食べてみたいもんだ」と願った(そして叶った)カステラのようなものです。過ぎたるは及ばざるが如し。バチが当たりますな。

2009年12月23日

伊勢九

朝起きてサンドイッチをちょっとつまんだ後、外宮へ。あぁ朝の空気は木の香りもあいまって清々しいですなあ。パンパン。

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ぐるりっと参拝して外に出ると、そこかしこに日の丸が。さすが伊勢・・・ではなく、あぁ今日は天皇誕生日。こんな日に伊勢参拝って、まるでどこぞの右翼みたいですやん。どっちかというと逆なんですけど私。

ホテルに戻って楽器を担ぎ、内宮へ向かうバスの中で悩んだ末、神宮徴古館、神宮農業館で途中下車することに。内宮は広いですからね、もっと早起きすべきでしたわ。いずれにせよ戻りのバスまで時間がないので、大急ぎです。

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遠いよ!!

超がつくほど駆け足で神宮徴古館と神宮農業館を見て回りましたが(神宮美術館は断念)まずは神宮徴古館、いやまあ物凄い資料のオンパレードです。面白いというかややこしいというか、その歴史から祭事から、尋常ならざる世界に少々ビビりました。由緒ある無駄とかいうたら怒られるでしょうけど、日本史で天皇の名前覚えるの飽きたわ、とか言うてるようじゃ皇室には嫁げませんね。

農業館の方はといいますと、宮中の御田で栽培された貴重な種類のお米だとか繭だとか、神宮自給自足の塩田やらアワビだとか(祝いのし?)そういうのもありましたけど、貴重な日本農業の歴史がたくさん詰まっていて非常に面白かったです。日本って農業国なんだよなあと改めて。

予定のバスを逃しながらも、なんとか集合時刻ギリギリに会場に到着。さてと楽器ケースを開けてみると弦が全部ゆるゆるになってるではないですか。温度差が大きい冬場は弦が狂いやすいのですが、締め直してチューニングしようとしたところで弦があらぬ場所にあることに気付きました。・・・駒がズレてる!本番までに2回ほど張り直してみましたが、駒と表板の間に出来た微妙な隙間はなくなりませんでした。年明けに楽器屋へ持っていかねばなりません。バチが当たったんでしょうか。はぁ。

そうこうする間に本番です。普段は間違えないところでアワワな事態になりかけたものの、まあ何とか終了。これが(ケーブルとはいえ)テレビで流れるのは辛いなあ。その前にちゃんと練習しろという話なんですが・・・。

帰りは飲んべえバスで大阪に戻り、発泡酒不満メンバーを中心に飲み直し。けっきょく終電になってしまいました。最寄駅についたところで身体が疲労で硬直状態になってしまったため、迷うことなくタクシー帰宅。着替えてそのまま冷たい布団にもぐりこみ。ゴクラク。

明日会社かー。

2009年12月22日

もうひとつ

明日は伊勢市にて「第九」本番なのですが、日帰りですので、バスの集合出発時間は大阪に朝7時。逆算すると4時起きやん。しかも、このスケジュールでは伊勢に行きながら伊勢参拝も出来ません。ありえん。てなわけで、あっさり前泊決定。チェロつきで出勤し、忙しい中そそくさと退社。近鉄特急にて伊勢市へと向かいました。

前日になって慌てて調べた伊勢名産を食す。海老じゃないよ。

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「てっさ」
上に乗っているのが浅葱じゃないのが残念でした。

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「伊勢芋」
長芋大好きなので堪能。旨い。今日いちばん満足したかも。

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コレは外せないというか、むしろコレを食べるために鍋してるようなもの。

明日はツヤツヤになりますでしょうか。おやすみ。

2009年12月21日

Christmas present

あぁ寒いですねえ。
ヨーロッパでは寒波が襲来しているらしく、スウェーデンはÄngelholmの気温は現在-7℃、最高気温が-6℃とのこと・・・想像のつかない世界ですが、文字通りおそらく街中ホワイトクリスマスなんだろうなあ。

そんな街からステキな写真が届きました。
いつもお世話になっている「Speakern har ordet」さんの最新記事「For the girls from abroad」です。
あー、ちょっと涙出た。

Tack så mycket för din vänlighet.
Jag var Lättad att se deras leende.

*****
ちょこちょこ皇后杯関連の記事を目にするたびに、以前ほどではないにせよ勝手に傷ついてまして。「チームの雰囲気が良くなり」「和の勝利」・・・異質な存在を排除したら上手く行きましたと言われているようで(つかまぁ言われてるんですが)、なんで応援してきたチームから、応援してきた選手を全否定されにゃいかんのだろうと拗ねていたのですが、ムック選手が今幸せそうならそれでいいじゃんね。なかなか無限ループから脱け出せませんが、まあ少しずつ。

東龍高校vs久光製薬 記者会見(バレーボールワールド)

ツッコミどころは満載ですが、さすがバレーボールワールドさん。こういう記事は大歓迎ですよ。

2009年12月20日

1千万円の日

朝から夕方まで「第九」の練習でよれよれになった後、誘われるがまま若者飲み会に飛び入り。妙に関東組が多い会でしたが、これからもどーぞよろしく。チェロも若手団員勧誘しないとなあ。

「情熱大陸」をチラ見したのち・・・布団の中でうとうとしながらライブスコア観戦。

Engelholm vs Sollentuna
(3-0)
25-15
25-16
25-17

先週の敗戦から一週間、チームはきっちりと立て直しを図られたようで、全セットを通じて相手を20点台に乗せない完勝でした。Jennifer Telfer選手のブロック祭りは凄かったですね。本日のリベロはIda Arvidsson選手だったようで、やはり鍵を握るのはレセプションだということなのでしょうか。
なんにせよ、これにて年内の試合は終了。皆さまどうぞステキなクリスマス休暇をお過ごしください。


あ、Springsは対デンソー戦フルセットを制し、皇后杯(10,000,000円)を獲得されたとのこと。おめでとうございました。

2009年12月19日

夕方からオケの練習に出かけてたんですが、行きも帰りもJRの人身事故やら線路内立入やらで、寒い寒い中を何十分も待たされる羽目になり、風邪をひきかけました。寒くなると、やはり人の精神も何らか変調をきたすのでしょうか。

出かける前にチェロの練習をするつもりだったんですが、結局はG+観戦。Springs vs 東九州龍谷高校接戦の第1セットを見ちゃったら気になって消せなくなりました。さすがに第2セット以降はしれっとブロックにもつき始め、ストレートで行けるかなと思いきや、第3セットはいつものパターンで落としちゃうし…。平井選手はセンターとしては割と大事な所でミスが出るんだよなあ(サーブだけじゃなく)。

そういえば、今日はミユキさんポジションがミホ選手でしたね。相原枠かしら。無難に後衛をこなしておられましたが、ミユキさんと比べるとちょっと頼りないといっては酷ですかね。まあ、なので今日のSpringsは決してベストメンバーじゃないですよ、と(強がり)。

そうそう、映像で観て初めて気付いたんですが、この大会の使用球は旧ボールだったんですね。リーグではあれだけ新ボールへの対応に苦慮しているというのに、ちょっとないよなあ。高校生の練習球が何かは知りませんが、これもまた異種格闘技の世界ということで片付けられることなんですかね。

さて、大健闘した東龍さんについても少しは書かないと。
解説によると「筋トレはせず、きれいなフォームを作ることを心がけているらしい」そうで、ちょっと注目して見てたんですが、これがキレイなフォームなんでしょうか。速さを追求するあまり、なのかどうかは分かりませんが、皆さん身長のわりに打点が低くないですか?この辺も相原門下生が卒業後なかなか上がって来られない一因なんじゃないかと邪推しそうになりました。勝つための学校バレーとしては一つの正解なのでしょうけど、バレーで生きていく選手が高校時代に身につけておくべきプレーはこれなのかなあ。部外者がケチをつける領域ではないので、ここは素直に健闘を称えるべきなのでしょうけど、高校バレーで結果を出し、プレミアリーグや全日本では選手育成が求められる。バレーボールが個人競技でない以上は仕方ないことなのかもしれませんが、割りきれないものを感じました。

いずれにせよ勝って良かった。普段オケでバレーの話なんてしないのに、何人かにこの試合のネタを振られましたし、明日も…ああやれやれ。

決勝はDENSOさんとのことで、高額賞金目指して頑張って下さいませ。

2009年12月18日

納得いかん

私ごときが改めて言うこともなく、東九州龍谷高校がこの手の試合ではとてつもなく強く、そしてvリーグの地盤沈下が激しいことは明らかですから、東龍が昨日のNECに引き続いてパイオニアを破ったことは何ら驚くべきことではありません。

とはいえ、(NECを含め)どちらも責める気にも褒める気にもなれないんですよね。高校バレー偏重主義がもたらした、この必然的ともいうべき素晴らしい結果はどんな効果をもたらすのか。このまま順調に行くと高校生の就職先は根こそぎ倒産ですよ。まぁね、政治と同じように一度ぶっ潰してみるのもいいでしょう。政治以上にそのあとの絵は誰も何も描いていなさそうですが・・・。

そもそも黒鷲から天皇杯を分離して、こんな時期に大会日程を組んだ意図と目的がサッパリ分からない(そして機能していない)というのに、その責任を背負わされるのは常にプレミア現場。なんか理不尽やなーと思う私がおかしいのかなあ。

何はともあれ明日の準決勝、東九州龍谷の対戦相手はSpringsです。言うまでもなく負けは許されない試合ということで、本当は観るつもりもなかったのですが、仕方なくG+契約いたしました。いつものスタメン+ミユキさん辺りでサクッと勝利お願いしますよ。


2009年12月15日

忘年会

忙しいさなか、本日は社内忘年会。某誰かの思いつきで幹事手伝いをする羽目になったため、ゲームや余興の準備をすべく定時前から会場のホテル入りとなりました。

あれやこれやとプチアクシデントはありましたが、幸運な偶然も重なって、諦めかけていた料理は完食することが出来ました。ラッキー!

中締め挨拶をされたエライさんの超ネガティブ発言連発に会場全体が白けながらも、つつがなく会は終了。今日のお土産は目下大人気のガトーハラダのラスク詰め合わせ。並んでまで買う気にはなれないけれど、通販で大量手配したおかげで、皆に喜んでもらえて良かったっす。

やれやれ、お疲れ様でした〜。

「ホテルのクリスマスツリー」
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薔薇がいっぱい!

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さくさくと幹事打ち上げを終えて帰宅。目がしんどいなあと鏡を見ると、白目部分が見たこともないほど真っ赤になってました。いやあ大事を取ってメガネにしといて良かった。眼医者に行かなきゃなあ。

2009年12月13日

残念ながら

とうとう一杯目ならぬ一敗目を喫してしまいました、EVSさん。

Örebro - Engelholm
(3-2)
25-19
21-25
23-25
25-18
15-10

東京から帰ってきて一息ついたところで、そういえば試合だったとhot lineに接続してみれば、既に第1セット途中。しかも10-7で負けてる・・・おおうっ。

てなわけで、そこから応援開始いたしまして、第2、第3セットは逆転に次ぐ逆転で連取。点数積み上げて、よしここでブロック!というジャストタイミングでブロックが出るなど、ものすごく面白い攻防だったのですが、あぁ、あと1セット・・・。せめて第4セットの終盤はもう少しスタメン選手を休ませてあげてほしかったなぁ。それまでのセットで逆転が続いたため、監督さんも諦めきれなかったのでしょうけれど、第5セットは0-4という最悪スタート。最後に逆転する体力は残っていなかったチームはその後も点差をつけられ、最終盤にちょっと追い上げたものの、時すでに遅し、でした。

勝ち続けるのもストレスがたまることだと確かミユキ前主将も仰ってましたし、当然いつか負ける日は来るものです。ここ最近は比較的弱い相手の試合が続いてましたし、今の時期に負けたことは次に繋がる大きな経験になることでしょう。早いうちに修正できるといいなあ。Springsもそうですけど、チームが順風満帆な時や弱いチーム相手にイケイケドンドンで強いのは当たり前。力の見せ所ってのはそうじゃない時、いかに立て直していけるか、ですもんね。

四強がにわか混戦模様となってきた中、来週の相手はついさっきの試合で2位のKatrineholmをアウェーで破り、ちょいと調子に乗っていると思われるSollentunaさんです。ここはワンマンチームですから、Örebroさんよりは多少組しやすいような気もしますが、ぜひともチーム一丸となって今年最後の試合をいいカタチで終えて、ハッピークリスマスを迎えられますように。

しかしまあ改めてメンバー表を見ると、皆さんデカいですな。今日の相手チームセッターはエストニアの選手ですが、19歳177cmですよ。海外で戦うって今更ながらにエラいことなのだなぁと実感させられます。とにかく体にだけは気をつけて、充実した選手生活を送ってほしいですね。

寒いアウェー戦おつかれさまでした。また来週。

追記)
「Speakern har ordet」さんによると、Engelholm側のbest playerはムック選手だったようで、チームが負けてしまっては何とも言いようがないですが、どうやら試合は相当レセプションが乱れて(サーブポイントけっこう稼がれちゃいましたし)ムック選手が走り回ったということなんでしょうか。New ballへの対応を含め、そこから先の展開も今後の課題の一つでしょうけど、ちょっとだけホッとしている自分がいます。まぁファンですから・・・ごめんなさい。

三日目

東西対抗に行こうかなーとも考えたのですが、出場選手を見ると、あら微妙。天皇・皇后杯の影響でしょうか。

というわけで、毎年開かれていながらも、いつもバレーと被るので見送ってきたイベントCYCLE MODE 2009に行くことにしました。

早めに出るはずが、朝っぱらから家族の揉め事に巻き込まれ、東京・名古屋・神戸間にてギャーギャー大騒ぎ。埒が明かないので、ちょうど東京に出張するところだという妹に夕方会って話を聞くことに。はあ面倒な…。

気を取り直して海浜幕張へ。千葉県民の友人と落ち合い、幕張メッセに向かいました。けっこう遠いんですね。

会場に入ると、うわあ自転車だ!ウェアだ!ワクワクしながら見て回りました。購入候補の自転車も見てみましたが、うーんイマイチ。来てみて良かったー。

デザインものはやっぱりイタリアとそしてドイツがカッコいいですねえ。あ、自転車の国オランダのも良かったですよ。

気に入ったのはスイス国旗のマークが入ったオシャレ自転車。聞いたことのないメーカーでしたが、カタログをもらったので、これから検討してみましょう。

試乗チャンスもたくさんあったのですが、結局乗ったのは電動自転車だけという…でもヤマハやパナソニックじゃない、これまた初見のメーカー製。電動自転車の常識を覆すようなオシャレデザインでかつ乗り心地もよし。チェロを運ぶのにいいし、これなら親も乗れそうです。値段も悪くない。盗難に遭いそうなのが怖いですが、要検討。

いやあ楽しかった。来年も来たいなあ。次は絶対朝イチに来てノベルティをゲットするのだ!

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友人と一杯飲んだのち、いつものごとくバタバタ走って電車に飛び乗り間に合いました。

浜松町で妹&父と会い、ビール片手にあーだこーだ話したのち空港へ。

ふう…忙しい旅でしたわい。

2009年12月12日

Jazzy night

不慣れな土地で電車が遅れ、時間に追われるほど面倒なことはありませんが、日本国内ではケータイというものがあるわけで、電車情報も、待ち合わせしていた友人との連絡もこれ一つでOK。便利な世の中になったものです。

深谷から急ぎ向かった先は渋谷のフィンランドカフェでした。期間限定のこのイベント、12/8〜12にかけては夜にピアニストさんを招いてジャズライブも行われるとのことで、ジャズはからっきしなんですけど、これは行きたい。早速予約完了。さすがにまるっきり予備知識なしというのも怖いので、CDを2枚ばかり(コレとかコレとか)購入して聴いてみると、とてもいい感じでして、期待も盛り上がる一方でした。

ここまで来て迷うのはイヤなので、渋谷からタクシーに乗り、もののわずかの時間で会場到着。席を取ってくれていた友人と再会を喜び、まずは腹ごしらえを。食うぞ飲むぞ!

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ボケてるけど、「ヤンソン氏の誘惑」
でもこれってスウェーデン料理じゃなかったっけ?

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ボケてるけど「カレリアパイ」
シベリウスのカレリア組曲ってあったよね。

なんだかんだでメニューのほとんどを食べ尽くしました。大人食い?どの料理もレベル高かったです。飲み物ではホットワインがむちゃくちゃ好みでした。

さてさて、本日一番のメインイベントです。つか、出演者さんたちは開演前から周りでお客さんと談笑してはりました。気さくな人たちだ。

〇ウラディーミル・シャフラノフ トリオライブ

いやあ良かったですよー。ジャズは良し悪しどころかルールもサッパリ分からないので(なんで楽譜無しに弾けるの?とか)迂闊なことはいえないんですけど、あの即興のスイング感は凄いっすね。リズム感のない私には厳しい世界だわあ。

演奏はやっぱりピアノが良かったです。先入観ももちろんあるでしょうけど、北欧らしい硬さと透明感っていうんでしょうか。凄く好きなタッチでした。ベースとドラムはバランスからすると、もう少し音量小さめでもいいかなーと思ったんですけど、どうなんだろう。ジャズも勉強してみないとな。

ほっこりといい気分でくつろぎながらも、友人との会話はなかなか不景気な話題に。広告不況の影響で某大手出版社がヤバいらしい、とか、某大手書店のボーナスは3万円らしい(!)とか。

え・・・Amazonで買うのは極力やめよう。

雑感

ついでがあり、観戦してきました。
直前まで行けるかどうかも分かりませんでしたし、今年は意地でもファンクラブには入らない所存ですので、当日券を購入。3,000円ですか...。

会場に入ると、パイオニア×JT戦の第2セット終盤。あらパイオニアは栗原選手と多治見選手がダブル欠場。セッターは冨永さんですか。新人としてはこんなものなのかもしれませんが、やはりどうしてもパイといえばの内田さんが頭にあるもので、極端にトス回しの幅が少ないセッターというのは見ていて少々退屈ですね。若手アタッカーも奮闘はしてましたが、ことごとくネット際が(も)弱すぎて話にならず。これじゃ竹下さんにいいようにやられちゃうわな。

あと、現状の佐々木レオ選手を出し続けている時点で、しばらく積極的な勝利は望めないのではないかと。アタックもですけど、ダブルコンタクトを繰り返す背中なんてのはさすがに見ていて辛いものがありました。どーにかならんのでしょうか。ただ、久しぶりに見たイクさんのアタッカーは、やっぱりリベロ姿よりは爽快でしたね。しかしまあ、あの強かったパイオニアが…吉原さんが見たらしばらく寝込んじゃうのではないでしょうか。
てなわけで、あっさりJTさんストレート勝ち。

*********
次の予定があるので、前倒し…とはいかず、試合開始まで45分の待ち時間となりました。長いなあ。

Springs vs Red rockets
(3-0)

Springsがどーのこーの言うより、NECが弱かったというべきか。第一の原因は間違いなく秋山さんでしょうね。アタッカー殺しのトスに低いブロック、かといって控えの松浦選手もまだまだプレミアレベルには程遠いですし、甚だ不安な状況でした。松崎・有田両選手は奮闘してましたけど、いかんせんそのトス回しではまったく繋がらない。ストーリーを作れるセッターも少なくなりました。

で、Springsはというとサーブとレセプションが良かったですね。NECのサーブが比較的ユルかったということもありますけど、全ての動きというものは連動しているもので、サーブがいいと良くなるのはブロックだけじゃなく、レセプションも良くなるんだなあと、逆もまた然り。まったくもって面白く怖いスポーツです。

細々としたネタとしては、第一セット終盤で#8カナコさんがワンポイントブロッカーでコートインした際、サキさんがトスを上げる段になり、ライト位置にはカナコさん。
「ありゃりゃ」
「やるの?」
ってな会話のち(これは推測ですが、口がパクパクしてました)カナコさんがライトから夫婦漫才的アタック。もちろん決まりまして、コート内外ともにたいそう盛り上がってましたよ。確か黒鷲のNEC戦でも同じようなことがあったように記憶しますが、うーむ、NECとはそういう相性なんでしょうか。

20091212000.jpg(直後のタイムアウト)

これが確か22点目で、ラストは確かサキさんの連続得点。しかも一本はブロードだったんですよね。サキさんといえばクイックな人ですけど、私、実はサキさんのブロード好きなんですよ。で、ことブロードに関してはケイさんの方が合ってるのかもしれないなーと。
全体的な攻撃性やトスのスピードはムック選手の方が好きだし時流にも合ってると思うんですよ。でもまあいろいろですよね。だから生観戦は楽しいのです。そういえば応援席で元オレンジ(&アルカス)の辻智恵さんが息子の真一郎くんと一緒に観戦されてました。真ちゃん大きくなったなあ。
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第2セットでは途中フォフィー選手がネット際で足を痛めるアクシデントがあり、Springsの面々もエリサンジェラ選手、ケイさんらを筆頭に駆け寄って心配してました。フォフィー選手の使われ方も可哀想です...。終盤では#17岩坂選手がサキさんに替わって入り、ちょっとバタバタしつつもクイックでセットポイントを決めて、いい感じでした。

第3セットは#7ミユキさんの投入降板劇を巡って恒例の不満噴出。第2セットでは#22石田選手に替わって鬼サーブとレシーブで連続得点し、大貢献されたのですが、第3セットでは得点差がついたところで#2古藤選手とセット二枚替え。イヤな予感がしたんですけど、いやはや酷いものでした。もうね、誰ともトスが合わないんですもん。どんどん差を詰められて、挙げ句はミユキさんが前衛に来た所で石田選手と再交代。まるで連続失点の原因がミユキさんみたいじゃないか。いや、そんなこと思う人はいないでしょうけど、気分悪かったですよ。後継セッター、ほんとにどうするんでしょう。

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最後は岩坂選手が押し込みに近いブロックでマッチポイント、ラストはエリサンジェラ選手の強烈クロス(水田選手のレポがなきゃ、うっかり間違うとこでした。すみません)。なんとかストレートで終わりましたので、取るものもとりあえずタクシーで駅へ向かったものの、電車は人身事故でダダ遅れ。エライ目に遭いました。こんなことなら最後まで見りゃよかったわ...。

ひとまず速報偏見レポでした。

てっぱく

JEWELSメインで旅行計画を立てたものの、Vリーグスケジュールを見れば、おや深谷で試合。遠いけど、行けない場所はありません。ならば・・・その前に、あそこへ行こうではないですか。というわけで、大宮宿泊。

やってきました「鉄道博物館
鉄道オタクではないですが、一度は来てみたかったのですよ。

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中にも入れるんです!

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いやもうシビれますわ・・・。

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やっぱり国鉄の看板はこれじゃなきゃ(JRの看板は好きじゃない)

ウチの母はこれで上京していたのかな。
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↓ ↓ ↓

私が小さい頃はコレでした。
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懐かしいなあ!
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鉄道員賄いメシ「ハチクロ弁当」(ビールがアサヒなのが惜しい)

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SL世代ではないはずなのに、汽笛の音に涙。何なんだろうなあ。

駆け足で回り、シミュレーション系はほとんど体験できずでしたけど、楽しかったです。これからもっとマニアックな博物館になることを期待しております。

タクシーで大宮氷川神社へ出向いてお参りをした後、深谷へと向かいました。今日は忙しいのだ!

2009年12月11日

初参戦

最近やたらと「ジョシカク(=女子総合格闘技)がキテる!」と耳にするもんですから、一度は生で観ておかねばと思ってましたら、12月にJEWELS6が開催されるとのこと。よし行くぜ!もろもろ師匠にご指南いただき、チケットはメインイベントに出場の石岡沙織選手から直接購入させて頂きました。

ざーざー降りのFACE新宿前にて友人(雨女さん)発見。受付にて無事にチケットを受け取り、物販をのぞいておりますと、バッチ&ビラ配りをしている二人組が目に入りました。フジメグさん(本日は不出場)です。意外とちっちゃい人なんですね。この人が秒殺女王さんですか!物販は初回記念ということで、石岡Tシャツを購入。

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「選手入場」(代表して石岡選手が挨拶中)

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「胃が痛い~」と訴える石岡さん

第1試合
山田よう子×MIYOKO
スウェーデン出身だって!という興奮をよそに、試合は東京都出身の山田選手があっさり判定勝ち。

第2試合
井上由美子×深岬パトラ
やたらと観客席から具体的な指示が飛ぶなぁと思ってみれば、石岡選手でした。余裕ですやん。これまた深岬さん判定勝ち。

第3試合
金子真理×富田里奈
富田選手のセコンドにはフジメグ選手。

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身長差のある戦いでしたが(公称では150cmと166cm)、富田選手は高身長を持て余す感じで、終始金子選手にもぐりこまれ、戦いの勘所を押さえられたという感じ。伸びシロありそうだし、強くなりそうなんだけどなあ、富田選手。てなわけで、金子選手が地味に堅実に復帰戦勝利。

第4試合
杉山しずか×尾関煌

遠目に綾瀬はるか×森山中といったビジュアルでは圧倒的に有利な杉山選手でしたが、なかなかの苦戦。なんとか判定勝ちはおさめたものの、試合直後から、かなーり納得いってない表情でしたね。

第5試合
森居知子×アレクサンドラ・サンチェス
本日唯一といってもいい圧勝試合。いやー強かった。ものすごくキレイな流れの試合でしたね。

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お連れさんが、このTシャツを異様に欲しがってました。

第6試合
長野美香×鹿児島陽子
長野選手が腕ひしぎ十字固めにて勝利

第7試合
小寺麻美×石川菊代
なかなかアグレッシブな石川選手は面白かったけど、小寺選手勝利

第8試合
朱里×ASAKO

これ目当ての方も多かったようで、ハッスル出身の朱里がつれてきたお客さんなのかな。まぁ今日一番の盛り上がりでしたかな。試合の方も意外とハデで面白かったっすよ。キックボクシングみたいな感じ?

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メインイベント
石岡沙織×サリー・クラムディア

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ちょいと消化不良な終わり方になってしまいました。レフェリーストップだったんですけど、相手選手が納得してなかったんですよね。大会の趣旨から言って、石岡選手勝利じゃないと困るでしょうし、まあ本番は来年か。

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「次回はリングにて」

お初

伊東屋で来年のカレンダーを購入後、降り止まぬ雨の中を新宿へ。荷物をコインロッカーへ放り込んで歩き始めると、なんだか見たことのある看板が目に入りました。
BERGってあのBERG
あのBERGでした!

実は先月末から昨日まで禁酒してたんですけど、旅行中ぐらいはいいでしょう。

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「ジャーマンビアセット」

めちゃうまっ!ビールもハムもレバーもとにかく旨っ!
女性が一人で普通にビール飲んで違和感ない店ってあんまりないんですけど、ここはいいですねえ。大阪にもこういう店が出来ないかなあ。毎日通っちゃいそう。

カクシン

12月だというのに朝から雨がざばざば。バスも飛行機も遅れながら東京へやってきました。京急で東銀座に直行。

〇さよなら歌舞伎座十二月大歌舞伎

こと12月に限っては京都南座の顔見世がありますから、こちらの歌舞伎座は多少神無月的な気がしなくもないのですが、やっぱりねえ、宮藤さんの新作となりゃ観たいじゃないですか。たっかいチケットを奮発しました。

会場に着いたのは一幕目が終わっての休憩中で、なんとか二幕目には間に合ったのですが、いやぁやられました。演目ではなく、となりのおばちゃん'sにです。四六時中紙袋やビニール袋をゴソゴソするわ、上演中にイヤホンガイドの感想を口に出して述べ合うわ。もう散々で、たまりかねた前のお客さんが「ちょっと静かにして下さい」といっても、さほど改める様子はなく、若者のマナー違反がとかく言われますけど、中高年のマナー違反もなかなかなものですよ。
あ、肝心のお芝居はですね。後ろに座ってた方の「お染(=孝太郎さん)がもう少し美人だったらねえ」という感想に私も一票。福助さんは相変わらず妙に上手かったです。

有名な「身替座禅」は三津五郎さんの「山ノ神」がなんだか松坂慶子さんみたいでしたわ(良かったですよ)。

お芝居が終わって、居るよねぇこういう奥さん・・・なんて考えてたら、例の迷惑おばちゃんの声が何とはなしに耳に入ってきました。

「歌舞伎で静かにしろなんていうのは地方モンだよ。江戸っ子は黙ってなんか見ないもんだ」

うっわー、久々なかなかパンチの効いたお言葉。そっと横を見てみると、ありゃまイケズそうなお顔。つかもうその言葉だけで江戸っ子失格なんじゃね?そりゃ「ひたすら黙って観ろ」とまでは申しませんけど、野崎村って悲恋ものですし、べらべらお茶の間トークしながら観るものではないでしょうに。口には出しませんでしたけど・・・。

そうこうするうちに昼席のトリ、宮藤さんの新作「大江戸りびんぐでっど」が始まりました。平日昼間でお客さんも比較的高齢の方が多かったせいもあるでしょう。最初はぼちぼちと笑いも湧いてたんですが、途中からはそのアバンギャルドさに引きまくり、終盤のキモに至ってはついて行けなくなるお客さん多数といった印象でした。

なんせステージでは「ええじゃないか」のノリで「りびんぐでっど♪りびんぐでっど♪(=生ける屍)」って三階さんたちを含めた役者さんたちが踊り続けてんですからね。観客も演者も歌舞伎そのものも人生も、意識しなきゃ生ける屍になっちゃうよってことなのかなー、なんて、でもそれをしみじみ訴えないのがクドカン流。身につまされもしましたが、どこか勇気が湧いてくるような作品でもありました。「分からない」で片付けられちゃうのは勿体無いなあ。

実は前半の作品ではなんとなく現実のことを考えながら見てたんですけど、宮藤さんのは何時の間にか芝居に没頭してました。歌舞伎も原点は同じなんじゃないでしょうか。「この演目は〇〇さんやら□□さんやらで何回も観たよ」などと得意げに語るベテランさんのためだけの歌舞伎は、形式美を通り越してどこか本質から乖離したものにもなりかねない。現状に満足することなく動き続ける勘三郎さん(だけじゃないけど、明らかにその代表格)ってのはやっぱりエライなあと思うのです。

いいものみました。

2009年12月10日

こんなことあんなこと

今年の師走は例年以上に仕事や用事が立て込んでいるにもかかわらず、前々から決めていたことなので明日は有休。そして今日は定時退社。うわーー、もーすみませーん!謝り倒して帰ってきました。

そういやそうそう、ボーナスでした。ありがたいことですが、使い道が多過ぎて困っております。どうしましょう。

2009年12月 9日

密かに感謝

もろもろ予定変更の一日。ちょっとドタバタ。

お昼は会議でお弁当が出る日だったのに(ちなみに今日はココイチカレーの日)、うっかり家からお弁当を持ってきてしまったため、私のカレーは後輩ちゃんに半額で売りつけました。残念でしたが、体調もイマイチでしたし、結果的には良かったのかも。

立ち直りの早さにかけては相当自信がある方なのですが、今回の凹みはちょいとデカく堪えております。そんな中、「現状ベストをつくすこと」という言葉を目にして、ちょっと救われました。いや、かなり。

B型さんThanks!

2009年12月 8日

ずずず

どこからどこまでもとてもとても落ち込む。

2009年12月 7日

すさまじきもの

昨日のゆず狩りは軍手をしていたにもかかわらず、お風呂に入ると手の甲が沁みまくり、朝見ると傷だらけでした。おそるべしトゲです。

帰りがけ、本屋で「船に乗れ!」を買おうかどうしようかと立ち読み。
主人公がチェロを弾くという内容だけは知ってたんですが、何となくざっと読み通してしまいました。実は私、この手の青春小説?ってあまり得意分野ではないもので、読んでるときは物足りなさを感じたのですが、読後妙に虚脱感に襲われてしまいました。何なんだろう。ただ、文庫本ならまだしも単行本三冊は場所を食いますからね...保留。


2009年12月 6日

エヴィス

日曜夜に1時開始の試合を追うのはいかがなものかとも思いましたが、グダグダ試合の鬱屈を片付けておきたい気持ちもありましたので、作業しもってライブスコアを追いました。

Engelholm vs Lindesberg
(3-0)
25-16
25-6
25-16

おなじみhd.seさんによりますと、昨日チーム有志さんたちはKatrinholm-Svedala戦を偵察されたのだそうで、Katrinholmがストレート勝ちしたその試合後、Lena Andersson選手(キャプテンさんでしたっけ)がインタビューに対して「私たちのLindesberg戦はもっとスムーズな試合になるだろう」という自信たっぷりのコメントを残しておられたのですが、その言葉通り、試合はきわめて順調に進みました。第2セットに至っては25-6の圧勝です。この分なら2時には寝られるかもなあ。でもホームゲームがこないにあっさり片付いてしまっては、観客も物足りんやろなあと要らぬ心配なぞをしておりましたら、一向に第3セットが始まる気配がありません。

...コーヒータイムか。

日本開催の国際試合などでよく見かける第2第3セット間のロングインターバルは公式ルールで認められたものですが、普通の試合でこんなに休んじゃったら弛緩しちゃわないのかなあ。もちろん選手さんたちがコーヒー飲んだりクッキー食べたりしてるわけじゃないでしょうけど、ムック選手なんてちょっとイライラしてそうです(憶測)。

そうして始まった第3セット。第2セットほどの点差はつかず、相手にサーブポイントを与えたりもしましたが、ムック選手のツースパイクも決まり、そりゃホームゲームではアピールしとかんとねー(第1セットから打ってました)とか勝手な妄想を楽しんでましたら、試合は大詰めです。

うわわ〜!
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スウェーデンでもファン出来たかなあ。

次の試合は13日のÖrebro(3位)戦、そして翌週20日のSollentuna(4位)戦を経て一巡目終了となります。その後はクリスマス休暇なのかな。年明け1月はハードスケジュールのようですから、少しでもゆっくりできるといいですね。

明日は筋肉痛

凍る前に取ってしまわねばと言い始めてから、はや2週間が経ちました。

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        「ゆず」
今年は豊作でした。
ゴロゴロとなっている実を取るのはさぞや楽しかろうと思われそうですが

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分け入ろうにも分け入っても堅いトゲが行く手を阻み、近づくことすら至難の業なのです。しかし、そうはいっても何とか取らねばなりません。脚立を立てて、アタタタ・・・と騒ぎながら、あらぬ姿勢を取り、ハサミを駆使してなんとか3/4ばかりを収穫しましたが、頂上部分だけはどうにもならず、今後のためにもと3メートル高枝ばさみを購入してもらい、再挑戦。

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途中、故障かリコールか騒ぎもありましたが、2個ばかり残して収穫終了。

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けっこう傷んでるのもあるので、とっとと「ユズぽん」なり「ゆず茶」にしないとねえ。
あ、欲しい人には差し上げますよ。

チャレンジ化

セッター抜きでもチームって成り立つものなんですね。ついイヤミを言いたくなるような試合でした。Springsの新しいバレーって、世界の潮流って、全員セッターなんでしょうか。

Airybees vs Springs
(1-3)

ミス続出の第1セットはエリサンジェラ選手が孤軍奮闘。どちらが取っても不思議はありませんでしたが、第3セットをデンソーが落としたのは驚きでした。終盤にセッター交替で入った古藤選手がまともなトスをほとんど上げない内にSpringsが20-24からセットを取っちゃったんですからねえ。
それもこれも、デンソーもまたセッター不在ゆえに成り立った展開。正セッターの熊谷選手は九人制から転向したばかりでリーグ経験も身長もありませんし、控えの黒羽選手(元日立佐和)もプレミアセッターとしては疑問の人ですからね。達川さんはなぜ鈴木選手のセッター育成を諦めちゃったんでしょう。気持ちの面でセッター向きの人ではなさそうですけど、勿体無い話です。

てなわけで、第4セットは古藤選手がスターター。あぁまたこれで調子に乗りはるんやろなーと意地悪目線で観戦。デンソーはスタエレンス選手決まらず、櫻井エビ選手は涙目リベロ交代。もうグチャグチャです。この試合見て「バレーってカッコ良い!」とか思えるんでしょうか。
相手さんがどんどん自滅していくのをいいことに、Springsは1本目をセッターが取り、センターかシュリ選手がトスを上げるというパターンが目立ちました。サイドへのトスがまともに上がったためしもほとんどなく、得意のツーアタックに至っては書くのも面倒なので止めますけど、いやもう時代遅れ人間にはついていけない世界です。けっこうマジメです。

さっさと寝てスウェーデンリーグに備えますか。

2009年12月 5日

ジュピター551?

雨の中を美容院へ。
数年ぶりに電化製品欲しいwaveがやって来ているという担当兄さんとブルーレイトークに花を咲かせながら、ふと思い出した疑問をぶつけてみました。
「髪の毛ってのはドライヤーを使わないとツヤが出ないものなんでしょうか」

一瞬口をぽかんと開けた兄さんは「5年間切ってきて、そういう質問初めて聞いた気がするわ」と呟いた後、「髪は濡れたままの自然乾燥だとキューティクルが開いたままになり、栄養素やらなにやらが流れ放題になってしまう」と教えてくれました。なるほどねえ。

午後からは予想に反して晴れ始めましたので布団を干し、ライブスコアを流しながら読書。

・鶴我裕子「バイオリニストは目が赤い」(新潮文庫)

N響所属のバイオリニストさんというだけでマジメそうな印象が浮かぶのですが、石田衣良氏ご推薦の帯に眉をしかめながら立ち読みしたページは「マエストロの血液型」。うわ、すげー面白いじゃないですか。そそくさと購入。・・・この帯、販売促進効果あるんでしょうか。

いやあほんとに面白い。毒の加減がすばらしい。「ブロムシュテット大研究」なんて、お腹かかえて笑いましたよ。私、今度の定演で弾く「ブルックナー6番」を聴いたことがなかったので、何も考えずにブロムシュテット盤(新譜)を買ったんですが、これがもう退屈きわまりなくて、第一印象はこんなものかと諦めてたんです。ところが先日ヨッフム=ミュンヘンフィル(EMI)のCDBOXを入手し、聴いてみると180度違うじゃないですか。とにかく自由で楽しいんですよ。なんじゃこら、私の失った時間を返せ!てなほどに、超カタブツで知られる指揮者さんですが、どうやら実状は想像以上のようです。

オケに関わったことがある人も、そうでない人も楽しめるであろう話が満載です。著者の鶴我さんはご自分の腕前を卑下されまくってますけど、天下のN響バイオリニストさんが下手なはずもなく、好きな演奏家に対する表現も共感することが多々ありましたので、きっとステキなバイオリニストさんなのでしょう。最近はマトモな指揮者がいないと嘆いておられますが、ウチの師匠が読んだら頷きまくりそうです。

*****

で、ちょくちょくとライブスコアも覗いておりましたよ。
Queensies vs Springs
(0-3)

トヨタ車体さんも中盤まではリードしたり競ったりするんですが、終盤までは持たず、という展開が続きました。レナタ選手がいくら頑張ったところでセンターが居ませんし、今西選手もケガ、なにより頼みの綱だった(高橋)翠選手の引退が響きまくってるんでしょう。センター・サイドともにとっかえひっかえが続きました。

Springsも負けず劣らずサイドサイドサイド・・・でしたが、ワンポイントカナコさんがブロックを決めたり、石田選手後衛時にはミユキ選手を投入したりするうちに調子づき、ストレート勝ち。点差がついたセットポイント時にはサキさんと岩坂選手の交替がありましたが、連続得点を許し、無念の再交代。ま、一年目ですもんねえ・・・とか呑気に構えてる余裕ないんで、早く上手くなってください。頼みます。

そういや、公式HPのインタビューが追加UPされてたんですね。コートを見ていて感じた印象はインタビューでも変わらず、水田選手と佐野選手は応援したくなります。逆は・・・あえて書きませんけど、まあそういうことで。

2009年12月 4日

棚卸し

所用を済ませたのち出社。
上司出張中につき平和かと思いきや、トラブル続きウィークのことですから、今日もそうそう上手くは行かず、夕方までバタバタする羽目になったのでした。ま、結果的に得たものも多かったんですけどね。

疲労気味の気持ちを抱えてオケへ。本日は「第九」第3・第4楽章の練習だったのですが、どうして第九の3楽章というのはこんなにも眠くなるんでしょう。本番中に弾きながらうとうとしちゃったこともあるほどで、弾いてる方がこれですから、そりゃ聴いてる方も(歌う方も)寝ちゃいますよね。

第4楽章で困憊後、アンコールも練習。曲目は「もろびとこぞりて」と「もみの木」なんですが、どうも「もろびとこぞりて」と聞くと、子どもの頃の読み間違いの名残か、小人さんたちがシャンシャンと橇に乗っている場面が浮かんでしまうのです。他にもこういう人いないんでしょうか。漢字にしてくれたらいいのに。

練習後、チェロ同僚とラーメン屋へ。山盛りにしたメンマとキムチ(取り放題)をつまみながらの趣味話は楽しく盛り上がったのですが、どうやらご当人は大変なことになっている模様。まだ若いので刹那的に焦る気持ちは手に取るように分かりますが、何とかなるって。今は腹を括ってとにかく事に専念しましょう。

2009年12月 3日

健康祈願

上司大爆発。
時間が経ってよくよく考えてみれば、なぜそういうことになったのかという感情の流れも理解できたのですが、キレられるとその時点で思考回路が固まってしまうんで、出来ればそういうのは止めてほしいものです。ただ、それじゃ体で覚えない、みたいなのもあるんですよね、実際。

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今日は多少だいじょうぶな感じで「ごくらくちんみ」を読み進めました。
珍味と酒をめぐる老若男女の人間模様が描かれた短編集なんですが、まあ出てくるもの出てくるもの全てが美味しそうで、自分の(食)生活の酷さを突きつけられてしまいました。こんなに充実した生活を送る人の方が稀でしょうけど、やっぱりお昼に「どん兵衛きつね(リニューアル版は麺がイケてましたわ)」なんか食べてちゃダメですよねぇ。もっとも、大人な杉浦さんなら「どん兵衛」ネタでも粋な短編を書いてくれそうですけど・・・。
いろいろ思うことはあったんですが、解説の松田哲夫さんの文章があまりに私の思うこととシンクロしすぎてたので、ここに書くのはやめます。

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Inför EVS-Lindesberg

週末のホーム戦に来てね!という記事ですが(たぶん)、チームの目玉としてムック選手の紹介ならびに写真が載っています。他の選手の扱いを含め、文章も極めてまっとうです(たぶん)。
リーグのレベルはよく知りませんが、ムック選手を素直に評価し、期待してくれるというだけでも、どこぞのように全日本でしか測れない所なんかより、私の中では遥かにレベルは上ですよ。

2009年12月 2日

裏側

北欧の人たちすべてがクリスマス大好き!クリスマス最高!なわけじゃないんですね(そりゃそうだ)。

いつも楽しみに読ませてもらっているブログ「Speakern har ordet」さんから、この映像に辿り着きました。意見広告にしては押し付けがましくなくて面白い。

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杉浦日向子さんの「ごくらくちんみ」を読み始めるも、あまりに死と背中合わせの覚悟が伝わり過ぎて辛くなり、途中で読み止め。こういう本は体調がイマイチな時には読んじゃいけないのかも。

2009年12月 1日

走れ!

12月ってねぇ・・・例年以上に早い早すぎ。この1年も何もしてないよ。手帳も真っ白。

というわけで、使い始めて何年目かに突入する「ほぼ日手帳」、本日をもって新年度版に切り替えることとしました。12月分は日記スペースが通常の半分の半ページなんですが、これぐらいなら、むしろ足りなくなるほど書けるんですよね。

あぁ、今月〜来年はもちっとマシな一年にしたいぞ。

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