2009年12月18日

納得いかん

私ごときが改めて言うこともなく、東九州龍谷高校がこの手の試合ではとてつもなく強く、そしてvリーグの地盤沈下が激しいことは明らかですから、東龍が昨日のNECに引き続いてパイオニアを破ったことは何ら驚くべきことではありません。

とはいえ、(NECを含め)どちらも責める気にも褒める気にもなれないんですよね。高校バレー偏重主義がもたらした、この必然的ともいうべき素晴らしい結果はどんな効果をもたらすのか。このまま順調に行くと高校生の就職先は根こそぎ倒産ですよ。まぁね、政治と同じように一度ぶっ潰してみるのもいいでしょう。政治以上にそのあとの絵は誰も何も描いていなさそうですが・・・。

そもそも黒鷲から天皇杯を分離して、こんな時期に大会日程を組んだ意図と目的がサッパリ分からない(そして機能していない)というのに、その責任を背負わされるのは常にプレミア現場。なんか理不尽やなーと思う私がおかしいのかなあ。

何はともあれ明日の準決勝、東九州龍谷の対戦相手はSpringsです。言うまでもなく負けは許されない試合ということで、本当は観るつもりもなかったのですが、仕方なくG+契約いたしました。いつものスタメン+ミユキさん辺りでサクッと勝利お願いしますよ。


 

2009年12月13日

残念ながら

とうとう一杯目ならぬ一敗目を喫してしまいました、EVSさん。

Örebro - Engelholm
(3-2)
25-19
21-25
23-25
25-18
15-10

東京から帰ってきて一息ついたところで、そういえば試合だったとhot lineに接続してみれば、既に第1セット途中。しかも10-7で負けてる・・・おおうっ。

てなわけで、そこから応援開始いたしまして、第2、第3セットは逆転に次ぐ逆転で連取。点数積み上げて、よしここでブロック!というジャストタイミングでブロックが出るなど、ものすごく面白い攻防だったのですが、あぁ、あと1セット・・・。せめて第4セットの終盤はもう少しスタメン選手を休ませてあげてほしかったなぁ。それまでのセットで逆転が続いたため、監督さんも諦めきれなかったのでしょうけれど、第5セットは0-4という最悪スタート。最後に逆転する体力は残っていなかったチームはその後も点差をつけられ、最終盤にちょっと追い上げたものの、時すでに遅し、でした。

勝ち続けるのもストレスがたまることだと確かミユキ前主将も仰ってましたし、当然いつか負ける日は来るものです。ここ最近は比較的弱い相手の試合が続いてましたし、今の時期に負けたことは次に繋がる大きな経験になることでしょう。早いうちに修正できるといいなあ。Springsもそうですけど、チームが順風満帆な時や弱いチーム相手にイケイケドンドンで強いのは当たり前。力の見せ所ってのはそうじゃない時、いかに立て直していけるか、ですもんね。

四強がにわか混戦模様となってきた中、来週の相手はついさっきの試合で2位のKatrineholmをアウェーで破り、ちょいと調子に乗っていると思われるSollentunaさんです。ここはワンマンチームですから、Örebroさんよりは多少組しやすいような気もしますが、ぜひともチーム一丸となって今年最後の試合をいいカタチで終えて、ハッピークリスマスを迎えられますように。

しかしまあ改めてメンバー表を見ると、皆さんデカいですな。今日の相手チームセッターはエストニアの選手ですが、19歳177cmですよ。海外で戦うって今更ながらにエラいことなのだなぁと実感させられます。とにかく体にだけは気をつけて、充実した選手生活を送ってほしいですね。

寒いアウェー戦おつかれさまでした。また来週。

追記)
「Speakern har ordet」さんによると、Engelholm側のbest playerはムック選手だったようで、チームが負けてしまっては何とも言いようがないですが、どうやら試合は相当レセプションが乱れて(サーブポイントけっこう稼がれちゃいましたし)ムック選手が走り回ったということなんでしょうか。New ballへの対応を含め、そこから先の展開も今後の課題の一つでしょうけど、ちょっとだけホッとしている自分がいます。まぁファンですから・・・ごめんなさい。

 

2009年12月12日

雑感

ついでがあり、観戦してきました。
直前まで行けるかどうかも分かりませんでしたし、今年は意地でもファンクラブには入らない所存ですので、当日券を購入。3,000円ですか...。

会場に入ると、パイオニア×JT戦の第2セット終盤。あらパイオニアは栗原選手と多治見選手がダブル欠場。セッターは冨永さんですか。新人としてはこんなものなのかもしれませんが、やはりどうしてもパイといえばの内田さんが頭にあるもので、極端にトス回しの幅が少ないセッターというのは見ていて少々退屈ですね。若手アタッカーも奮闘はしてましたが、ことごとくネット際が(も)弱すぎて話にならず。これじゃ竹下さんにいいようにやられちゃうわな。

あと、現状の佐々木レオ選手を出し続けている時点で、しばらく積極的な勝利は望めないのではないかと。アタックもですけど、ダブルコンタクトを繰り返す背中なんてのはさすがに見ていて辛いものがありました。どーにかならんのでしょうか。ただ、久しぶりに見たイクさんのアタッカーは、やっぱりリベロ姿よりは爽快でしたね。しかしまあ、あの強かったパイオニアが…吉原さんが見たらしばらく寝込んじゃうのではないでしょうか。
てなわけで、あっさりJTさんストレート勝ち。

*********
次の予定があるので、前倒し…とはいかず、試合開始まで45分の待ち時間となりました。長いなあ。

Springs vs Red rockets
(3-0)

Springsがどーのこーの言うより、NECが弱かったというべきか。第一の原因は間違いなく秋山さんでしょうね。アタッカー殺しのトスに低いブロック、かといって控えの松浦選手もまだまだプレミアレベルには程遠いですし、甚だ不安な状況でした。松崎・有田両選手は奮闘してましたけど、いかんせんそのトス回しではまったく繋がらない。ストーリーを作れるセッターも少なくなりました。

で、Springsはというとサーブとレセプションが良かったですね。NECのサーブが比較的ユルかったということもありますけど、全ての動きというものは連動しているもので、サーブがいいと良くなるのはブロックだけじゃなく、レセプションも良くなるんだなあと、逆もまた然り。まったくもって面白く怖いスポーツです。

細々としたネタとしては、第一セット終盤で#8カナコさんがワンポイントブロッカーでコートインした際、サキさんがトスを上げる段になり、ライト位置にはカナコさん。
「ありゃりゃ」
「やるの?」
ってな会話のち(これは推測ですが、口がパクパクしてました)カナコさんがライトから夫婦漫才的アタック。もちろん決まりまして、コート内外ともにたいそう盛り上がってましたよ。確か黒鷲のNEC戦でも同じようなことがあったように記憶しますが、うーむ、NECとはそういう相性なんでしょうか。

20091212000.jpg(直後のタイムアウト)

これが確か22点目で、ラストは確かサキさんの連続得点。しかも一本はブロードだったんですよね。サキさんといえばクイックな人ですけど、私、実はサキさんのブロード好きなんですよ。で、ことブロードに関してはケイさんの方が合ってるのかもしれないなーと。
全体的な攻撃性やトスのスピードはムック選手の方が好きだし時流にも合ってると思うんですよ。でもまあいろいろですよね。だから生観戦は楽しいのです。そういえば応援席で元オレンジ(&アルカス)の辻智恵さんが息子の真一郎くんと一緒に観戦されてました。真ちゃん大きくなったなあ。
20091212001.jpg
第2セットでは途中フォフィー選手がネット際で足を痛めるアクシデントがあり、Springsの面々もエリサンジェラ選手、ケイさんらを筆頭に駆け寄って心配してました。フォフィー選手の使われ方も可哀想です...。終盤では#17岩坂選手がサキさんに替わって入り、ちょっとバタバタしつつもクイックでセットポイントを決めて、いい感じでした。

第3セットは#7ミユキさんの投入降板劇を巡って恒例の不満噴出。第2セットでは#22石田選手に替わって鬼サーブとレシーブで連続得点し、大貢献されたのですが、第3セットでは得点差がついたところで#2古藤選手とセット二枚替え。イヤな予感がしたんですけど、いやはや酷いものでした。もうね、誰ともトスが合わないんですもん。どんどん差を詰められて、挙げ句はミユキさんが前衛に来た所で石田選手と再交代。まるで連続失点の原因がミユキさんみたいじゃないか。いや、そんなこと思う人はいないでしょうけど、気分悪かったですよ。後継セッター、ほんとにどうするんでしょう。

20091212002.jpg

最後は岩坂選手が押し込みに近いブロックでマッチポイント、ラストはエリサンジェラ選手の強烈クロス(水田選手のレポがなきゃ、うっかり間違うとこでした。すみません)。なんとかストレートで終わりましたので、取るものもとりあえずタクシーで駅へ向かったものの、電車は人身事故でダダ遅れ。エライ目に遭いました。こんなことなら最後まで見りゃよかったわ...。

ひとまず速報偏見レポでした。

 

2009年12月 6日

エヴィス

日曜夜に1時開始の試合を追うのはいかがなものかとも思いましたが、グダグダ試合の鬱屈を片付けておきたい気持ちもありましたので、作業しもってライブスコアを追いました。

Engelholm vs Lindesberg
(3-0)
25-16
25-6
25-16

おなじみhd.seさんによりますと、昨日チーム有志さんたちはKatrinholm-Svedala戦を偵察されたのだそうで、Katrinholmがストレート勝ちしたその試合後、Lena Andersson選手(キャプテンさんでしたっけ)がインタビューに対して「私たちのLindesberg戦はもっとスムーズな試合になるだろう」という自信たっぷりのコメントを残しておられたのですが、その言葉通り、試合はきわめて順調に進みました。第2セットに至っては25-6の圧勝です。この分なら2時には寝られるかもなあ。でもホームゲームがこないにあっさり片付いてしまっては、観客も物足りんやろなあと要らぬ心配なぞをしておりましたら、一向に第3セットが始まる気配がありません。

...コーヒータイムか。

日本開催の国際試合などでよく見かける第2第3セット間のロングインターバルは公式ルールで認められたものですが、普通の試合でこんなに休んじゃったら弛緩しちゃわないのかなあ。もちろん選手さんたちがコーヒー飲んだりクッキー食べたりしてるわけじゃないでしょうけど、ムック選手なんてちょっとイライラしてそうです(憶測)。

そうして始まった第3セット。第2セットほどの点差はつかず、相手にサーブポイントを与えたりもしましたが、ムック選手のツースパイクも決まり、そりゃホームゲームではアピールしとかんとねー(第1セットから打ってました)とか勝手な妄想を楽しんでましたら、試合は大詰めです。

うわわ〜!
20091206e.jpg
スウェーデンでもファン出来たかなあ。

次の試合は13日のÖrebro(3位)戦、そして翌週20日のSollentuna(4位)戦を経て一巡目終了となります。その後はクリスマス休暇なのかな。年明け1月はハードスケジュールのようですから、少しでもゆっくりできるといいですね。

 

チャレンジ化

セッター抜きでもチームって成り立つものなんですね。ついイヤミを言いたくなるような試合でした。Springsの新しいバレーって、世界の潮流って、全員セッターなんでしょうか。

Airybees vs Springs
(1-3)

ミス続出の第1セットはエリサンジェラ選手が孤軍奮闘。どちらが取っても不思議はありませんでしたが、第3セットをデンソーが落としたのは驚きでした。終盤にセッター交替で入った古藤選手がまともなトスをほとんど上げない内にSpringsが20-24からセットを取っちゃったんですからねえ。
それもこれも、デンソーもまたセッター不在ゆえに成り立った展開。正セッターの熊谷選手は九人制から転向したばかりでリーグ経験も身長もありませんし、控えの黒羽選手(元日立佐和)もプレミアセッターとしては疑問の人ですからね。達川さんはなぜ鈴木選手のセッター育成を諦めちゃったんでしょう。気持ちの面でセッター向きの人ではなさそうですけど、勿体無い話です。

てなわけで、第4セットは古藤選手がスターター。あぁまたこれで調子に乗りはるんやろなーと意地悪目線で観戦。デンソーはスタエレンス選手決まらず、櫻井エビ選手は涙目リベロ交代。もうグチャグチャです。この試合見て「バレーってカッコ良い!」とか思えるんでしょうか。
相手さんがどんどん自滅していくのをいいことに、Springsは1本目をセッターが取り、センターかシュリ選手がトスを上げるというパターンが目立ちました。サイドへのトスがまともに上がったためしもほとんどなく、得意のツーアタックに至っては書くのも面倒なので止めますけど、いやもう時代遅れ人間にはついていけない世界です。けっこうマジメです。

さっさと寝てスウェーデンリーグに備えますか。

 

2009年11月30日

フロントにモザイクかけて

月末仕事を片付けながら、頭の中では昨日の試合がふつふつぐるぐる。夏から「仕方ない」と押さえ込んできたものが、生観戦によってフタが外れてしまったようです。

もうね、セッター&センター大好き人間としては、とりとめなく悔しいの一言なんですが、今季がっつりチームを引っ張り、劣勢をはね返す馬力を見せてくれそうなのはミユキ前主将とリョウ選手だろうということが分かっただけでも、テレビで粗探ししているよりは良かったかなと。年齢的にちょうどピークにさしかかるであろうお二人です。応援したいですね。

 

2009年11月29日

蛇足

朝、グリーンアリーナから程近い友人宅を訪問。
出産祝を渡すはずが、子どもさんはあと1週間で1歳、よちよちと歩いてました…遅くなってごめんなさい。私はとりたてて子ども大好き!人間ではないのですが、ペット並みの可愛いさに(←最大級の賛辞)、ごろごろ転げまわって写真を撮ってしまいました。すくすく元気に育っておくれ。

友人宅をおいとました後、久しぶりの後輩ちゃんと合流し、本日もグリーンアリーナへ。全日本人気はイマイチだし、インフルエンザの影響もあったのでしょうけど、日曜とは思えない客入りの悪さでした。
えー、試合感想については出来るだけ感情的にならないように、ならないようにと心がけたつもりですが、読み返すとやっぱり感情的ですね。ファンの方にはスミマセン。

第2試合の東レvsシーガルズ戦をコートエンドでボーっと見てましたら、向こうから歩いてこられるのは…神園通訳さんと真保コーチじゃないですか。よりによって皆さん目の前にズラリとお座りになられました。なんか緊張しますわ。さっきの試合どうでした?とか聞いてみたい気持ちを抑えて、観戦。

試合は中途半端なラリーの応酬が多かった気もしますが、両チームとも出来は昨日より良かったんじゃないかと。例の誤審騒動については、やっぱり線審に責任転嫁した田野主審が一番悪いですよね。線審さん、全身こわばらせてタッチネットを主張されてましたけど、ありゃラインしか見てなかったんでしょうね。シーガルズも河本監督恒例の謎の二枚替えがなければ、あんなことになる前にセットポイントをモノにできたような気もしますが、いずれにせよ選手たちにはかわいそうなことでした。

もういいやと第3セットにて席を立ち、帰宅。こんだけ軽い気持ちで観ていても、週末観戦は疲れるもんです。
やれやれ。

 

和を以って負けとなす

ざまあ・・・いやいや、人の不幸を嘲ってロクなことはないので止めておきましょう。

別に悪いとこばかりの試合というわけじゃなかったんですけどね。昨日のようにJTセンター陣にバカスカ仕事をさせていたわけではないですし...。ただ、試合を通じてSpringsは「竹下選手に1stレシーブさせる」作戦にこだわり過ぎていたような気がしたんですが、どうなんでしょう。

Springs vs Marverous
(1-3)

跳べないサキさんと打てないアン選手によるセンター線はほとんど使われず、サイドサイドサイド...。2人合わせて一人前の170cmレフトを2枚入れるなら、やっぱり1枚は180cm以上でお願いしたいですねえ。

2009112902.jpg
この光景も今季で見納め・・・

今季初のミユキさん登場に喜んだのも束の間、そのほとんどがシュリ選手を休ませるための敗戦処理係だったうえ、常に古藤選手とセット二枚替えではまともなトスはほとんど上がらず、見ていてストレスが溜まりました。今年は負けて育てるシーズンなのでしょうか。あーくだらない。

2009112901.jpg
実際、目の前にすると応援することしかできませんが

2009112904.jpg

「なんか途中で古藤さんが入ると勝てそうな気がしませんね」
「あんたはMIKAMIか!って感じだよねぇ」
「MIKAMI Forever ですか」

どうやら今日はMIKAMIさんも観戦しておられたようですが、そんなことはさておき、昨日からどうも気に障る点が多々見受けられる古藤選手、肝心の腕前もですが、それ以前にやたら自意識過剰なところが甚だ気に入りません。替えの居ないセッターとセンター。選手層が厚いってどこのチームの話でしょうか。

2009112903.jpg
最終盤サキさんと交替。ケガだけはされませんように。

ま、只今絶好調のJTさんも、ヨンギョン頼みをいつまで続けられるか分かりませんし、Springsを始めとして他のチームも多少は調子を上げてくるでしょうけど、私の中で今季はスウェーデンメインになることが決定。喜ぶべきなのか悲しむべきなのか。

ズバーン!

 

2009年11月28日

開幕ドン

RIG Falköping - Engelholm
0-3 (13-25, 14-25, 16-25)

今日はサイド陣が気持ちよく決めておられたのか、全く危なげない試合でした。ムック選手もアタックポイントを重ね、いい感じ。

*****

ごちゃごちゃ言いつつも、神戸で開幕戦となりゃ観に行かないわけにもいきませんグリーンアリーナ。
途中から見始めた第1試合のJT-東レ戦はJTが外様移籍メンバー大活躍によりストレート勝利。東レは本格復帰の大山選手がまだまだなのは仕方ないとしても、張さんが居ないだけでこないに変わりますか。中でも西脇モリ選手のブロックざる・るるる状態はお粗末でした。このまま竹下選手をベストセッターにしちゃっていいのか?

Springs-Seaguls
3-0(25-14,25-12,25-16)

なんか上記試合のスコアと似てますね。シーガルズが「らしさ」の欠片もなく惨敗。全日本選出の影響もあるのでしょう。しかしその「らしさ」嫌いな人間が言うのもなんですが、「らしさ」のないシーガルズなんて、ただパワーが無く弱いチーム。中学生セッターも資質はあるのかもしれませんけど、技術がまったくない。そんな選手をトップリーグに出すなよと言いたくなりました。こちらによると、前歯2本損傷?えらいことですやん。そういえば誰かが拾って河本さんに渡してたなあ。おお怖。

試合内容についてはTV中継もありましたので、特段私が書くことはありませんが、メモ程度にちょろっと。

〇助っ人エリサンジェラ選手は一発を持ったハイレベル助っ人さん。バランスの取れたレナタ選手という感じかな。最終盤は少しバテてた感がありましたので、つかい方は要注意かもしれません。通訳吉村さんのフットワーク&マウスワークも一見の価値あり。

〇注目のスタメンセッターは予想通りケイさんでした。今季は一発があるので戦い方はだいぶラクになりそう。控え古藤選手も大差をつけての第2・第3セットでそれぞれ終盤に出場しましたが、さして目新しさは感じられませんでした。初戦での緊張もあったでしょうけど、声の出し方といい動きといい、周りを意識しすぎているのかイマイチ本心が見えず。んー。

〇レフトは石田石井のストーン対角。サーブがイマイチなシーガルズ戦だけでは評価しづらいですが、二人ともレセプションに入っているので、ミユキさんを見本に頑張ってください。シュリ選手はバックアタックも打ってましたね。器用でジャンプ力もあるのだから、ゆくゆくはパイプも出来ると面白そうです。あと、気になったのは石田選手のレフト位置での相手ブロードブロックかな。その昔のマリさんとまではいわないまでも、もう少し成果をあげてほしいものです。

〇サキさんセンター対角は無難に?アン選手でした。スパイク以外はそこそこイケるんですが、どうも華がねぇ。

2009112801.jpg
「新センター友の会」

私、一年目選手の起用推進派ではありませんが、センター1枠はやはり#17を継承した岩坂選手を推します。彼女は何が嬉しいのやら、まぁとにかくいつも楽しそうで、見ているこちらが思わず笑ってしまうほどのムードメーカー。マッチポイントは彼女のサーブポイントでしたし、運も持ってらっしゃるのでしょうか。おっちょこちょいぶりといいポテンシャルの高さといい、私の中で#17枠は安泰の模様。練習から見てた感じでは、水田選手もわりと応援したくなるタイプ。2年後あたり岩坂-水田ラインが出来るとチームとして面白くなりそうなんだけどなー。

2009112802.jpg
「もくもく」

〇試合前に動くミユキさんを見られたのが本日一番の収穫でした。ビ、ビリヤードショット!?は健在。やっぱホンモノは違いますね。早く実戦で見たいけれど、彼女を控えに置いておけるのはチームとしては喜ばしい状況。万全を期して復帰していただきたいものです。舞子選手が見習うべきはやっぱミユキさんですよね。

そんなこんな開幕試合だけで判断するのは早計かもしれませんが、今季のリーグはレベルが下がってます。ムック選手が日本を出たタイミングはとても良かったんじゃないでしょうか。

 

2009年11月22日

これから

あれやこれやと用事を片付けていたら、あっという間に1時・・・試合開始です。

EVS vs Elverket
(3-0)
25-13
25-10
25-7

いくらホームだとはいえ、なかなかにエグいまでの完勝でした。なんといってもブロック、これほどたくさん出た試合はなかったんじゃないでしょうか。文字で見る限り、何をやっても決まるといった印象でしたけど、中でもJennifer Telfer選手は相変わらずセンターとは思えぬ決めっぷり。いったいどないなことになってるんだろう。
第3セットでは21-7の時点で二枚替えもありましたが、最後は元に戻し、マッチポイントはムック選手のツースパイクでした。今日のムック選手はブロック1、アタック4とやりたい放題。あぁ会場の反応を見てみたい。

この時点でEVSさんがシーズン初めて単独首位に立ちました。
現在順位は以下の通り。

1 Engelholm 5 5 0 15 - 2 14
2 Katrineholm 5 4 1 14 - 5 12
3 Sollentuna 5 4 1 14 - 6 12
4 Örebro 5 4 1 13 - 5 11
5 Lindesberg 5 3 2 10 - 9 8
6 Gislaved 5 2 3 10 - 11 7
7 Elverket 5 1 4 6 - 13 4
8 Hylte/Halmstad 5 1 4 5 - 14 3
9 RIG Falköping 5 1 4 5 - 14 3
10 Svedala 5 0 5 2 - 15 1

ふと思いつき、各チームで40点以上獲得している選手を数えてみました。(→こちら

1 Engelholm 5人(内50点以上3人)
2 Katrineholm 3人(内50点以上2人)
3 Sollentuna 3人(内50点以上2人)
4 Örebro 4人(内50点以上3人)
5 Lindesberg 2人(内50点以上2人)
6 Gislaved 3人(内50点以上1人)
7 Elverket 1人(内50点以上1人)
8 Hylte/Halmstad 1人(内50点以上1人)
9 RIG Falköping 3人(内50点以上1人)
10 Svedala 1人(内50点以上0人)

総試合数は同じでも、総セット数が一番少ないEVSさんに高得点者が5人居るということは、即ちアタッカー全員が平等に得点しているということですから、そりゃ強いですよね。次に目が行くのはÖrebroさんですが、昨日はLindesbergさんに負けちゃったので順位が(一時的に)下がってます。どうやらスウェーデンリーグは上位と下位の差が激しいようですが、EVSさんの上位陣との対戦は来月以降ですし、リーグ戦もまだまだ続きます。
なんしかムック選手のバレー生活がケガなく、そして楽しいものでありますように!

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