2009年3月 8日

ファイナルきっぷ

ちょっと身辺がゴタゴタしていたところにもって、朝、地震があったりなんかして、やだねぇってな気分を引きずりながら岡山へ。

体育館への道すがらライブスコアを見てみると、あらー、クインシーズがえらい勢いで得点してますやん。こりゃストレートか!?急ぎ会場に入ってみると、ホームゲームにしてはかなり微妙な客の入りです。お隣のスタジアムではファジアーノのJ2開幕戦ですもんねえ。なにも同日同時刻同場所にぶつけんでも、せめてこちらを第2試合にするとかできなかったんでしょうか。

試合は明らかにクインシーズのストレートゲームでしたが、シーガルズさんが微妙審判を巻き込んで第3セットデュースから何とか第4セットへと持ち込みました。互いに大きな欠陥を抱えるチーム同士ですが、今日はシーガルズがクインシーズの破壊的な勢いに呑まれるままにゲームセット。こんなに森選手が精彩を欠く試合も珍しいですし、実際それでは勝てませんよなあ。

******

さあさあ第2試合です。
今日はゲストのスーパーバンドさんの生演奏に合わせてキッズエスコート入場。
企画としては悪くなかったと思うんですが、段取りがサイアクを通り越して失礼極まりなく、格別スーパーバンドファンというわけでもない私ですら申し訳ない気持ちになってしまいました。

だってね、歌が始まってから終わるまでに整列、入場、写真撮影、ハイタッチ、そして就実高校の後輩さんからムック選手への花束贈呈までをこなしちゃったんですよ。当然のことながら歌の途中でもお構いなしにアナウンス入れまくり、あろうことかそのたびに(生)歌のボリュームを下げるという暴挙に出てました。どういう神経してるんでしょう。スーパーバンドはプロの歌い手さんですよ。CDでもなければシーガルズでもないっての。

そんな不快な気分のなかでも気になった就実高校の後輩さんは、予想通り石井優希選手でした。

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ひさびさ就実出身のプレミア選手となりますか

Springs vs Airybees
(3-0)

前日の試合内容からするとSpringsが勝たなきゃヤバいよなぁ。でもファイナルを見据えると、どっちの方が・・・?なんて計算してる場合ではやはりなく、コートを見れば、あれれロンドンさん欠場っすか。てなわけで、ライトはお久しぶりな福田選手スタメンです。けっこう好きな選手さんなのですが、この状況でロンドンポジションにとって替わることが出来るようなチーム作りは全くしてこなかったエアリービーズ。どうにも元気がありません。や、福田選手は元気でしたけどね。他の選手が皆さん揃いも揃って影が薄く、いつもなら第1セットから決めまくりのブロックもまるで音沙汰無し。

かたやSprings、こちらは珍しく試合前から皆さんちょいと気合の入ったご様子でした。ま、相変わらずなお見合いミスもあったんですが、コート内の気持ちが切れなかったですね。相手ミスにも助けられつつ最終盤、ムック選手に替わって入ったカナコさんがサキさんとともに見事ブロック。最高ですな!!ベンチのムック選手も札を持って大喜びですよ。最後は相手サーブミスにて第1セット奪取。

つづく第2セット。中盤で舞子選手のサーブが面白いように決まりました。このローテ(前衛が#17-#3-#1)で連続得点できりゃ強いですわなー。終始リードを保ちつつ、またもワンポイントで入ったカナコさんが入り、3枚ブロック24点目。いやあ来ましたねカナコさん!

第3セット、序盤でSpringsがあちゃー!なミス連発。そしてその点差がそのまま続いた格好となりました。さすがにこのセットはダメかいなーと思ったところでカズ選手サーブ到来。ここで連続が出なきゃ第4セット行き、でもなんか意地を見せてくれるんじゃないかと内心期待してたんですが、いやー、この辺のど根性といいますか、集中力はやっぱ凄いもんがありますね。何連続だったのかしら、5点差をひっくり返してマッチポイント王手にまで持っていってしまいました。サーブ+ブロック+レシーブの連携がカンペキでしたね。実はアン選手が#4の札を手にベンチに入ってたんですが、ユウ選手がブロックとアタックそしてダイレクトと決めまくるもんですから、そのまま試合が終了してしまいました。ほーっ。

ヒロインインタビューは舞子選手。相変わらずクールな受け答えをしている間、
ムック選手はといいますと

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ひとしきりローガン選手にお説教されてました。試合全体についてのことなのか第3セットのことなのかは分かりませんが、まあそれぞれにいろいろな考えがあるでしょうしね。怒られポジションは大変ですね。

実は久しぶりに生観戦したお連れさんにも「橋本さんはどっか(体の)調子悪いんですか?」と聞かれまして、そらまー、あちこち壊しておられそうなのは確かですが、何か気になります?

・・・なにやらバレーがもさっとして見えるのだそうで、特にオープンのトスが気になるご様子。うーん、ずっと見続けていると違いが分からなくなってきてるのでしょうか、私。そこまで盲目的なファンではないと想いますが、そうはいっても基本はムック選手のプレー=Springsのバレーであり、そしてそれを肯定的に受け止めるというスタンスですからねえ。ま、何を思ったところでどうすることもできやしないのですが、なにやら気になってしょうがなくなってまいりました。あいやーちょっと混乱。

このスタメンになってようやく1ヶ月。ワンジョ選手と舞子選手とではプレースタイルも役割も大きく違いますし、頼りのサキさんは相変わらず跳ばずの戦いを続けておられる状態。そんな中で試合を構築していくことは予想以上に大変だろうと思いますが、やはり改善の鍵はローガン選手とのコンビ如何ということになるのでしょうか。とか何とか書いてみつつも、我ながらトンチンカンなことを書いているとしか思えず・・・正直よく分かりません。

ま、私にできるのは選手の皆さんがとにかく少しでも良いコンディションでファイナルを迎えられるよう祈ることだけですね。

ひとまず今日もお疲れ様でした。

 

2009年3月 1日

なんでんねん

ともすれば位田、位田・・・
彼女に着目せざるを得ない意図は理解できなくもないですが、交替になってもおかしくない出来の選手を取り上げ続ける刈屋アナ(とカメラ)はいかにも不自然でした。先入観から抜けきれない人なのでしょうか。なんたって「栄光の架け橋」ですもんね・・・。予習は結構なことですが、基本的には目の前の事実をありのまま伝えることに専念していただきたいです。

Springs vs Marverous
(3-0)

図々しくも試合前からストレート勝ちを期待しておりました。おそらくチームもそのつもりだったことでしょう。競れば競るほど大事な所で決めきれないのは隊長クオリティなのか、はたまたJTクオリティなのか分かりませんが、今日のSpringsからはデュースのときも負けない雰囲気が画面越しに伝わってきましたよ。反省点も数ある試合でしたけど、昨日の今日としては悪くないストレート勝ちだったと思います。第1セット、第2セットともどもセットポイントにはちょっとしびれましたね。ここまで来たらもう常に本気(と書いてマジとは読まない)ローガン選手のレベルにガンガン追っ付けていくしかないのかな。

JTさんは何をどうしたいのか、どうするつもりなのか、迷走甚だしいですね。竹下選手ありきのプランにしがみつくよりも、彼女抜きの組織ブロックを確立する方が賢明だと思うんですけど、今となってはどうしようもないんでしょうね。しかし、その竹下選手はやはり顔に生気がなく、そして皆さんお気に入りのリベロ井上選手は小賢しさ際立つトス回し。なんだか見ていて疲れました。主役は誰だ。

さてと、これにてSpringsの残り試合はあと3つ。四強入りにはあと1勝というところでしょうか。うまく空き週を活かしてほしいですね。

 

2009年2月28日

とにかく勝つということで

苦戦は予想してましたけど、まさかフルセットになろうとは。いや、フルセットに持ち込めて良かったというのが正直なところですか。

Springs vs Rivale
(3-2)

どうもワタクシ、ライブスコアとは相性が悪いのですよ。気のせいかもしれませんが、これを見てると必ずといっていいほど相手に点が入るんです。なので今日も試合の経過は気になりつつも、部屋の掃除に精を出しておりました。特に第4セット中盤を見たときなんざ、青くなって浴室の掃除に励みましたね。そろそろいいかしらと見てみると第5セット13-8、タイムアウトを取った時だったでしょうか。心の底から安堵しました。そして家もきれいになりました。

というわけでホントに時々しか見てないんですが、えーと、城選手のアタックと藤崎選手のサーブにずいぶんとやられてた印象ですねえ。あとは板橋選手ですか?まあ今季はこのパターンの試合をたくさん見てきましたので、相手云々ということじゃない気がしますね。

それにしても選手交代は取り返しがつかなくなる前に、もう少し早めに出来ないもんですかねぇ、眞鍋さん。生で見てないからなんとも書きようがないですけども、見ていないとやっぱり言いたくなりますわ。

ま、とにもかくにも昨年のパイオニアさんの二の舞にならずに済んで良かったです。とおもえば明日の日立佐和の相手はそのパイオニアなのですね。さすがに対策も練ってくるでしょうが、数少ないテレビ放映がどちらにどう影響しますことやら・・・って、他チームの心配をしている場合ではないですね。明日に向けて油断するなよという大きな戒めとなった一戦を経て、Springsがどう出てくるのか。テレビ(BS1)でドキドキ観戦することとします。

***

バンブーさんがデンソーに勝ったことで、Springsの順位は一つ上がって3位となりました。デンソーはバンブーに分が悪いことこの上ないですが、横山選手が戻ってもイマイチぴりっとしないのは、基本的なトス回しが鈴木選手とそう大きく違わないからなのかどうなのか。来週はお得意様のトヨタ車体。はたしてどうなりますやらね。バンブーはあらゆる意味で絶対に勝ってください!

 

2009年2月24日

鬱屈

「週刊プレイボーイ」に何やらバレーボール批判記事が載ってるぞとのご一報を頂きましたので、朝から本屋で週プレ立ち読み。立ち読みできるギリギリライン(?)の雑誌でよかったっす。

内容はごくごくマトモな協会批判記事でした。ほんとにねえ、こんなに問題点はハッキリしているのに何一つ改善される気配なく、流れるのは廃部報道ばかりってんですからね。リーグ戦の興奮も一気に冷めてしまうってなもんですよ。協会はどこからどれだけ甘い汁を吸ってるのやら。小さな既得権益にしがみついて大きな利益をどんどん捨ててしまっている(としか思えない)役員たちの気持ちも分からんではないですが、やっぱ代表'sに60代後半の人を持ってきてるようじゃダメでしょ。公務員改革を叫ぶ政治家とおんなじ構造といいますか、まずは自分たちの責任と目標を明確にして組織リストラしなさいよ。

そして、このような事態において一丸となって声を上げるべきチーム側はといえば、全日本監督問題で内輪モメ中。何やってんでしょうねぇ。結局、被害を受けるのはいつも選手たち。こんなことになる前にどうにか出来なかったのか。そしてなぜ今どうにかしようという気持ちにならないのか・・・不思議でたまりません。「自分さえよければいい」が嵩じて全部が立ち行かなくなっては元も子もなくなってしまうのに、なぜ皆で「さらにもっと市場を発展させよう」と思わないのか。バレーボールはスポーツにからっきし興味がなかった私のような人間がハマるぐらいに実際おもしろいし、金にもなるはずなんだけどなあ。

その意味ではHisamitsuさんも協会にせびられるままに金を吐き出すことが果たして本当に世のため会社のためチームのために役立っていることなのかどうか、再考すべきなのではないでしょうか。もっともっとお金持ち企業の(はずの)東レさんもデンソーさんもおそらくそんなにはお金出してないでしょ。見かけによらずお人よしっぽいからなあ、Hisamitsuさん。

埒があきませんのー。

 

2009年2月22日

ご利益

日曜日だというのに客入りはもうひとつ。審判もこれまた昨日と同じあの酷いヒトですか。やだなー。もしや此処はaway?

コートでは今日もライトに舞子選手in。ワンジョ選手の高さと破壊力は魅力ですが、ここはやはり眞鍋監督、安定を選択してきました。がしかし、舞子選手が顔色変えずに魅せた巧さとスピードも素晴らしかったですからねぇ、ファンとしても悩ましい限りです。

Springs vs Queenseis
(3-1)

なんとしてもダッシュしたい第1セット。
立ち上がりそのものはさほど良かったわけではなく、例によってのお見合いなんぞもありましたけれども、強烈ジャンサをレセプション陣がかっちり返しさえすれば、レナタ選手からはワンタッチを狙いつつ半分無視ぐらいでOkですからね、Springsのサーブ&ブロックが機能していた印象です。あまり昨日の疲れも感じません。首尾よく第1セットゲット。

しかしクインシーズが第1セットを落とすのは決まりごとのようなもの。勝負はこれからです。そのクインシーズの#1レグ選手サーブ対策か、今日のSpringsローテはいつもより2つ回して前衛に#6狩野舞ー#4先野ー#11トムという最強看板スタートでしたので、第2セットはムック選手のサーブで始まりました。

実は昨日の試合ではこのムック選手サーブが1本で切られ続けており、もしやワザとなのかとさえ勘ぐっていたんですよ。しかしここで連続サーブ!チームを勢いづけることとなりました。確実に連続得点を要求されるローテですからね、いろんな意味で吐息です。

とはいえ、じわじわと迫り来るクインシーズ。レナタ選手はもちろんですが、それ以上に翠選手の攻撃がまったくもってウザいですな。特にブロックアウトはブロックの手を出すのをやめちゃえよって何度思ったことか。

Springsは得意のまんべんない攻撃で応酬。要所でローガン選手のロールショットが冴えわたりました。肩から腕をグルッと入れ込みながら打つこのアタックはひとつの芸術的技術ですね。やっぱバレーボールは肩だよなー。そういや中盤だったか終盤だったかサービスエースを取ったとき、アップゾーンのシュリ選手がしきりにローガン選手の肩の動きを真似してましたね。さすが野心家。某選手と仲良くしつつもやることやってます(ほめてます)。

試合はジュースにもつれこみましたが、クインシーズは今西選手のサーブミスが響きました。攻撃の大きな拠り所でもあるうえに、次のローテからはレシーブ苦手なレナタ選手後衛ですからね。てなわけでSpringsがセットいただきました。27-25

あと1セットの第3セット目。
#19及川選手のサーブで連続失点したのが大きかったかな。カズ選手→コウキ選手交替も珍しく機能してませんでしたねえ。ひとつが崩れると連鎖反応的にブロック・レシーブ体制も機能しなくなってくる。つくづくバレーというのは繋ぎのスポーツですね。なかなか楽には勝てません。さよなら第3セット。

第4セット、今度はクインシーズのレセプションが乱れます。連続失点が止まらないまま、とうとう後衛で服部選手と交替中だったレナタ選手を戻す事態となりました。さすがにここまでレナタ車体どころかレナタ単体になってしまっては勝てるわけもありません。トヨタ車体は2日目に弱いのかしら。終盤ではワンポイントで入ったカナコさんに舞子選手がバックトス。やるねえ。まさかカナコさんのライト打ち(ストレースパイク)を拝めようとは。来た甲斐ありましたわ。

25-17ゲームセット。今回は内容以上に鬼門で面倒な相手に2連勝という結果が良かったですね。大きな頂点に向かって、これからまた一つ一つチーム力を積み上げてほしいものです。

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2009年2月21日

御前試合

博多の某高級すし屋にてランチを大急ぎでかっ込んだ後、特急かもめに飛び乗って佐賀へと向かいました。お鮨もそしてお味噌汁も絶品だったんですけど、とにかく時間がギリギリだったものでね、今度はも少しゆっくり来なきゃな。

久々の佐賀ホーム鬼門体育館に到着し、座席へ向かおうとするとアップ中の選手の姿が目に入りました。ん、内定の岩坂選手が合流してますね。ほっそいなー、ガリガリやないですか。ま、サキさんだって入団当時はガリガリさんでしたもんねー(別に今が太ってるわけじゃないですが)。全日本とかなんとか言う前にしっかりと体作りしていただきたいものです。

*****

傍がどーこー言うほどにシーガルズが天敵だなんて、ついぞ思ってはいないのですが、今日はリベロユニが吉田選手なのを見て、よし行けると思ったんですよ。しかし結局フルセット。まったくもってバレーというのはむずかしいスポーツです。だからこそ面白くもあるんですが。

Springs vs Seagulls
(3-2)

1セット目はそのリベロ吉田選手集中攻撃のサーブが走りました。ムック選手もセンター線をしゅぱんしゅぱんと使いながら、いー感じな立ち上がり。守備陣は先週がウソのように、シーガルズの粘りに屈しないレシーブをガンガン見せてくれました。リョウさんもブロックとの連携を詰めて来られたんでしょうね。修正の跡に一安心。

2セット目、ローガン選手が打っても打ってもシーガルズブロックにかかって決まらなくなります。ムック選手はなんとかブロックを振って舞子選手へと飛ばしつつも、エースに上げない訳にはいきません。もしかするとムック選手のトスも良くなかったのかもしれませんが、ローガン選手にそこんとこであんまりキレないでほしいと願うのは虫がよすぎるんでしょうか。や、そう見えるだけで実際には違うんならいいんですけど、巷でローガン選手への賛辞は溢れかえっていても、ムック選手へのホメ言葉をあまり見かけないもんですからね、ついつい。

ムック選手がコートで果たしている役割の大きさ(長くなるので書きませんが)からすれば、ファンはもう少しムック選手に感謝すべきじゃないかと思うんですよ。ま、試合に勝てばアタッカーのおかげ、負ければセッターの責任という極めて風当たりの強いポジションなんだから仕方ないんでしょうけど、応援してる人間はたくさんいるんだぞーっと小っちゃな声で呟いてみます。21-25。

そんなこんなで先週の再来かとイヤな予感が漂い始めた第3セットは途中投入されたシーガルズ神田選手の活躍もあってジュースジュースにもつれこみますが、最終的にセットをモノにしました28-26。よっしゃあと1セット〜!

しかし安心もつかの間、第4セットは落としてしまいます。序盤に走らないとセットを取れない癖はなんとかならんものですかねぇ。最後はムック選手がサーブミス。ありゃワザとですな。

てなわけで、今季何度目ともしれぬ第5セット。いきなりユウ選手の連続サーブで走り始めました。試合開始から存在感ありまくりのサキさんは相手の囮にも惑わされることなく、しれっとブロックつきまくり。今日はクイックもよく決まっていて、だんだん復調されてきたのでしょうか。たいへん嬉しいです。

中盤ではピンチサーバー・シュリ選手の投入が当たりました。シーガルズすかさずタイムアウト。タイム中にアップしようと走り出したシュリ選手をローガン選手がスタメンの輪に加わるよう手招きしました。珍しいなーと思ってみていますと、ローガン選手は身振り手振りを交えてシュリ選手に説明を始めました。コートに戻るまでどころか、サーブを打つギリギリまで話してましたかね。

!サービスエース!

ボールをシーガルズの高松選手(だったかな)が大きく弾いたんですけど、いやあすごいなあ。ここが試合の大きな山場になると理解していたからこそ、ローガン選手はあれだけ一生懸命シュリ選手に説明してたんでしょうし、それに見事応えたシュリ選手も立派でした。サーブひとつでも裏ではいろんな作戦がひしめいてるんやなー。

シーガルズに負けず劣らずのフェイント連射も効きましたね。「フェイントを多用する者はフェイントに泣く」というのは私の勝手な見解ですが、ともかくもこのセットは相手をまったく寄せ付けることなく勝利しました。ああやれやれ連敗stop!

思いのほか時間が経ってしまったため、第二試合を見ることなく会場を後にしましたが、どうやらトヨタ車体さんはJTさん相手にスト勝ちした模様。明日に向けてスタミナ温存させちゃいました。他力本願はやっぱダメですね。

とにかく勝つしかないってことで、頑張りましょう。

 

2009年2月16日

協会憎んで選手憎まず

月バレを立ち読みしようと本屋に寄ると、袋がけ状態でした。まーた要らんファイルなんぞをつけて。仕方がないので別の本屋へ。内容はほぼオール春高特集で(どうして別冊にしないのかなー)。プレミア記事は申し訳程度でしたが、ワンジョ選手のミニインタビューはじっくり読ませていただきました。。。

あのワンジョ選手からこの言葉が出てくる日が来ようとは...感慨深くもなろうってなもんです。これまではどこか口だけの感もありましたけど、今のワンジョ選手はプレーに気持ちが現れてますもんね。ここまで来るのはほんとに大変だったようですが、ケガや病気はけっして悪いことばかりじゃありません。これからゆっくりと大輪の花を咲かせてほしいものです。それは(インタビューはないけれど)セッターさんに対しても同じです。慌てない焦らない、ひとやすみひとねむり。

全日本監督問題に廃部問題までが加わって、どうやらSpringsは望むと望まざるとにかかわらず、ヒールを演じなければならなくなってきているように感じられて仕方がありません。つらいなー。矛の向け先が違うんやないかと思うことも多いんですが、恨みつらみ妬みという理不尽な感情はどうしようもないですから、とにかく全力で戦う姿勢で気持ちを示すしかないですね。ファンも恵まれた状況に対して自覚を持ち、後ろ指をさされないような行動を心がけなあかんなー。

*****

帰りがけ、後輩に借りた「ピクトさんの本」をさらっと読了。
著者の狙い方がいちいち好かんのですが、黒ピクトさんはちょっと好きかも。

 

2009年2月15日

No more big flag !

負け試合の辛さこそがファンの醍醐味だす。
たかが趣味されど趣味。趣味って楽しいことばっかじゃないから。むしろ辛いことの方が断然多いから。
「がんばれ」としか言えないのがつらいとこですけど・・・

Springs vs Arrows
(1-3)

ともかくもスト負けを喫しなくて良かった、ただそれだけです。6連勝の疲れと油断が出たのでしょうか。

あまりに暑すぎる体育館、ホームとは到底思えぬ審判's、条件はお互いに同じのはずですが、Springsはチームとして機能し始めるのが遅すぎました。ボールに対する執念は東レのほうが一枚上手で、それに気付くのが遅かった印象です。勝機もたくさんあったけれど、勝てない理由をしっかりと突き詰めない限りはもっと大事な場面で悲しいことになりそうなので、なんとかここで立て直してほしいです。

それにしても、交錯とお見合いはそろそろどうにかなりませんか。ムック選手がトスアップに入ろうとしているのに、よりにもよってそのムック選手の背後から二段トスを上げようとしたワンジョ選手、視界が狭いのにも程がありまっせ。

WSはトム選手を除いては目まぐるしく入れ替わり、途中シュリ選手の投入もありましたが、最終的にはカズ選手、マイコ選手、トム選手で落ち着きました。あぁ開幕スタメンっすね。わりとフェイントに逃げがちだったカズ選手が今ひとつだったのに対し、マイコ選手は第4セットで非凡な攻撃を見せていました。んー、確かに監督も使いたくなるわなあ。課題は一にも二にもブロック。ケガをいたわりながら良い選手になってもらいたいと心から願っとります。無理するな無理させるなあああ。

昨日不調のセンター線はサキさんが気合入りまくりの奮闘、要所要所でラリーを切ってくれました。サキさんが目立ち過ぎる試合はダメなんですけどね・・・。ブロックで止められてもムック選手に「次も(自分に)上げろ」と指示し、そして決めておられました。カッコ良い。ちなみに、より近くで見ていた友人によると「(トスを)もう少し高く」という注文も加わっていたとのこと。ムック選手もトス位置はいろいろと気を遣っているのでしょうけど、いろいろ難しいんだなー。
試合後サインミニボールを投げながら、どなたかとしばらく喋っておられたので、よく見ると三田尻(誠英)の河村元監督でした。サキさんというよりは栗原選手を見に来られたのかな?

対角ユウ選手、ブロード攻撃は決めまくってました。しかしなんつか、常に恨みでもあるんかいなというほどにボールをシバき倒す勢いなんですよね。「ボールは友だち」とは正反対とでもいいますか。もしやサーブミスプレッシャーの遠因は案外この辺りにあるんじゃなかろうかとぼんやり思ってしまいました。ブロックはも少し二枚ついてくださいな。

ワンジョ選手はまだインフルエンザ回復途上の模様ですね。おいしいものをたくさん食べて、早く良くなっておくんなまし。そしてトム選手もこれまたちょっと調子落とし気味なのかな。本日は何度も同じ位置で凄まじいレセプションを繰り返しておられましたが、この辺りの立て直しに時間がかかるのは、ちと相当なガンコさんなのかしら。ただ、昨日のようなおかしな態度はなかったですね。サキさんが居たからなのか、いや、きっとあの呪いのかかった髪型をやめたからでしょう(今日はいつものポニーテールに戻しておられました)。

んでからリョウ選手、こちらも開幕時に比べるとスーパーっぷりは少し落ちておられるかも?まあ人間ですからそれはそれでしょうがないんですが、声かけだけはよろしくお頼み申します。

毎試合毎試合お疲れ様なムック選手。この2連戦では一本もツースパイクを打っていないのが気がかりです。いくらレセプションにとらわれないセッターだとはいえ、さすがにあそこまで崩されてしまってはねぇ、カウンターアタックで攻めなければならないチームとしてはキツいです。途中どのセットだったかな、交替からコートに戻ろうとしたムック選手が手にもっていたのはドリンクボトル。試合中のコートにドリンク差し入れ?のわけはなく、交替札と間違って持ってきてしまったのでした。大慌てで札を取りに戻ったムック選手、この手の逸話が多いヒトですが、久々に和ませてもらいました。

さて、よりにもよって来週は鬼門佐賀。あちゃー。対戦相手はシーガルズとトヨタ車体。今のSpringsにとってあまり嬉しい相手ではないですが、ブロック(レシーブ)固めのためには良いチャンスだと思いたいところです。

私がSpringsの試合を見始めたのはほぼ4年前のことなのですが、今の状態(ケガ人続出とか)というのはその4年前と似ているんですよね...と思ったら、そうか、あの年も五輪翌年だったのでした。しかし絶対にあの年の二の舞は繰り返したくありません。スタメンは裏方選手のために、裏方選手はスタメンのために、スタッフとファンはチームのために、それぞれ出来ることをがんばりましょうぞ。

 

2009年2月14日

選手も人間ですから

家を出る前に慌ててコンタクトを入れたら左右逆でした。
うーむ、廃部報道で頭がいっぱいになっていたら、これですからね。案外Springsの選手もそんな感じというか、今日は何だかやりにくかったんじゃないでしょうか。スッキリサッパリストレート負けでした。

Springs vs Redwings
(0-3)

公式練習を眺めていると、誰だ、あれ?おー、トム選手かあ。
髪型が変わっており、そしてそれがどうにもパブロワ元選手に見えて仕方がなかったのでした。そして今日のトム選手はちょっとパブロワさんちっくでありました。

試合序盤、Springsはパイオニアサーブにめった打ちにされてしまいます。うわー、逆のはずやのに...。ハニーフ選手をスタメンから、そして栗原選手をレセプションから外すという策にSpringsが対応できぬままに、パイオニアはライト細川選手が大当たり。

かたやSpringsはといえば、ワンジョ選手を始めスパイカー陣は誰に上げても一向に決まることなくフカすばかり。一時は10点以上の差がついてしまいました。誰もが諦めたであろうセットでしたが、二枚替えも効を奏したか、ムック選手がコートに戻り、カズ選手のサーブで連続得点。なんと23-23にまで追い付きます。これを取れていたら試合の流れも変わっていたのかもしれませんが、今日はうまく行きませんでした。そういや審判陣もイマイチな試合だったんですよねえ。

第2セット以降サキさんに替わって入ったアン選手、そしてスタメンのユウ選手。スパイクはともかくブロックが割れ割れ・・・キルブロックよりもワンタッチ重視でお願いしますよほんとに。レセプションならびにレシーブが乱れる中、どんどん不機嫌になっていくトム選手に配慮してか、ムック選手のトスはだんだんらしさを失い始めました。う~ん、今日のトム選手の態度はさすがにちょいといただけませんな。アメリカチームのときもこんなでしたっけ?
てな感じにて、まったくもって勝てる気のしない試合、案の定な負けでございました。

悪いところは一気に出した方がいいようにも思いますし、連勝にはいつかストップが来るもの。できるだけ良い方向に考えたいですね。ワンジョ選手に早いとこ勘を取り戻してもらい、センター陣の奮起を願いまして、明日の勝利を念じたいと思います。

そうそう、なんだか勘違いしてらっしゃる方も多いようですが、今日の試合はSpringsホームゲームではございませんよ。ホームゲームは明日、そして来週の鬼門佐賀です。為念。

 

2009年2月12日

なにをいまさら

このニュースのおかげで、やりかけの仕事がまったく進みません。どうしてくれようぞ!

女子バレー:協会長と監督側、日本代表の選考経過で会談(毎日)

てなわけで、反・真鍋派は東レ、デンソー、パイオニア、トヨタ車体、日立佐和と判明いたしました。武富士・NEC・JTあたりはSpringsとの関係性から言ってもないだろうと思っておりましたが、シドニー逃した葛和さんに、17連敗中の日立佐和監督ですか・・・。共通点としてはやはり企業色が強いチームで、コテコテの女子バレー育ちということなのかな。意図がイマイチ見えません。

一Springsファンとしましては、達川さんが監督をするとどれだけバラ色の未来が開けているのかということを具体的に示してほしいですね。じゃなきゃ、いくらコーチ資格を持っていても真鍋さんと大差ないどころか、暗くてヤだわ。や、つーかむしろやれば?(逆ギレ)

しかしまあ吉田監督含め、皆さんこんなことやってる場合なんでしょうか。

業績不振 女子バレー存続検討(NHK)

パイオニアぐらいの企業規模だと、いったん崩れると立て直しにくかったんですかね。技術には定評あったようですが、このままでは会社そのものもヤバそうです。NECやトヨタ(車体)などはいくら騒がれていようとも、そう簡単には潰れない核がありますからねぇ、話が違います。

ま、現在のリーグ形態では、たとえこれが不景気への便乗行為だったとしても、当然の成り行きです。企業にとってVプレミアとやらは慈善事業に等しい行為なんですからね。そもそも、こうなる予兆はいくらだってあったのに、リーグ機構の打った手は「2チーム削減」。このままでは自然消滅(=廃部)が2チーム以上出てもなんら不思議はありません。
どうするんだJVA、どうするんだVリーグ機構。


そのパイオニアの次節対戦相手は、まるで謀ったかのようにSprings。

全力で戦いましょうね。

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