2009年5月31日

ぼんやり

昨日ハイビジョン予約をかけていたはずの「あれから」の録画は、予想通り失敗していたことが判明。うーん、うまくいかんなー。やはりブルーレイレコーダーを買うべき時がやってきたということなんでしょうか。心積もりはあるんですけど、いまだPanaとSonyとで決めかねてるんですよね。ま、こんなこともあろうかと会社のデッキで予約をかけてきたのは正解でした。

HDDがまた一杯になりかけてましたので、いらないヤツを消去し、ついでにこないだの黒鷲決勝戦の第3セットのみチラリ観戦。試合自体は面白かったんですけど、眞鍋さんの解説には「アンタが言うか!」と突っ込まずにはいられませんでした。立場上そう言わざるを得ないのは分かりますが、ああモヤモヤ。

リモコン片手にビールを飲んでたんですが、どうもビールが美味しくありません。そんな時はやっぱダメですね。しばらくして頭痛に苛まれるハメに陥りました。昼寝とお茶とでなんとか立ち上がったところに、父親がキャリーバッグを転がしながら帰宅。実は木曜日から夫婦そろって台湾旅行に出かけてたんですが、なにやらいろいろとトラブルがあったようで、台湾からはそれぞれ別便で帰る羽目になったのだとか。とすると母の機嫌は悪いと思ってたほうがいいよなー。夕食の準備もしておいた方が身のためだよなー。

てなわけで、ボーっとする頭を抱えつつ自転車で買物に出かけ、ざざっと料理。タルタルソース用のゆで卵を食べられた跡がありましたが、2個作っておいて良かった。一通り作り終えてふたたび睡眠。しばらくして帰ってきた母は幸いにしてさほど機嫌も悪くなく、タイの刺身を喜んで食べてましたので、まあこれなら1週間グチを聞かされ続けることはなさそうですね。やれやれ。

あーまだ寝足りません。おやすみ。

2009年5月30日

キリギリスですらなく

やっとこさコンサート終了。
遠いところを聴きに来ていただいた方々には本当にありがとうございました。

トリプティーク、八木節、おはら節を終えた辺りで多少気が緩んだのか、なぜか突然頭の中で「君をのせて(ラピュタ)」が流れ始め「もうそれはとっくに終わったのだよ!」といくら言い聞かせてみても音は鳴り止まず、そして譜面は相馬盆歌。頭の中が軽いパニック状態になりましたが、あとはなんとか乗り切れたかなあと。
いくら趣味だとはいえ、趣味だからこそ、こんな低い目標値じゃダメだってことは百も承知なのですが、オフシーズンに少し挽回しておきたいとは…いつも言ってますよね。あんまり余計なことを書くのはやめときます。

クラシックというだけで後ずさりされてしまうという経験を腐るほどしてきたので、今回のようにとっつきやすい曲目だと、それだけでどこか安心な気持ちがあったんですが、実際、アンケート等を拝見したところ、いつもより喜ばれたお客さんが多かったようで、クラシック普及というのはやはり難しいものがあるなぁと感じさせられました。

しかしこうして芥川さんや小山さんの民謡を演奏することで日本におけるクラシックの融合を体感できたことは自分にとっても大変タメになりました。お誘いいただき、ありがとうございました。

反省会(という名の打ち上げ)を終えて、お好み焼き屋で飲み直し。やっぱりビールはKIRINですなー。

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「今日の昼食」

ホールのカフェテリアで食べたんですが、これがなかなかのお味でした。売店にあったクッキーを周りにつられて買ってみたんですが、これも後で食べてみたらえらいこと美味しかったですし、このホール、食べ物レベルは意外と高いのかも!
大事なことです。

2009年5月29日

ダメ節全開

☆NECブルーロケッツ無期限休部

事実上の廃部宣言が出ました。会見もなく、ニュースリリースだけだったようです。NECという企業に対してそこはかとない疑問が多々あるため、どうしても悪意を込めた表現になってしまいますが、かといってこれじゃな―

NEC、休部決定=一括移籍先見つからず(時事ドットコム)

NEC男子バレーボール部休部発表に関して(Vリーグ機構)

NEC:カネかかるから無理
リーグ:カネかかっても続けてくれ

リーグ機構の示した具体案はまるで見えず、抜本的改革が生まれる気配もありません。安易にクラブチーム化を願ったところで、アコギなリーグ機構がガンと存在する以上、生半可なことでは立ち行かなくなることは歴然です。そうでなくとも誠意や熱意なんてな言葉と縁のない会社なんですから、そりゃまあ平行線を辿るほかないでしょうとしか言えませんやね。

しかし、これはバンブーのときも思ってたことなんですけれど、あのう、選手(もしくはチーム)の皆さんはぶっちゃけ何を考えておられるのでしょうか。

チームによって就業形態が著しく違いますから、一般企業のような労働組合やユニオンを作ることも難しく、媒体はといえば、せいぜい御用雑誌というお寒い現状です。何かを発信しようとするだけでも至難の業であり、またそれぞれに守るべきものがたくさんおありになることも重々承知ですが、このまま傍観していてもバレー環境が良くなることはないでしょう。

「もっとサラリーが欲しい」とか、いや、もっと小さなことでも大きなことでも、もしくはひたすら現状維持が希望なのであれば、それでもいいんです。そして、その実現のために具体的に行動できることは何なのか。

現場の意思が何ら掴めない状況ではファンも手をつかねて廃部チームを指折り数えるしかありません。

皆が大好きな代表チームとやらを強くするためにはトップリーグを整備することこそが大前提だとしか思えないんですが、ファンである限りは同じことを吠え続けるしかないでしょうかねー。

*****

夜中までかかって民謡の譜面をおさらいしてたはずなんですが、睡眠不足には勝てず、気が付くとちゃーんと電気を消して睡眠体制に入っておりました。あーどうしましょ。

2009年5月28日

八四曼陀羅

「本の雑誌」を読みながら通勤。椎名文体も久しぶりだと懐かしいですね。巻頭の海外文学大特集がトヨザキ社長メインでしたのでこれまた楽しく、あれも読みたいこれも読みたい...タイトルをメモしとかねば。

そういやニュースを見てましたら、村上春樹さんの新刊「1Q84」が発売されたみたいですね。これはジョージ・オーウェルの「1984年」と関係があるんでしょうか。本家?オーウェル版も例の特集によると、夏にハヤカワから新訳が出るそうですが(解説はピンチョン!)個人的にはこちらの方が楽しみですよ。

***

5月末を目前にしてJTマーヴェラスの引退者発表がありました。
一昨年の江藤さんと同じようなカタチで、監督、宝来さんの退社はリーク報通りでしたが、それに加えて退社発表されたのは、なんとセッター河村選手。センター千野さんはマネージャー転向とのこと。

マジメさだけではどうにもならなかった千野さんはともかくとして(そういえば彼女も相原門下生だ...)河村選手はムック選手とともに1984年組期待の一人でしたからねえ。ただ、彼女はセッターとしてソツがない反面、これという売りもまた少なく、土壇場でのメンタルが弱いイメージがつきまとう選手さんでもありました(ムック選手がJTさん相手だと、ことさら強気になるので尚更そう見えたのかもしれませんけど)。監督さんが彼女のブロック力を活かす度胸がなかったがために、ワリを食っちゃったような気がしているのですが、はてさて移籍されるのでしょうか。ぜひとも選手生活を続けてほしいですね。

***

読了マンガ
・中村光「聖☆おにいさん」(2)(3)講談社

1巻がさほどインパクトがなかったので、更なるプレッシャーを感じながら読み進めていたのですが...迂闊にも爆笑しちゃいました。小ネタばかりなんで、ちょっとここには書きづらいんですけど、1巻の仕込み(伏線ともいう)がネタネタに繋がって非常に面白いです。シルクスクリーンて!

イエスのネタ(=聖書)については、大昔、土曜学校に通っていたことがあるので多少の知識はあるのですが、ブッダのルーツを案外知らないんですよね。わりと頻繁に脳内にて??な単語が発生中です。一度ちゃんと本を読まなきゃなあ。やっぱ手塚さんの「ブッダ」か?

2009年5月27日

なんとも

最近やけに訃報が耳につくのは気のせいか・・・栗本薫さん逝去。無情なり。
つい2日ほど前に栗本さん(というか中島さん)の本を立ち読みしたところでして、状況があまり良くないらしいということも耳にはしていたのですが、奇跡は起きませんでした。ハマるのが怖くて手を出せずにいた「グイン・サーガ」もそのうち読まなくては。

*****

読了マンガ
中村光「聖☆おにいさん(1)」講談社

本屋でわりとハデに宣伝が打たれてますし、面白いらしいとも聞いていたのですが、ベストセラー拒否症候群が邪魔をして手付かずでした。
会社のマンガ師匠が(1)〜(3)を貸してくれたので、まずは1巻を。そして1巻は説明の回。続きは明日ね。

2009年5月26日

カラダにウマイものを

年に一度の健康診断日。
そーねー、お酒を控えた分だけ体重が減ってましたよ。
終了後はお楽しみランチ。フランス料理屋「Lady Jane」さんへ行ってきました。

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「オードブル」

メインは20種類以上あるメニューから悩みに悩んで決めたお品を頼みました。
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「鱧の生ハムオクラ大葉包み」←うろ覚え

オクラの歯ごたえと肉厚ハモによる絶妙なお仕事があまりに素晴らしかったので、断面図もパチリ

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下にはジャガイモとそしてラタトゥイユ。

ラストはデザート盛り合わせ。

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キャラメル味ってあまり得意じゃないんですが、このキャラメルムースは苦さと甘さのバランスがいいですねー。

立地条件もいいですし、機会があれば再訪したいものです。
ご馳走さまでした。

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会社帰り、頼まれものの本を買うついでにちょこちょこ立ち読み。
そういや最近買ってないなあ、「honnin」改め「本人vol.9

ひろゆき氏インタビューと北村道子さんの「身体論」が面白かったです。
いやー、2ちゃんねるといえども作る人と使う人とでは思想がまるで違うもんですね。絵文字が苦手というくだりにはいたく共感しました。私自身、2ちゃんねるに関しては肯定派でも否定派でもないものの、言動に2ちゃん臭が漂う人は苦手なんで、できるだけそうならないように傍観ROM派といったところなんですが、まあ何事も利用者のセンス次第ですわね。

かたや北村さんによる身体論はというと、ひたすら己の五感を鍛え、そして圧倒的に信じるという...ある意味2ちゃんねるとは対極のものでした。凄まじくカッコいい衣裳を創る人の言葉はしなやかに強靭。この人物セレクトには松尾さん(たしか北村さんファンだったような・・・)も関わっておられるのでしょうか。

連載小説はほとんど読んでないんですが、あぁ、広島の「ピカッ」の釈明記事(手紙)はクソでしたな。紙のムダというか、吐きたくなるぐらい気持ち悪かったです。

とまぁ、こんなにもネタにさせていただきながら、なぜか「本の雑誌」を購入し、帰宅。

2009年5月25日

冬高?

携帯プレイヤーで「家庭内デート」(やな家)を聴いていたら、次に流れてきた曲が「栄光の架橋」(ゆず)でした。うわ...蘇るあの夏の暑さとそして苦い記憶。当時の自分への苦い思いともあいまって、いつ聴いても何とも言えない気持ちになります。

と、そんな思い入れすらカケラもない「春高」のニュースです。もちろんサンスポ。

春高バレーに3年生出場!11年から1月開催

現場の意見は様々でしょうけれど、JVA関係者の思惑はせいぜいリーグや代表を「冬高」出身選手と絡めて売り出そう!ってなもんじゃないかと邪推してしまうほどに、「春高」はフジテレビ(丸抱え)杯。これを最高峰の大会にという目論見は手放しで喜ぶべき話ではなさそうですが、かといってあまり反対意見も目にしないのですよね。

他競技における高校生大会の位置付けをよく知らないので比べようがなく、そしてバレーがこれほど「チーム」スポーツでなければ、また違った意見にもなりそうなのですが、3年生が1月までクラブに君臨する状態ってどうなんでしょう。私だったら息苦しいなあ。そもそもバレー指導をそこまで高校の現場に委ねきるのはどうなのか?という疑問もありますし、少しは息を抜く時間や、受験する人には勉強時間だって必要なんじゃないですかね。選手によっては従来通りVリーグチームに合流するケースもあるでしょう。参加状況にバラツキが出れば必然的に大会価値にも影響が出てくるわけですが、フジが真の強さとやらをさほど重要視しているとは思えませんし(むろん日テレやMBSも)部外者がどーこー言う話ではないのかなあ。

となると気になるのは「少女ファイト」の行く末だけ。
期限内に春高に辿り着けるんでしょうか?しかし、こちらも見方を変えれば一年猶予が出来たと言えなくもありません。まーどうとでもなるか、あの日本橋さんなんやから。

諸々要注目なのかもしれませんが、やっぱり高校生には興味ないんですよねえ。

2009年5月24日

喉しくしく

頭の中を各種日本民謡がグルグルと巡り続けております。
ぜーんぶ週末が本番の演目なんですけど、おはら節やら越後獅子やら・・・日常縁がない曲ばかりですからねえ。ナメてかかってたらエラいことになってしまいました。ジブリどころじゃないわ。あーたいへん!

練習からの帰り道、なんか急がなくちゃという気持ちを抱えつつ、でもそれが何なのかを思い出せず、帰宅した瞬間

あーー、大相撲や!

取組にはハナから間に合うはずもなかったんですが、いやあ日馬富士が勝っちゃいましたねえ。子どもの頃は派手な投げ技が好きでしたけど、今となっては断然寄り切り派な私としては、今日の決まり手はイマイチだったかな。
なんて語るほど相撲に詳しいわけもなし、日馬富士の勝ちたい執念にケチをつける筋合いは全くないんですけどね。

*****

夜、ドイツ直送のホワイトアスパラガスをいただく。美味。ん、最近アスパラガスづいてるのか?

2009年5月23日

演技さまざま

チェロをちょいちょいと練習したのち大阪は京橋へ。
手っ取り早く小腹を満足させようとミスドに入ったところ、レジが一向に進まずイライライライラしましたが、甘々ドーナツを食べて、マスクをつけてシアターBRAVA!に入りました。

ナイロン100℃33rd SESSION
「神様とその他の変種」
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:犬山イヌコ、みのすけ、峯村リエ、大倉孝二、廣川三憲、長田奈麻、藤田秀世、植木夏十
(ゲスト)水野美紀、山内圭哉、山崎一

序盤いきなり廣川さん演じる浮浪者(=神様)による独白タイムに引いていたところに、ゲスト水野さんが登場。うー、KERA台詞をこなすにはちょいキビシイ力量です。うわー大丈夫かいなというところで峯村さん登場。ああ絶品そして安心。全員による主題歌コーラスにゾクゾク。タイトルクレジットはもはや当然のカッコよさ。これは期待できそう!

アンバランスな家族が繰り広げるナンセンスな言動がどんどん悲劇へと転じて行く展開に引き込まれまくったんですが、出ましたどんでん返し、いや、どんでん潰し。「犯さん哉」パターンですね。神の存在と向き合いたくなかったんだろうか。海岸で砂のお城を築き上げて、これから天守閣というところでザッパーンと水をかけられたような気分でした。実際に水(=雨)も降りましたけど、水に流しておしまいってのはねぇ。余韻の処理は観客の裁量に任せて、KERAさんにはもうちょっと照れずに「END」をつけてほしかったです。

役者さんは予想通りの素晴らしさでしたけど、ゲストお二方は少々キツかったかなぁ。悪くはないんですが、彼らによって台詞がさらに面白くはならないのですよねえ。これは私の偏見ですが、水野さんや山内さんって(特にビジュアル面において)カバーしなくちゃいけない短所が少ない、その世界においては恵まれた人たちじゃないですか。だからかどうかは知りませんが、水野さんからは「私こんなに頑張ってる」オーラが、そして山内さんに至っては「俺って面白いでしょ」オーラが出続けちゃってるんですよ。山内さんについては、ウケ過ぎるファンの存在も気になったんですが、まあとにかく美人・二枚目には大根が多く、良い選手はケガ持ちが多いという(私の)定説がまたも(私の中で)再確認されてしまったといったところでしょうか。
そうそう、今回初見の猪岐英人さん。パンフによると研究生とありますが、切れ味が良くて、これから出演シーンが増えそうな役者さんだなーと。私がこんなことを言うのは珍しいんですが、まあ単に姿形が好みだったということで。

とまぁなんのかんの文句はつけながらも、良い役者から発されるステキなセリフを見聞きするほど楽しいものはないわけで、充実した3時間でした。カーテンコールでは締め切り大丈夫なんかい?のKERAさんもマスクをつけて登場。皆さん大喜びでありました。

*****

軽くごはんでもと、前回「わが闇」を見逃した後に出かけた白頭園さんへ。
ハートランド旨い!と喜びながら、定番を。

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「ナムル10種盛り」

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「刺身盛り合わせ」

今回初めて食べておいしかったのはピビンバ。どうやらチヂミやピビンバなどの火を通す系のお料理はお母さん(オモニ?)がご担当の模様ですが、ああもっといろいろ食べてみたいなー。

偶然横に座った二人がこれまたナイロン帰りさんらしく、思わず耳がピクピクするような会話を繰り広げまくられるもんですから、私、めちゃめちゃ疲れてしまいました。食べ物屋で理想的な客を演じるのは難しいものです。

終電帰宅。

2009年5月22日

よよよん

タイガースの不振をみるにつけ、ついついSpringsとダブらせてしまいそうになります。ああ心配。

さてと、興味あるよなないよな、微妙なバレーニュースが盛りだくさんの1日でしたねえ。

JT寺廻監督、不振で退団へ 宝来は引退 バレー女子(神戸新聞)

いくら人気者・寺廻氏といえど、カントクさんとしてこの成績ではしょうがないですかね。そして宝来さんも引退?私にとってはプレーで記憶に残るタイプの選手さんではないだけに、今後どうされるのかはちょっと想像がつきませんが、ご多幸をお祈りしております。ってコチラはまだ決定ではないんでしたっけ。

JTさんもそうそう羽振りの良いことばかりではないようですし、今後はバンブーとの絡みがチーム再建のポイントとなるのでしょうね。

セッターの横山がひざを痛め遠征不参加 バレー女子日本代表(NIKKEI NET)

横山選手の膝は古傷ですから、今回の結果がメディカルチェックによるものなのか、はたまた練習中(さらに)痛められたものなのか、あるいは別の何かが働いたのか・・・選手の声がまったく聞こえてこないだけに、どうにもこうにも反応しづらいですが、せめてファンがケガの心配を出来るぐらいの情報は出してほしいものです。なぜ横山選手がああも激賞されるのかが実は今ひとつ分からないのですが、真鍋さんの「スタートラインを作るための構想」に多かれ少なかれ狂いが生じたのは確かでしょうね。

代表でJTセッターの育成をせなあかんとはなあ。


花粉症調子悪し。
早く寝よ。

2009年5月21日

アルコール休憩

久しぶりに食いしん坊4人組の集いを開催。
これまたお久しぶりのみやび亭にお邪魔しました。
食って食って喋って、怒涛のような3時間半でしたよ。
(指折り数えてみたら、なんと料理だけで13品も食べていた・・・)

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「フランス産アスパラガス」

初めて食べました。青いつくしといった風貌ですが、噛むと少しヌルっとした感覚が山菜っぽくて美味!ガーリックのソースも効いてましたね。
(帰宅後、種か苗がないものかと調べていたら、「アスパラソバージュ」というお名前だそうで、フランスの山菜のようなものなのだとか)

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「活け締め鯛とトリ貝のカルパッチョ」

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「鹿肉のハンバーグステーキ(フォアグラソース)」

ハンバーグはもちろんですが、その横にいらっしゃる白いヤツが秀逸でした。ジャガイモとニンニク薄切りの重ね焼きをクリームソースでまとめてあったんですが、あまりの旨さに友人とギャーギャー騒いでしまいました。品ないですよねー。でも、それほどに衝撃的だったのです。

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「筍のフリッター、カニ身あんかけ」

・・・美味しくないはずないじゃん。

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「オムライス」

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「ゴールデンパインのブリュレ、アイスクリームのせ」

パイナップルのブリュレ具合とアイスのコンビがたまりません。

あーーー、ほんとにご馳走様でした。


2009年5月20日

思うだけでは始まらない

Vリーグファンのテンションが下がるこの時期ですが、今日もまたノー天気なVリーグメールマガジンや、「これからがシーズン!」とはしゃぐお花畑さんを始めとして、盛り上がる人たちも多数いらっしゃいます。代表のファンに「悲しむ」という要素はあまりないですもんね。実際それぐらいが適度に幸せなスタンスなのでしょう。今さら戻ることもできなければ、戻るつもりもありませんが...。

武富士が解散へ(スポーツ報知)
結局、最初から最後までチーム存続にかける明確な意思は伝わってきませんでした。廃部発表までに一通りの努力は終えていたということなんでしょうか。ファンの方々にとってはどうすることもできない無力感もあいまって、よりいっそう辛い幕引きとなってしまったように思いますが、その責をチームだけに負わせるのも現状では酷な話です。JVAはリーグファンにいったいどれだけのチームを見殺し続けさせれば気が済むのでしょうか。

Vリーグinつくば 慈業から事業へ・・・ (TUV公式)
こういった考え方が浸透してほしいと切に願います。

*****
本社先輩よりお中元をいただきました。

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♪三時のおやつはラスク♪

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ホワイトチョコレートたっぷり!

2009年5月19日

元アナウンサー頼近美津子さんが亡くなられたとのこと。食道がんですか・・・。はやく予後が良くなる病気になってほしいものです。

フジサンケイにおけるゴタゴタ云々はほとんど存じ上げないのですが、たしか頼近さんは矢部達哉さん(都響コンマス)のファンでいらして、その語り口がなかなかユーモラスで素敵だったのですよ。それにしても最近やたらと訃報が多いなあ・・・。


夜中、耳の中から流血。
ビビりました。

2009年5月18日

出帆

逡巡の末、マスクを着けて出勤。
曲がりなりにも神戸市民ですし、後はなんといっても黒鷲旗。なにしろ「バレーボール」が行われた体育館に6日間通い詰めたんですから、罹っていてもまったく不思議じゃないですもんねえ。

会社では・・・もういろいろとバタバタでしたわ。

*****

そういえばとJVAのHPを開けると小さな全員集合写真が・・・あれっ?
うーわ、(川北)元さんが全日本に引き抜かれちゃいましたか。海外に流出されるよりはマシですが、あまり興味の湧かない今回の代表で、ある意味一番の衝撃だったかも。あとはマネージャーさんが宮崎さん(Springs→Redwings)とね。微妙だわ。

主将は荒木選手だそうで、栗原選手とのコンビがトップ向きかどうかはともかく、まぁ他に居ませんものね。しかしとうとう1984年組がここに来る時代が来ましたか。いやー。

全体として、なかなかに眞鍋さんらしい思惑がちらほら。4年後が楽しみになるような1年を作れるといいですね。とにかくケガにだけはお気をつけて、いってらっしゃいませ。

*****
読了本
・三崎亜記「となり町戦争」集英社文庫

しばらく前にベストセラー棚でよく見かけていた本ですが、著者の三崎さんって男の方だったんですね。読む前にカバー写真を見て驚きました。たしかに文章や感情表現は疑いもないほど男性目線なんですが、なんたって亜記さんやもんなー。
(克・亜樹さんなんてな人もおられますが)

全体としては、うーーん、伝えたいことと書かれていることが上手く噛みあってない感じ。新人賞受賞作ということで、仕方ないのかなあとも。

2009年5月17日

飛散

雨風が吹き荒れる合間を縫って近所のショッピングセンターへ。
用事を済ませた後、本屋にて再び月バレを一読しましたが、やはり買う気にはなれませんでした。そもそもこの代表に思い入れがないうえ、今年の全日本は勝負の年じゃないですからね。まだ真剣に騒ぐ対象じゃないでしょ。プレッシャーは来年以降で充分です。それよりも気になるのは・・・はぁ。

その本屋でマスクを着けた人を見て、おおそうかぁ、ここも神戸なんだったということを思い出しました。見渡すとマスク装着率は1/3ってなところでしたが、よく見れば客そのものが少ないのでした。客商売は上がったりですね。

そういえば朝、ニュースを見て電話してきた妹と話してたんですけど「普通のインフルエンザの方が致死率は高いのに、ちょっと騒ぎすぎじゃないかなー」とのことで、一応いちおう医療関係者のセリフではありますが、信用はなりません。ちなみに私が通勤時にマスクをするべきかどうか悩むわーってな話をしたところ、返って来た答えは

「ニュースとかでマスクしてる人を見ると『私だけは死にません』って言ってるみたいに、ちょっとだけ見えるよね」というものでした。

・・・今のところ私がインフルエンザに感染してそうな気配はありませんが、先週辺りから花粉症のせいかクシャミ頻発中なので、マスクはした方が何かと都合よさそうですね。そして明日会社に行ったら間違いなくマスク配布騒ぎに巻き込まれるんだろうなあ。ううう。早めに行かねば。

2009年5月16日

鳩ぽっぽー

お昼からチェロを抱えてアンサンブルの練習へ。
今回のコンサートは日本人作曲家さん特集ということで、オープニングは久石譲さん。普通のオケのコンサートだとなかなかこういった曲を弾く機会は少ないのですが、改めて弾くと意外や癒されるもんですね。日本人の心根を痺れさせるエッセンスでも入ってるんでしょうか。らぴゅたー!どんな場所にも音楽ってのは平等に流れるもんなのだなぁ。

練習場では神戸での新型インフルエンザさんの話題でもちきり。学校が休校になったりコンサートが中止になったりと、一日にして既に影響が出まくっている模様。インフル前線が山を越えて北上してくるのは時間の問題でしょうけど、そうなるとこちらのコンサート開催もヤバくなるようです。あらまあ。

ちなみに本日感染が発覚した高校は私の出身校の兄弟校でもあるんですが、この季節って確か定期戦(←年に2回全校生徒が相手高校にお出かけするのです)がなかったっけ?と思ってましたら案の定、母校にも飛来しちゃったみたいですね。しかもバレーボールの試合て!

なんだかやけに高校生の発症が多いインフルエンザですが、私も月曜日はマスクをして出かけるべきなんでしょうか。いちおう黒鷲用にと会社から日数分(もちろん6枚)持ち帰っておいたんで、手元にあるにはあるんですが、なんだかねえ。

***

注文していたチェロの弦が届きましたので、ひとまず下の2本をお取替え。弾いてみると発音が良くなったので、やれやれです。今回の演目はリズム系が多く、ただでさえ高弦楽器に比べて音の出が若干遅い低弦ですから、発音が悪いと弾いていてストレスが溜まるんですよね。やっぱり全弦注文しておいてよかったですわ。前回いつ替えたっけとblog検索してみると(散髪みたいだ)、だいたい半年に一度替えてますね。弾いても弾かなくてもダメになるサイクルは変わらないってことですか。ふむ。

2009年5月15日

晴れおさめ

本屋でざざっと月バレを立ち読み。
SpringsはことごとくArrowsならびに舞子選手の引き立て役ですが、まぁ余計なことは書くまい。敗者の気持ちを忘れない勝者を目指して、また一歩ずつ立ち登ってほしいものです。あ、舞子選手そしてデンソーの横山選手の個人インタビューはなかなか面白かったですよ。買う予定はありませんけど。

*****

柳家小三治さんのドキュメンタリー「小三治」って第七藝術劇場で上映されるんですね。名前は何度も見聞きしながら、まだ行ったことがない映画館ですが、これは来月なんとか行かねばなー。

*****
探し物をしていたら、まったく別のものが出てきました。

20090515.jpg  (サカサマ写真)

指の力を個別に鍛えてくれる(らしい)のですが、マジメに続けたことがないので効果の程は分かりません。握ってみると昔に比べて右手指の力が弱くなってますねえ。弓を持つのにも力はやっぱりあった方が良いでしょうし、コンサートに向けてちょびちょびやってみますか。

2009年5月14日

節約ごはん

何ら問題もなく禁酒生活を謳歌しているのですが、昼ご飯に加えて酒代がかからないと...お金を遣わないんですよね。札が残っているのが嬉しくて(子どもか!)つい「じゃあコレもアレも買うのやめとこ」なんてな気持ちに拍車がかかり、思いがけず節約生活中です。

ただ、私の場合あまり節約に励みすぎると反動でバーンと使ってしまう悪いクセもありますんで、ほどほどに息抜きも必要。というわけで今日は帰宅途中にマンガを購入。

・よしながふみ「きのう何食べた?(1)(2)」(講談社)
公式サイトより―
これは、都内某所2LDKに男二人暮らしで住む、筧史朗(弁護士)43歳と矢吹賢二(美容師)41歳の「食ライフ」をめぐる物語です。ちなみに1ヵ月の食費は2万5千円也。

彼女の作品は色んな筋の人たちからオススメされ続けていたので、かねがね読んでみたかったんですが、マンガって冊数が増えるペースが早いし何かと面倒でねー。でもこの作品は月刊連載(しかも既刊は2巻)、日頃あまり縁のない少女マンガ系でありながら掲載誌は「モーニング」、BL系の作者にしてはマイルド描写。条件が揃ってましたんで、とっつきやすかったのです。

「ゲイには子どもに頼るなんて未来がないんだから、頼れるのは金だけ」なんてな主人公のセリフにドキッとさせられ、しかしその主人公がやたらと値段(の安さ)にこだわる対象が食べ物ってのは微妙だよなーと感じながらも、自炊を中心とした食生活の描写は面白かったですし、電車で一気読了いたしました。総じていろいろと生活を改めなきゃなあと思ったことでしたよ。

明日から社内(女子)で回そうっと。

2009年5月13日

復活希望

ここ最近ユニコーンの「シャンブル」を流し聴きしてまして、ふと気づくと頭の中をメロディが回ってます。

J-POPSというジャンルには驚くほど弱いもんで、ユニコーンも奥田民生さんもほっとんど聴いたことがない人間なのですが、お気に入りブログで熱烈にお薦めされていた文章がとても面白かったので手を出してみたのです。

迂闊なことは書けませんけど、ゆるさと楽しさのバランスが心地よく、それでいて完成度がものすごく高いアルバムですね。聴いてて飽きませんわ。で、私はどうやらEBIさん好きの模様。

しかし、実際にこうして読んだ人に行動させる文章を書ける人って凄いですよね。こないだ吉田秀和さんの対談を読みながらも思ったことなんですが、いいものはもちろんのこと、悪いものもその人の手にかかると聴いてみたくなる。上手い書評家さんなんかもそうですが、こういうのがプロってもんなのでしょうか。

シーズンが替わる度に、一つまた一つとサイトやブログが消えていきます。寂しいですなあ。

2009年5月12日

不況自虐

KERAさんのblogによると、シアターテレビジョンが国内演劇放映から撤退するのだとか。最近はWOWOW放映が増えているので、あまり気にしていませんでしたが、そういえばナイロン100℃の放映はほとんどシアテレなんですよね。

ま、ナイロンぐらいなら営業努力次第でWOWOW放映あるいはDVD自主製作も可能な気がしますが、地方にはテレビをあてにしている方も居られるでしょうし、なにより小劇場演劇を陰ながら支え続けてきた功績者でもあるシアテレの撤退はやはり残念です。

とはいえ、昔にくらべると録画(収集)欲が落ちているせいか、さほどの衝撃がないというのもまた事実であり

観に行った芝居はもう観たんだし、いいじゃん。
観られなかった芝居は観られなかったんだから、しょうがないじゃん。

てな具合に割り切れるようにもなっちゃいました。
実際観に行くと面白いし、刺激も受けるんですけどね。
てなわけで、ナイロンチケットありがとー。

読了本
○吉田戦車「吉田電車」講談社文庫

前作の「吉田自転車」は売ってしまったので改めて比較はできませんが、自転車よりこっちの方が笑い所は多かったような。
吉田さんご本人は自転車愛好家ですので、自転車(=ナイスバイク号)への思い入れのほうが断然大きいはずですが、文章としては力が抜け加減が良かったのかもしれません。鉄道本というよりも、紀行混じりのエッセイといった感じです。吉田さんファンなら...もうとっくに読んでますよね。

2009年5月11日

健康祈願

寝だめが効いたか、今日は一日中、まるで私ではないかのように元気でした。やっぱ睡眠は大事ですねと。

*****

いくつかのブログを巡るうちに、バンブー公式にあるケイさんのブログに辿り付きました。

深いです。

あの試合をセレモニーにしようとしなかったケイさんの思慮が沁みます。
足立さんのブログも合わせて読むと味わい倍増です。

そう、チームのファンになるのって決して「強さ」だけによるものではないんですよね。私もSpringsを好きになった一番の理由は「強いから」ではなく「なんや面白くてカッコ良い」でしたし。

でも、できれば、より強いに越したことはなく、そのバランスというのは実に難しいものです。私は未だにバンブーにはもう一息貪欲なチームになってほしかったと思っているのですが、ファンの方々にとっては、どこか優しいバンブーだったからこそ愛すべきチームだったのかもしれませんし、うーん分かりません。結局はどうしてもご贔屓チームを基準にしてしまいますからね。

*****

ご贔屓Springsの方は、公式HP(こちらは別にご贔屓ではない)にコートサイドレポートがアップされてますが、岩坂選手によるシーガルズ戦レポはツボを突いてていい感じですね。プレーも期待してますよー。いや、まだゆっくりでいいんですけど。

*****

Vリーグファンにとっては、これからが一年でもっとも嫌なシーズンです。もうね、全日本なんてどーでもいいですもん。考えると気が滅入ってしまうので、やらなあかんこと山積みで丁度良かったです。などと言いながら、やっぱり暗くなっちゃうんですよね。はぁ。

猶予も言い訳もすっからかんになってしまいましたので、しばらくアルコールとはサヨナラです。では。

2009年5月10日

ベッドより

予想通りというか、案の定というべきか、昨日に引き続いて寝まくっております。
どういうわけだか黒鷲旗が終わった後は大抵こうなっちゃうんですよねぇ。
でも、やけに悪夢ばかり見ていたので、疲れが取れたのかどうかも分かりません。
あちこちに不義理を働いた罰が当たったのかもなぁ。

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庭のケヤキと何かの花

ツリーハウスでも作るんかいってな大木になってきて、ちょっと悩みの種なケヤキ

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パクチーの花

可愛らしい花を咲かせた後は山のように種をつけて、そして油断すると庭じゅうがパクチーだらけになってしまうのです。ハーブは怖い。

読了本

・(貸本まんが)墓場鬼太郎(4)(5)(6)

貸本時代の墓場鬼太郎、すなわち「ゲゲゲの鬼太郎」の種本。
読んだことのあるネタがいくつもあるせいか、本当は逆なんですが、焼き直し的な印象があって、途中から少々パラパラとめくってしまいました。骨太というかリアルな怖さはこっちの方が強いんですけどね(鬼太郎が悪玉だったりするし)。ただ洗練度は「ゲゲゲ~」の方が高く、作品としては後者の方が好きです。

2009年5月 9日

怠け者ゆえ

朝なんとか起き上がってはみたものの、まったく持たず。
ほんとは練習に行かなくちゃいけなかったのですが、チェロを運ぶどころか立ち上がるのすらやっとでしたんで、申し訳ない・・・。

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庭でとれたイチゴ

今年は豊作なのだとか

2009年5月 8日

賞金の行方

このぼんやりした頭は疲労なのか、はたまた...。
月末と10日〆仕事をごちゃごちゃと片付けました。仕事場でものすごーくイヤな話を耳にしたんですけど、噂にすぎませんように。

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ハードディスクを少し整理しておこうと黒鷲決勝の映像をカットしてたんですが、
あら表彰式って放映がなかったんですね。ま、大した式じゃなかったですけど。

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2009年5月 7日

週末こーい

え、マジで?

バレーボール・久光 新監督に浜田氏昇格(神戸新聞)

コーチとしてはとかく不満がある人じゃないんですが(一時はベンチでの姿勢の悪さが気になってました)監督ですかあ。うーむ。黒鷲ではトム選手抜きでチームをまとめて準優勝まで持って行かれたわけですし、オーナーサイドからも組しやすいと思われたのかしら?

眞鍋前監督ほどの計画性や厳しさはなさそうですが、コンセプトにとらわれすぎる頑なさがないのは良い点ですし、世代交代進行中のチームにおいてベテラン選手に対して敬意を持っておられるところなどは安心材料でもあるんですけどねー。

コーチ陣としては、ぜひとも川北さんの残留を望みますが、はてさて諸々どうなりますやら。

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久光製薬・狩野舞「みんなで一つになれた」(毎日新聞)

裏返せばリーグ中は・・・
チーム作りってほんとに難しいですね。

******

全身疲労が抜けません。
GW6連戦は思った以上にこたえてるみたいです。トシですかねぇ。

2009年5月 6日

ありがとう

心の底から、まずはこの言葉を述べさせてくださいませ。
素晴らしいGWを過ごさせていただいたことに感謝の気持ちで一杯ですのでね。
(まぁさすがに疲れましたけど・・・)

第1セットしょっぱなからサキさんがベンチで膝のケアを受けている光景を目にし、でもここまできたら何とか1試合持ってくださいと祈るしかなく。そのサキさん投入効果もあってか、チームにリーグ決勝戦のような堅さはなく競り合いは見せるものの、しかし気が付けばセットは落としていました。

第2セットは何がキッカケだったのか・・・何をやっても上手く行かず、またしても悪夢を彷彿とする展開に。たまらず#4サキさん→#9アン選手、そして最終盤には#17ムック選手→#13ルカ選手の交代。替えるならもう少し早く、といいたいところですが、交替があっただけマシというべきでしょうか。大量点差は縮まることなくセットダウン。

第3セット、なんとかストレート負けだけは避けたいものです。サキさんとムック選手がコートに戻り、舞子選手が当たり始めます。高さある相手に対しては彼女が機能してくれなければ、どうにもなりませんからね。しかし相手レフトの木村・張両選手があらゆる技を使って一点をもぎ取るのに対し、舞子選手は基本的に真っ向勝負にこだわりますね。どこか美学が感じられるのは狩野家DNAなのでしょうか。面白いし、私は好きですよ。連戦続きの疲労もあってか、だんだん張選手の打点が下がりだし、Springsのワンタッチにかかり始めました・・・チャンス!

途中、レシーバー投入のコウキ選手が崩されたり、相手スパイクでユウ選手が顔面を直撃されたりとハラハラの連続でしたが、ここでユウ選手にトスを上げたムック選手も、決めきったユウ選手も凄まじい・・・プロですねえ。ツーアタックも決まり、なんとか25-23で1セットゲットです。願わくばもう1セット。

第4セット開始。ユウ選手の目はまだ痛そうですが、申し訳ないことに替えは居ません。チーム全員の力でフルセットに持ち込めそうな展開だったんですけどねぇ、土壇場でひっくり返されてしまいました。この急造チームで勝ち抜けるほど、東レに穴がなかったというところでしょうか。連係ミス、アタックミス、トスミス・・・個人の責任を問うことは簡単ですが、バレーはおそろしいほどにリズムのスポーツです。選手が全力を尽くしていたことは明らかでしたし、その上でこういったことが起きたのは個人責任というよりは、チームとして改善していかなきゃいけない問題が最後にこういう形で出たというべきなのではないでしょうかね。

サマーリーグに始まって、いやっちゅうほどシルバーメダルコレクターとなってしまったシーズンでしたが、そこから得たものは限りなく大きなモノだったことでしょうし、最終的にこういうチームで目一杯戦う様を見せてもらえて幸せでした。修羅場で逃げないアタッカーはやっぱりカッコ良いですよね。ファン冥利に尽きる試合でしたよ。この借りは絶対に返してくれるものと確信しております。

全日本行きの人はアレですけど、そうじゃない人はひとまずゆっくり休んでください。

******

こういう試合となったことで、またムック選手が叩かれちゃうのかなあ。
期待と嫉妬の裏返しと思って我慢するしかないんでしょうけど、ムック選手がそのデカい肩で背負ってきたものの大きさをちょこっとでも想像してみれば、おいそれと批判なんて出来ませんよ。甘いんかもしれませんけど、ファンならここで守らずしてどうするんだ!!(ムック選手の隠れファンはけっこー多いと睨んでます)

シロートが指摘するようなことなんて、ご本人がとっくに認識済のことばかりでしょう。適当な二段トスを挙げときゃ決めてくれるようなチームじゃないんです。新人ちゃんにはできるだけ決められる状態で打たせてあげたい。調子の悪いアタッカーに無理はさせたくない。でもレセプションのせいになんかしない。ファンならそんな彼女の潔ぎよさと優しさを少しぐらい慮ってもいいのではないでしょうか。

膝に始まり、腰に手にと故障続き満身創痍だった今シーズン、あれだけワンタッチも頑張って取ってくれてねぇ、ありがとうとしか言えませんってば。そういえばムック選手が膝をやってしまったのは東レ戦だったんですよね。2セット取って後1つというところから・・・トラウマとは言わないまでも、いい印象が残っていようはずがありません。早く払拭してほしいものですが、とにもかくにも今日のところはお疲れ様でした。

来シーズンこそは我慢が先に立つようなチームにならないことを祈りますし、そんなチーム作りの根幹を担ってほしいと願ってもおります。

毎年毎年いい試合をしてくれて、ほんとうにありがとう。
このチームのファンであることは誇りです。

Springs vs Arrows
(1-3)

2009年5月 5日

ひさみつ魂健在なり

今大会は

・監督が居ない
・ローガン選手が居ない

負けても言い訳には事欠かないはずのSpringsですが、これが普通に強い。
つか、レギュラーシーズンよりも明らかにまとまって雰囲気がいいのです。
忘れかけていましたが、そういや本来こういうチームなんだよなあ。

Springs vs Red Rockets
(3-0)

第2セット序盤の騒動による中断で流れが変わったら・・・と心配させられた他はまったく危なげのない試合でした。第1セットでワンポイントブロッカーのカナコさんがサキさんのトスを決めた時点でひさみつ力が発動しちゃってましたもんね。ベンチのムック選手(&カズ選手)が飛び跳ねての喜びっぷりも、サキカナ満面笑顔での漫才もサイコーでした。

一昨日から入ったシュリ選手がたいへん良い働きをしてくれており、鬼サーブはもちろんのこと、ボールは落とさないわ、問題なく第二セッターを務めてくれるわで、コート内の動線が乱れないのが大きい。もう少し隙というかツッコミ所があってほしいほどの鉄面皮キャラですが、明日は眞鍋さん(=解説)の頭を痛めつけるような活躍を期待しております。ま、MBSアナウンサーがそこまで突っ込んだことを言うことはなさそーですけどね。
コウキ選手のレシーバー(というよりセッター)ぶりも安心材料の一つです。コートに何人セッターおるねん?状態。ムック選手もラクできるのやら気を抜けないのやら。

そうそう、第2セット問題中断の原因となったローテ間違いはどうやらNECが申告したローテ表の記載ミスによるものだったようですね。終盤に高橋選手と交替したのが竹内選手(センター)で、かつ後衛でもリベロと交替がないのを見て、頭の中が???となっていたのですが、これがローテ修正のための苦肉の策だった模様です。

副審・記録席の不手際もさることながら、そもそもその発端となった高橋選手のサーブ順間違い発覚の時点で、キャプテンなり監督なり高橋選手がさっさとローテ表を確認すればあんなことにはならなかったはずで、ま、試合全体を通してチームを支えるはずのベテランがあの態度じゃねえ。その役割をフォフィーに押し付けているようではアカンでしょう。タイムアウト中もチームはバラバラ。さすがのイクさんもフォローしきれず笑顔が消えるシーンが目に付きましたもん。センター陣は頑張ってたんですが・・・。

*****

さあて、またも東レに雪辱を果たすチャンスがやってきました。
この大会ではまだ大砲型のチームと当たっていないことが多少気がかりではありますが、スト勝ちで疲労を最小限におさえられたのは、かなりのプラスです。

明日はレセプション陣に出来るだけいいヤツをお願いするとともに、とにかくブロックで少しでも止めてもらいたいですね。センター陣はもちろんですが、テレビ的な意味も含めて、マイコ選手の存在が効いてほしいです。シーガルズ戦での打ちまくり以降(ムック選手も)セーブ気味ですけど、インタビューでも垣間見せた負けん気の強さでチームを守り立ててくださいませ。そーいやアナウンサーに狩野姉妹ネタを振られたとき、キャプテンが速攻で会場から逃げ去る姿が目に入りましたけど、あれはちょっとツボでしたわ。

監督代行(なんか「タッチ」みたいだなー)にはタイムアウトと選手交替のタイミングをワンテンポ早めていただいて、男女ともに東レの二冠は阻止しましょうぞ。

えいえいさー!

*****

本日の昼食兼おやつ
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佐世保バーガー

ビニール袋がついてるとこが実用的かつ味もウマいです。ただし量は多め(というか多すぎ)。


2009年5月 4日

ひとつの終わり

入替戦に引き続き、バンブーさんに引導を渡す役を担ってしまったSprings。ファンにしてみれば、よりにもよってといいますか、まったくもって因果な話です。ケイさんにとっては、もしかすると本望だったのかもしれませんが・・・。

相手チームの守備力からするとスタメンは#5ワンジョ選手で行くのかしらと思いましたが、いかんせん黒鷲はトーナメント戦ですからね、安全策にて#18シュリ選手が大会初スターターとなりました。

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このポジションは・・・あれっ?

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「お名残惜しゅうございます」

できることなら試合内容で記憶したかったのですが、正直なところ、溜息が出るほどに負ける気がまるでしない試合でした。ケイさんのトス回しはSpringsにとっては極めてオーソドックスなものですし、ムック選手はケイさん直伝の技も含め、ツーアタックも炸裂させるなど持ち手を惜しみなく披露してましたからね。序盤から全く手を抜かない姿勢を示したSpringsに対し、最終的にバンブーさんは打つ手なしといった印象でさえありました。

Springs vs Bamboo
(3-0)

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試合後「バンブーに拍手を」とのアナウンスに対して

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Springs父兄席に向かって手を振るケイさん・・・

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永遠の友

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笑っていないカナコさんを見るのはツライです

サキさんカナコさんらの関係を前に、遠慮していた選手が約一名おられましたが

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このシーンを目にしては黙っているわけにいきません。

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よかったよかった・・・

*****

本日をもって武富士バンブーというチームはなくなりますが、チームとして消滅してしまうのは本当に残念かつ惜しすぎる話です。なんとかならんものでしょうか。一口ファン株主とかあったら乗りますよ。食えない署名よりはカネじゃないかとも思うんですけどねえ。

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「ひとりでも多くの人たちがバレーを続けられますように」

本日の夕食

ひさしぶりに外灘紅緑灯へ

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「海老マヨ柚子風味」

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「上海蟹と豆腐の炒め物」

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「空芯菜の炒め物」

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「筍と牛肉の炒め物」

もちろん小籠包も食べましたよ。

2009年5月 3日

やれやれ

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さすがに運は使いきっておりました。
甲子園に到着したのは実に八回裏、全く奮うことがなかった(らしい)阪神打線が火を吹くことはなく、0-4の完封負け。対巨人11連敗とのことで、ご愁傷様でした。
そないな試合内容はともかくとして、個人的には数少ない友人がさらに減らなくって良かったです。17時半待ち合わせのはずだったのに...ほんとにほんとにほんとにスミマセンでした。

*****

実はいろいろと勘違いしまくっておりまして・・・今日Springsが負けたら対戦相手はNEC(勝てば武富士)と思い込んでいたのです。最後に恨まれるのはヤだし、じゃあ負けた方がいいじゃん!とね。しかし、実際は負けたらいきなり東レ戦だったんですねぇ。いやー、そうとは知らずに第4セット「もう負けちゃおうよ」と口に出しまくったのは私です。スミマセンでした。傍らのキモチワルイシーガルズファンのうわ言に小声で突っ込みはいれつつも、第4セット14-20から引っくり返せるとは思わなかったんですよ。

Springs vs Seagulls
(3-2)
32-30
22-25
23-25
31-29
15-9

第1セットはいい具合に点を重ねていたはずなのですが、相手の中学生セッターに対抗して魅惑のセッターを出したところ、失点を重ねる間に替え時を見失い、戻した時には既に遅し。あれよあれよと詰められて、いきなり30点ゲームになってしまいます。えー。

第2セットはブロックに捕まったワンジョ選手の交替が遅れ、ムック選手怒りの渾身ツーアタックのワンタッチも認められず(ぜってーおかしかったよ、あれは!)、サキさん独りが活躍・・・ああそれじゃダメなのよう!!第3セットは・・・あがけばあがくほど、シーガルズ地獄に嵌っていくようで、詳細は忘れました(遠い目)。

第4セットはシュリ選手サーブでスタート。他コートの試合が全て終わり、あら予想外に物凄い観客数になってきました。アピールチャンスです!・・・にもかかわらず、プッシュにフェイントにやられまくり、ムキになってスパイクを打てばアウトばかり。場内を覆うシーガルズコール(by 滝井&理大附属)もあいまって、シーガルズ三昧の試合展開となってしまいました。気付けば14-20て、終わりじゃん。河本さんはまたも中学生セッター投入です。

しかしねぇ、これがホンットに面白かったんですけど、第3セットあたりから目に見えてSpringsのメンバー全員から殺気立つほどにイライラの蒸気が立ち昇ってきてたんですね。もう決める度にズガーン!ってな攻撃ばかりなんですよ。サキさんを始めとして、殺し屋の心を持つ(らしい)マイコ選手のイライラっぷりもステキでした。そんなチームの対照的っぷりが笑えて仕方なかったんですが、とにかく点差は一向に縮まりません。私は前述の通り急ぎの用を抱えてましたんで、終わっちゃえ終わっちゃえと願ってたわけですが、ここで野心家シュリ選手のサーブです。

・・・やっぱすげーわー。鬼だ。

チームファンからも賛否両論の意見を耳にすることがあるほど、したたかな選手さんのようですが、私はむしろあれぐらいの根性を持てよとも言いたい部分もありまして。だってそうでなくとも170cmそこそこという、低身長(!)希望の星が求められる役割というのは180cm台の倍以上はあるんですし、そんな彼女たちの努力というのは我々が想像するよりさらに大変なものであるわけで、やっぱり応援しなくちゃとも思うのですよ。てなことはさておき。

・・・追いついちゃいました。ひゃあ。

さすがにもう勝ちを祈るしかないですよね。ブロックアタックレシーブブロックアタック・・・ラリーを切らず、マイコ選手がとにかく決めきってくれました。最終盤のサキさんの気迫にも物凄いものがありましたね。接戦接戦になるほどにイキイキする佐野さんも見応えありましたが、ともかくもセット取っちゃいました。わぁお。

フルセットとなれば今シーズンのSpringsは勝つことになってますから、ファンはある意味落ち着いたものでしたけれども、7-7あたりまでは一進一退の展開が続きました。痺れたシーンはですね、サキさんがコートに戻る時、ベンチ(たぶん元さん)の方に向かって親指を立てながら出かけて行ったことかな・・・かっくいー。顔はもう疲労で一杯だったのに、心では絶対負けないぞと、サイコーっすよ、このチーム。

中盤はまたしてもシュリ選手のサーブで突き放し、そのまま逃げ切りました。
写真も何も撮る余裕はなかったので、これでご勘弁。

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ありがとう、そしてお疲れ様でした。
ちょっとでもちょっとでも休んで明日に備えてくださいませ。

2009年5月 2日

カウントダウン

いくら黒鷲旗が大阪開催だとはいえ、さすがに朝から晩まで会場に詰めるのは難しく、午前中の東九州龍谷高校vsパイオニア戦は観に行けなかったのですが、東龍さんはパイオニアから1セット奪ったのみならず、第4セットもジュースに持ち込んだそうで。驚きはしませんが、観たかったですね。そして吉田監督はホントに何がしたいんでしょう。

所用を片付けたのち会場に入りますと、予想通りなかなかの混雑ぶりです。JTvsNECの試合を遠巻きに眺めつつ、デンソーvs日立佐和戦を見下ろしておりました。JTさんスト負けということで、C組は明日のパイオニアの結果ならびに自チームのセット率次第ということですか。どーなりますやらね。

試合はサクサクと進み、さほど待つこともなくSpringsがコートにやって来ました。 榛澤さんがTシャツ姿で、おっとエリ選手がユニフォームです。今日なら出られるかもしれません。対戦相手は青山学院大。なんか全体的に体型がもっちゃりした選手が多いですね。Vプレミアの選手だとNECの秋山さんですか・・・なるほど。時間差中央切り込みの練習を繰り返すのをセンター友の会がじっと見ておられましたが、実際の試合中にそういったプレ-はほとんど出ませんでした。その手のセットプレーはセッター次第ということなのか、まあ大学リーグであれば、こういったプレーでかわす余裕もあるんでしょうけどね。

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さほど特筆すべきこともなく第1セットを取った後は、#4サキさん→#8カナコさんにチェンジ。息が合ってくると、やっぱムック=カナコラインのクイック攻撃というのは格が違いますよね。いつ見ても惚れ惚れしますよ(でしょ、観戦中の新人さん?)。後半からは#3山本選手→#9平井選手、#1カズ選手→#18シュリ選手と大きく交替です。シュリ選手のアタックを見られるかなと思いましたが、前衛に回らぬままにセット終了。

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雨宿りの人たちもご機嫌

そして第3セット。山本選手スターターのはずが、何らか手違いがあった模様。

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私?私?

結局はアン選手がスターターとのことで、なにやらチョイとモメてましたが、まあ別にいいんじゃないでしょうか。大学相手には大学出身選手で丁度良いんじゃないかというご指摘に、あっそっか。
点差をつけられない試合展開の中で、セッターも早目にルカ選手にチェンジです。中盤を抜け出した後、エリ選手もやって来ました。おお大学仕様チーム、ではなく、札は・・・8番ですね。

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4年前の黒鷲で颯爽とデビューを飾ったエリ選手、こんなはずじゃなかったろうにという思いも今は封印です。多少動きが重いかなあという気はしましたが

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ブロード決まりました

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ブロックも決まりました

観客はもちろんのこと、ベンチからも歓声が上がっていましたよ。24-18の最後打席はサーブミス。茶化しとも笑いともつかぬ盛り上がりの中で、せっかく前衛に回ったシュリ選手がアタックを決めても反応は薄く、残念でしたねえ。

さあ準備運動はここまで。
明日からはどこまで戦い抜くことが出来るでしょうか。

今季も残りわずかです。さびしいなあ。

*****

試合後、昨夜は珍しく満席だったトルコ料理屋さんへ
エフェスうまー。

珍しく、河岸をかえてデザート

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This is シンプル。

帰りの電車で「水木しげるのラバウル戦記」(ちくま文庫)読了。
怖いとかそういった感情を突き抜けた描かれ方の南方戦線記録。こんな戦記って読んだことないですね。新鮮というか人間力の凄さを思い知らされた感じ。眠気も頭も醒めました。
戦争、したいっすか?わたしゃ意地でもイヤですよ。

帰宅後、忌野清志郎さん逝去のニュースを知る。
ううっ、死んじゃうんですか。人間、死ぬねんなあ。

なんともショックな夜。

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2009年5月 1日

黒鷲2009初日

いよいよ始まりました、大阪春のバレー祭典「黒鷲旗」
グダグダやとかなんとか言いつつも、けっこー好きなんですよ、この大会。

午後休が取れましたんで、いそいそと府立体育館へ。
武富士vsPFU戦の第1セットを見ながら、このチームがチャレンジリーグ1位なのならば、やはりチャレンジとプレミアの壁は相当に高いよなぁと改めてぼんやり。隣コートでのデンソーvs三洋電機戦もこれまた同じく、でしたね。そういや三洋での(木村)ユキ選手のプレーを初めて見ましたよ。ガンガンにレセプションしてる(というか狙われてる?)んですね。アタックはデンソーブロック相手だとちょいキツかったでしょうか。元プレミア選手の意地を見せてほしいものです。Springsメンバーもちらちらと眺めてました。

そうこうするうちに、本日ある意味いちばん楽しみにしていた東九州龍谷高校が登場。お相手はこれまた対照的ともいうべきチームNEC。さてどうなりますかと期待していましたが、第1セットしょっぱなから東龍はレセプションにつまづき、スタートダッシュを切れず。あぁ今年はイマイチかなーなんて思ってましたら、いやいややっぱり良いですねぇ。点の取り方がNECなんかよりずっとカッコよろしいです。こりゃ高校では敵なしでしょうな。昨年と違ってセットを取るまでにいたらなかったのは残念でしたけど、充分に見せ場は作ってましたし、堂々としたバレーを展開していたのは明らかに東龍でした。秋山さんのトス回しはちょっとコずるいんだよなあ。プレミアはプレミアらしく戦わねば。

注目していた東龍#1サウスポー長岡選手、アタックはキレがいいんですが、レシーブがちょっと苦手なのか、はたまた足のテーピングぐるぐる状態からすると、あまり調子が良くないのか、こまめに交替されてましたね。アタッカーとしては#3芥川選手も高さがあってよかったですが、チームのキーパーソンは#2田村選手でしょうか。たしか貝塚出身の選手ですよね。この3人は今年の目玉なんだろうな。

と、東龍があがく間に今度は真打ちSprings登場・・・あれ、トムさんが居ない?
帰っちゃったのか居ないだけなのかは分かりませんが、ともかくもコートにも会場にもおられませんでした。ガイジンさん抜きの黒鷲ってそういえば初めてですが、それはそれでけっこうですよ。ムック選手も余計な神経を使わずにプレーできますね。そうか、眞鍋さんも居ないんだし、おぉやりたい放題ではないですか。黒鷲の楽しみが俄然増えました。

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「威・圧・感」

選手の見分けがつきにくくなりました。すっかりショートカットブームですね。さてムック選手はどこまで頑張るのでしょうか。

てなことはさておき、見てのとおりトムさんに替わってワンジョ選手in。ポジションはライトということで、マイコ選手がレフトポジションに入り、カズ選手そしてリョウ選手とともに三枚レセプション体制です。このメンバーなら多少の失敗も笑って見ていられますね。

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(Springs的)和気あいあい

本日の対戦相手は上尾メディックスさん。助っ人マンブル選手は予想どおりムラっ気のあるタイプ。打点があまり高くないせいか、攻撃力は見かけほどの迫力はないですし、攻撃がワンマンチームにならない時点で戦力としてもどうなのかなというところですね。全体的にとりたてて飛び抜けて目立った選手はいないチームでした。

第1・第2セットはつつがなく連取。ワンジョ選手がだんだんつかまり始めたのが気になるところですが、中盤からはルカ選手も出場。緩急使い分けやセンター線の使い方は今ひとつですが、サイド陣が打ちやすそうなルカ選手のトスもそれはそれで魅力ではありますよね。あとは気持ちを前に前に出してくれたらねえ。もう少しファンも気持ちよく応援できると思うんですけど・・・。

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「珍しいコンビ」
なんしか楽しそうでしたわ

第3セット、#4サキさん→#8カナコさんに交替。対角ユウ選手が非常に安定しているので(韓国に来てくれてたら優勝狙えたよなー)今大会はサキさんポジションをいかに持たせるかがポイントになりますよね。このセットはレセプションが少々安定しなかったこともあり、常に2~3点ビハインドが続きましたが、逆転そして点差を広げるきっかけになったのは、前衛では少々奮わなかったカナコさんのサーブでした。

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ピント合わずでスミマセン

カナコさんが打ってユウ選手が止める。バッチリですな。何連続打ってはりましたっけ?凄い威力やないですか。最後はこれまたご自身のあちゃちゃレシーブでリベロと交代となるあたりもまた「らしく」て、あははやっぱりカナコさんだー。

後半はコウキ選手、そして(榛澤)マイ選手も投入されました。マイ選手がポイントを決めた時は観客席・ベンチの両方から歓声が上がっていましたよ。気にかけている人たちはたくさん居るんですね。

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アタックシーンじゃなくてスミマセン

今日はブロックの低い相手だったこともあり、総じてSpringsのアタック数は少なく、点数のかなり高い割合をブロックで取っていたような気がしますが、好調ユウ選手を中心にチームがどれだけ調子を上げていくことができるのか。見応えのある大会となりますように。

コート向こうでは男子、堺ブレイザーズと中央大学がフルセット試合にもつれ込んでおりました。中央は確かに強いですけど、代表も抜けてないのになぁと不思議に思っていたら、ああそうか朝長さんが引退されたんでしたね。エンダギ選手の踏ん張りでなんとか勝利し、面目を保ちました。

*****

試合後は珍しくいつものトルコ料理屋さんが満席でしたので、焼き鳥屋へ。美味しいんやけど、少しずつ余計なものが多いんよなあ。食べ物屋さんも難しいっすね。アジアにスポーツ文化はあるのかないのかグダグダ熱くワメきながら、ビールを飲み直して帰宅。くはー。


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