2009年6月10日

テレビ狂

朝、慌てて手近にあった文庫本を引っつかんで家を出たんですが、電車で中を見ると西澤さんの「依存」でした。他に読むものもないので、おとなしく読みながら、ふと思ったこと。このシリーズのヒロインであるタカチって鈴木京香さんだなぁと。ここ連日「きらきらひかる」を観ていたせいかもしれませんけど、このドラマで鈴木さんが演じておられた「杉裕里子」キャラがピッタシカンカンなんですよね。

テレビで思い出しましたが、イトイさんとこのHPにて伊丹十三さんプチ特集(「天才学級のきざなヤツ?」)が組まれてますね。テレビマンユニオンはドキュメンタリー界においても音楽界においても稀有な存在ですが、「タンポポ」のメイキング裏話ってのが個人的にドツボでした。

実はこれ、大昔(当然まだ伊丹さんが生きておられる頃に)偶然テレビで見たんですよ。既にエッセイの大ファンではあったんですけど、とにかくその作りこみ方の細かさに驚きおののいた記憶がありまして、ほんとにものすごくおもしろかったんです。そう、それこそね、その後実際に見た映画よりも。

子どもの頃からテレビが大好きで大好きでたまらず、人生の一部をちょっと踏み外してしまったほどのテレビ好きとしては、ここ最近のテレビのつまらなさは怒りを通り越して悲しいものがあります。もっと面白い道具だと思うんだけどなあ、テレビって。

 

2009年6月 8日

さあて

ぼちぼち身辺整理と行きますかねー。

 

2009年6月 6日

ゲンカショウキャク

郵便局預かりの封筒を受け取るべく、自転車にて本局へ。うーん、そろそろこの毛羽立つタイヤを替えなあかんよなあ。後輪のふらつき具合を考えると調整にも出さなヤバいよなあ。つか、新しい自転車欲しいよなあ。

なあなあづくしなところで、はてさてこの自転車っていつ買ったんだっけかな。
調べてみると2002年11月とのことでありました。忘れもしない、大阪から自宅までキコキコ漕いで帰ったあの日から6年以上も経ってましたか。

bycy112801.jpg 犬も生きていた

次の自転車の構想はなんとなくあるんですが(少なくとも缶ビール6本が入るカゴがついてることとか...)基本的には駅の行き帰り5分程度しか使わんのに、いきなり盗られたりしたらシャレならんし、かといって今更ママチャリましてや電動自転車なんてプライドが許しませんし、どうしたもんですかなあ。

*****

昨夜酔っ払った勢いでやろーかと騒いでいたピアノトリオの選曲をなんとなくパラパラ。前々から狙っていたピアソラの「ブエノスアイレスの春」をやってみたい気はあるんですけど、トリオって難しいんですよねぇ。この曲もピアノならともかく、チェロは自信ないしなぁ...。明日ちょっと練習してみましょう。

 

2009年6月 2日

なんやか

めざましうらない1位「なにをやってもうまくいく1日」とのことでしたが

家を出ようとすると激しい腹痛が・・・。

原因はたぶん間違いなく消費期限を気にしながらコーヒーに入れた豆乳ですので、自業自得としか言いようがないんですが、腹痛って辛いんですよねー。まぁなんとか会社に辿り着き、よく効くと評判の(常備)胃腸薬を飲んだら、ホントによく効きましたんで、ひとまずやれやれ。

 

2009年6月 1日

コールドビズ

風の便りによるとデンソーさんの去就が発表されたようで、私の中で好感度の高いベスト3が揃いも揃って引退もしくは移籍の模様。となると残るのは達川さんと意を同じくする者か、達川さんの意のままになる者だけってことですか。つまらんなあ・・・ハッ!

読了本
井上ひさし「手鎖心中」文春文庫

記憶のかなたに近いその昔に直木賞を受賞した表題作と、そして「江戸の夕立ち」という作品が収録されてるんですが、個人的には後者の方がよかったです。若旦那と幇間の珍道中が描かれているんですが、威勢のいいセリフに笑わされながらも漂うせつなさがたまらなくって、通勤時間があっという間でした。こういう本を読むと久しぶりにまた時代小説に手を出したくなりますね。

 

2009年5月31日

ぼんやり

昨日ハイビジョン予約をかけていたはずの「あれから」の録画は、予想通り失敗していたことが判明。うーん、うまくいかんなー。やはりブルーレイレコーダーを買うべき時がやってきたということなんでしょうか。心積もりはあるんですけど、いまだPanaとSonyとで決めかねてるんですよね。ま、こんなこともあろうかと会社のデッキで予約をかけてきたのは正解でした。

HDDがまた一杯になりかけてましたので、いらないヤツを消去し、ついでにこないだの黒鷲決勝戦の第3セットのみチラリ観戦。試合自体は面白かったんですけど、眞鍋さんの解説には「アンタが言うか!」と突っ込まずにはいられませんでした。立場上そう言わざるを得ないのは分かりますが、ああモヤモヤ。

リモコン片手にビールを飲んでたんですが、どうもビールが美味しくありません。そんな時はやっぱダメですね。しばらくして頭痛に苛まれるハメに陥りました。昼寝とお茶とでなんとか立ち上がったところに、父親がキャリーバッグを転がしながら帰宅。実は木曜日から夫婦そろって台湾旅行に出かけてたんですが、なにやらいろいろとトラブルがあったようで、台湾からはそれぞれ別便で帰る羽目になったのだとか。とすると母の機嫌は悪いと思ってたほうがいいよなー。夕食の準備もしておいた方が身のためだよなー。

てなわけで、ボーっとする頭を抱えつつ自転車で買物に出かけ、ざざっと料理。タルタルソース用のゆで卵を食べられた跡がありましたが、2個作っておいて良かった。一通り作り終えてふたたび睡眠。しばらくして帰ってきた母は幸いにしてさほど機嫌も悪くなく、タイの刺身を喜んで食べてましたので、まあこれなら1週間グチを聞かされ続けることはなさそうですね。やれやれ。

あーまだ寝足りません。おやすみ。

 

2009年5月30日

キリギリスですらなく

やっとこさコンサート終了。
遠いところを聴きに来ていただいた方々には本当にありがとうございました。

トリプティーク、八木節、おはら節を終えた辺りで多少気が緩んだのか、なぜか突然頭の中で「君をのせて(ラピュタ)」が流れ始め「もうそれはとっくに終わったのだよ!」といくら言い聞かせてみても音は鳴り止まず、そして譜面は相馬盆歌。頭の中が軽いパニック状態になりましたが、あとはなんとか乗り切れたかなあと。
いくら趣味だとはいえ、趣味だからこそ、こんな低い目標値じゃダメだってことは百も承知なのですが、オフシーズンに少し挽回しておきたいとは…いつも言ってますよね。あんまり余計なことを書くのはやめときます。

クラシックというだけで後ずさりされてしまうという経験を腐るほどしてきたので、今回のようにとっつきやすい曲目だと、それだけでどこか安心な気持ちがあったんですが、実際、アンケート等を拝見したところ、いつもより喜ばれたお客さんが多かったようで、クラシック普及というのはやはり難しいものがあるなぁと感じさせられました。

しかしこうして芥川さんや小山さんの民謡を演奏することで日本におけるクラシックの融合を体感できたことは自分にとっても大変タメになりました。お誘いいただき、ありがとうございました。

反省会(という名の打ち上げ)を終えて、お好み焼き屋で飲み直し。やっぱりビールはKIRINですなー。

20090530.jpg
「今日の昼食」

ホールのカフェテリアで食べたんですが、これがなかなかのお味でした。売店にあったクッキーを周りにつられて買ってみたんですが、これも後で食べてみたらえらいこと美味しかったですし、このホール、食べ物レベルは意外と高いのかも!
大事なことです。

 

2009年5月29日

ダメ節全開

☆NECブルーロケッツ無期限休部

事実上の廃部宣言が出ました。会見もなく、ニュースリリースだけだったようです。NECという企業に対してそこはかとない疑問が多々あるため、どうしても悪意を込めた表現になってしまいますが、かといってこれじゃな―

NEC、休部決定=一括移籍先見つからず(時事ドットコム)

NEC男子バレーボール部休部発表に関して(Vリーグ機構)

NEC:カネかかるから無理
リーグ:カネかかっても続けてくれ

リーグ機構の示した具体案はまるで見えず、抜本的改革が生まれる気配もありません。安易にクラブチーム化を願ったところで、アコギなリーグ機構がガンと存在する以上、生半可なことでは立ち行かなくなることは歴然です。そうでなくとも誠意や熱意なんてな言葉と縁のない会社なんですから、そりゃまあ平行線を辿るほかないでしょうとしか言えませんやね。

しかし、これはバンブーのときも思ってたことなんですけれど、あのう、選手(もしくはチーム)の皆さんはぶっちゃけ何を考えておられるのでしょうか。

チームによって就業形態が著しく違いますから、一般企業のような労働組合やユニオンを作ることも難しく、媒体はといえば、せいぜい御用雑誌というお寒い現状です。何かを発信しようとするだけでも至難の業であり、またそれぞれに守るべきものがたくさんおありになることも重々承知ですが、このまま傍観していてもバレー環境が良くなることはないでしょう。

「もっとサラリーが欲しい」とか、いや、もっと小さなことでも大きなことでも、もしくはひたすら現状維持が希望なのであれば、それでもいいんです。そして、その実現のために具体的に行動できることは何なのか。

現場の意思が何ら掴めない状況ではファンも手をつかねて廃部チームを指折り数えるしかありません。

皆が大好きな代表チームとやらを強くするためにはトップリーグを整備することこそが大前提だとしか思えないんですが、ファンである限りは同じことを吠え続けるしかないでしょうかねー。

*****

夜中までかかって民謡の譜面をおさらいしてたはずなんですが、睡眠不足には勝てず、気が付くとちゃーんと電気を消して睡眠体制に入っておりました。あーどうしましょ。

 

2009年5月28日

八四曼陀羅

「本の雑誌」を読みながら通勤。椎名文体も久しぶりだと懐かしいですね。巻頭の海外文学大特集がトヨザキ社長メインでしたのでこれまた楽しく、あれも読みたいこれも読みたい...タイトルをメモしとかねば。

そういやニュースを見てましたら、村上春樹さんの新刊「1Q84」が発売されたみたいですね。これはジョージ・オーウェルの「1984年」と関係があるんでしょうか。本家?オーウェル版も例の特集によると、夏にハヤカワから新訳が出るそうですが(解説はピンチョン!)個人的にはこちらの方が楽しみですよ。

***

5月末を目前にしてJTマーヴェラスの引退者発表がありました。
一昨年の江藤さんと同じようなカタチで、監督、宝来さんの退社はリーク報通りでしたが、それに加えて退社発表されたのは、なんとセッター河村選手。センター千野さんはマネージャー転向とのこと。

マジメさだけではどうにもならなかった千野さんはともかくとして(そういえば彼女も相原門下生だ...)河村選手はムック選手とともに1984年組期待の一人でしたからねえ。ただ、彼女はセッターとしてソツがない反面、これという売りもまた少なく、土壇場でのメンタルが弱いイメージがつきまとう選手さんでもありました(ムック選手がJTさん相手だと、ことさら強気になるので尚更そう見えたのかもしれませんけど)。監督さんが彼女のブロック力を活かす度胸がなかったがために、ワリを食っちゃったような気がしているのですが、はてさて移籍されるのでしょうか。ぜひとも選手生活を続けてほしいですね。

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読了マンガ
・中村光「聖☆おにいさん」(2)(3)講談社

1巻がさほどインパクトがなかったので、更なるプレッシャーを感じながら読み進めていたのですが...迂闊にも爆笑しちゃいました。小ネタばかりなんで、ちょっとここには書きづらいんですけど、1巻の仕込み(伏線ともいう)がネタネタに繋がって非常に面白いです。シルクスクリーンて!

イエスのネタ(=聖書)については、大昔、土曜学校に通っていたことがあるので多少の知識はあるのですが、ブッダのルーツを案外知らないんですよね。わりと頻繁に脳内にて??な単語が発生中です。一度ちゃんと本を読まなきゃなあ。やっぱ手塚さんの「ブッダ」か?

 

2009年5月27日

なんとも

最近やけに訃報が耳につくのは気のせいか・・・栗本薫さん逝去。無情なり。
つい2日ほど前に栗本さん(というか中島さん)の本を立ち読みしたところでして、状況があまり良くないらしいということも耳にはしていたのですが、奇跡は起きませんでした。ハマるのが怖くて手を出せずにいた「グイン・サーガ」もそのうち読まなくては。

*****

読了マンガ
中村光「聖☆おにいさん(1)」講談社

本屋でわりとハデに宣伝が打たれてますし、面白いらしいとも聞いていたのですが、ベストセラー拒否症候群が邪魔をして手付かずでした。
会社のマンガ師匠が(1)〜(3)を貸してくれたので、まずは1巻を。そして1巻は説明の回。続きは明日ね。

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