2008年8月15日

すべては五輪の名のもとに

いよいよもって会社はひよりまくり、私の机の周りすら片付いてしまいましたので、輸出管理の資料をパラパラと眺めておりました。勉強しないとな・・・。

15時に解放され、夏休み満載電車にてマイケル・Z・リューインの「探偵家族」(ハヤカワミステリ)読了。イギリスのバースで探偵業を営むイタリア系大家族物語。人間像は面白いけれど、物語としてはちょっとパンチに欠ける感あり。

帰宅後は筋トレしながら柔道観戦。石井選手は予定調和な金メダル。塚田選手はホント惜しかったっすねえ。出来るもんならメダル取らせてあげたかったです。それにしてもあの決勝戦相手の中国人選手、きったねーなー。あんなに帯がほどけまくっても、そういうことへの指導はないんですね。どんなにかわいい結び方をしてるのやら。帯の使い方も昨今JUDOのポイントなんでしょうか。

キューバ戦は開始すら目にすることなく就寝。

 

2008年8月14日

給料日前

本格的お盆到来。
人気も少ない会社で仕事してみたり机の周りを片付けてみたりしつつ、11時近くになると皆さんそわそわ。こんな日にアレを見ずしてどうする!
というわけで、応接室の大液晶画面にて北島選手の200メートルを観戦応援。ダントツでしたが、世界記録更新はならず。金メダル取って溜息つかれるのもどうかという話ですが、相変わらず今日もまたキレイな泳ぎやなーと見ておりました。

15時に帰ってもいいよ指令が出てましたんで、当然退社。ちょっくらお買い物したい気分もありましたが、現金が寂しいことになってますんで、さすがに明日以降にしましょうと。

夜、男子バレー観戦。今日は勝ってほしいよなあ、とかなんとか言ってる間にも点数を取られ続け、あっという間に中国に2セット連取されてしまいました。コートでプレーするのは選手ですが、それ以上に監督が何かを取り戻せていないようでは、まとまるものもまとまりません。圧力かけるだけしか能のない協会の下での激務はお気の毒だと思いますが、そんなこと言ってる場合じゃないですからねえ、早く開き直ってください!

それにしても次の男子代表監督はサッカーもそうですが、「日常生活」だとか「社会性」だとかいうせせこましい観点ではなく、もっと大きな精神力で選手を掌握できる方を選んでいただきたいものです。

あぁふらふらと睡魔が・・・。

 

2008年8月13日

維持努力

会社帰りにミズノでちょいとお買い物。
相変わらずそのデザインと色はどないかならんかーという商品が多数。機能は良さそうなのにホント勿体無いですよ。セールコーナーに 昨年度のJAPAN VOLLEYBALL TEAMのプラクティスシャツ(背中に縦軸日の丸が入ったもの)があり、あーサキさんが着てたヤツだよなぁと、ちょっと迷いましたが止めました。通気性が良くて快適なのですが、お外に着て行けないのがねえ。なのにアテネん時のとバボちゃんとで計3枚も持ってますからねぇ。

そのあと後輩と一緒にうどん屋を新規開拓するはずが、店の前には「11日~13日までお盆休み」の張り紙が。えーえーえーっ!ってまあ近いんだから、いつでも行けるんですけどね。ただ気分はすっかりうどんでしたので、しょうことなしに、おなじみ「はがくれ」へ。以前にもましてオヤジさんの口出しがうるさくなったのに辟易。そしてその大口ほどには美味しくなくなっていることも再確認。
残念なような、そうでもないような。

妹が帰ってきておりましたが、話し飲んでいるうちに疲れが押し寄せてきてしまい、肝心要とやらのポーランド戦まで持たず。

 

2008年8月12日

くりかえし

岡山県にお勤めの友人から、それはそれはそれは立派な白桃が届きました。今年は豊作かつ出来がたいへん良いそうな。それにしてもこんなにたくさん・・・。

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食べ頃はまだ少し先のようですが、つい欲張って食べてしまいました。やっぱりまだ硬かった・・・。

んーで男子ブルガリア戦。
思った以上に勝機はあったように見えましたが、セッターへの返球がことごとくおかしかったのは、やはり新ボールの影響でしょうか。そもそもが最終予選から五輪準備をしているようでは勝ち目はないのかもしれませんが、このまま思い出作りで終わってしまうのだけは何とか避けてほしい所です。
4年前アテネでの教訓はまったく生かされなかったということですな。

これ面白いなあ。
京都新聞「一日一書」

 

2008年8月11日

動きの美

仕事中、北島選手金メダルのニュースが流れました。あちゃーテレビつければよかったなあ。やっぱりスポーツはライブで緊張感つきで味わうのと、そうでないのとではまるで印象が違ってしまいますからね。

帰宅後に何度も映像が流れましたが、北島選手の泳ぎは他の選手に比べてダントツ飛沫が少ないですね。強い選手の動きがこぞって美しいのは、それだけ動きが合理的で、体の利にかなっていることの現れだと思うのですが、なんですか父の話によりますと、今回の北島選手の泳ぎは東工大の流体工学チームとの共同研究で、全体のストローク数を2回減らしたものなのだそうです。トップという極限を目指す次元というのは、常人レベルでおいそれと語れるようなもんじゃないのでしょうね。安易に「感動をありがとう」なんてセリフを吐くことすらためらいを感じてしまいます。

それとは反対に、とまで言ってしまうと語弊がありますが、バレーボールはベネズエラ戦を観戦していて疑問に感じたこと。荒木選手ってこんなに打点低かったでしたっけ。彼女の体格からしたら、もちっと高いところで打てるでしょうし、そうすればもっと幅のある攻撃が出来るように思えます。今の彼女のプレーが他の選手と比べて良く見えるのは仕方ないとしても、私にはまだまだ力任せの感が強く、身体能力を活かしきった「美しさ」の域には達していないように見えるのです。

それがトスのせいなのか彼女自身のせいなのかは分かりませんが(なんたって大きなケガをしたことがないですしねえ)、考えてみれば彼女は「セッターに育てられた」ことも「セッターを育てた」こともないアタッカーなのではないでしょうか。間違ってたら申し訳ないですけど、イタリアではぜひとも良いセッターと巡り合ってほしいものです。

そして、サクサク進む試合を見ながらつくづくと思ったのですが、私、ヤナギモト=タケシタバレーに心底飽きてしまいました。格下相手も格上相手もいつかどこかで見た光景ばかり。もうここから新しい何かが生まれることはないでしょう。
「明日のポーランド戦に備えてバックアタックを多用してるんだと思いますね」
真鍋さん@AMラジオの爽やか解説もあいまって眠気増幅。
おやすみなさいませ。

 

2008年8月10日

思い切り勝負

内柴選手、強かったっすねえ。
昨日から指導ポイント一つ判定勝ち(負け)を見続けさせられて、柔道つまらん〜と思いかけていた気持ちを戻してくれるような連続攻撃に単純人間は興奮してしまいました。イッポン!ニッポン!ブラボー!
中村美里選手も良かったですよ。バレー選手で言うとリベロ顔、いい表情してるなぁと思いました。次回はもっと決め技を増やして魅せてほしいです。

それからバレーボール男子イタリア戦。これも見ましたぞ。
やっぱ本番ではそれなりに強いのねイタリア。

解説の真鍋さんは極めて定石といったことしか口にしておられませんでしたから、テレビ国際戦オンリーなファンには物足りなかったかもしれませんが、

「リードがないと攻めのサーブは打ち切れない」
「サーブで少々崩されてもセンター線を使える」
「ムードを作っていける選手」

一Springsファンにとっては終始置き換えしながら聞くことができて、これはこれで楽しめましたよ(誘導したがりな解説をウザいと思う人間もいるんです)。朝長選手の次の手を予測しては外されまくっていましたが、かといってその朝長選手のトスで決まっていた印象もあまりないんですよね。むしろ真鍋パターンだったらどうなっていたのかと、ちょっと気になりました。

というわけで、本日勝敗の差はあえて言うならやはりセッターかな。あとジャンプサーバーの成功率ですかね。途中交代した宇佐美選手はカンペキ先発型なんですし、植田監督はいったいどういった試合展開を狙っておられたんでしょう。サイドの交代が有効だっただけに、トスワークを取るのかブロックを取るのか。あらためてセッター人選は本当にこれがベストだったのだろうかと少々疑問が残ってしまいました。

なにやら外野にイライラしそうになってますが、冷静かつ謙虚に、惑わされないようにしなくては。

 

2008年8月 9日

自分は自分

ウェイトリフティングを見ながらブランチを。
シンプルな競技になればなるほど面白く辛いですね。三宅選手がどこまでメダルを狙える位置に居たのかまでは分かりませんが、この日のためにひたすら頑張りつづけてきたことが報われるかどうかの運も実力の内。ジャークでの意地には思わず目頭が熱くなりました。メダルを取れなくっても・・・なんて言葉は無意味に近いんでしょうけど、立ち上がってほしいです。

夕方、ひさしぶりに三ノ宮へ。
やけに浴衣姿が目立つなぁと思えば、あっそうか今日は淀川の花火大会かー。うっかり忘れかけていたサマーリーグチケットの発券をすませた後、バタバタと移動。えー、なにやら高校のプチ同窓会へと出かけてまいりました。

私、どちらかというとフェイドアウト気味の高校生活を送っていたもので、周りとの付き合いもあまりなかったんですよね。ただかろうじてクラブ活動だけはやっておりまして、そこで顔の広い友人に恵まれたために、こうしてお誘いをいただいたわけです。卒業以来初めて会う人やら在校時代にも一言も喋ったこともない人やら、人見知りは内心アワアワ状態でとっても疲れましたけど、たまにはこういう刺激も必要なんだろうなあと。同級生の近況を聞くにつけ、みなさんパワフルかつワールドワイドなのにあてられ、そして感心しっぱなしでした。やっぱこの高校って濃かったのかなー。

お店はこれまた同級生が働いているBarだったんですが、料理もお任せならお酒もワガママ言い放題。いやいや素直にとても美味しかったです。ちゃんと場所を覚えておかねば~。それにしてもこういうサービス業に従事できる人って凄いですね。身体はタイヘンだと思いますが、頑張ってください。

そーとー飲んでの終電帰宅後、アメリカ戦をちらりほらり観戦する気も起きず、戦評めぐり。目新しいこともなく、いつものように負けただけのようで。もはや今さらゴチャゴチャ言っても仕方ないじゃんね。そしてこの期に及んでまだオーバートスとか言いますか?ばっかばかしい。

ここまで来れば、どの選手にも自分の一番得意なプレーを最大限に発揮できるよう、シンプルな思考で臨んでほしいです。

 

2008年8月 8日

八八八八

とっとこ帰宅。
やっぱ開会式は生で見なきゃ。

開幕の花火は五輪への幻想が薄れてきた今でもやっぱりドキドキしましたし
「有朋自遠方来、不亦楽乎」のフレーズにはガーンと胸打たれました。
某・美国が逆立ちしても得られないような深淵なる文化を持っているのに、悪いイメージばかりが広がる中国、実にもったいない話です。他国の心配をする余裕をかますほど、我が日本もさほどステキな現状とはいえませんが、情報化社会における大国維持というのは中国然りロシア然り、至難のワザなのでしょうね。

と、そんな感慨を抱かせつつも、あれやこれやとアピールしまくりな世界三大発明物語は少々長過ぎの感があり、入場行進が始まる頃には疲れて眠くなってしまいました。ま、Springs3選手の存在確認は出来たので良しとしますか。最初のクローズアップがカナコさんだったのには思わず大笑いしてしまいましたよ。さすがです。本番コートでもぜひこの笑顔を爆発させてほしいですね。

おやすみなさい。

 

2008年8月 6日

追悼

朝から会社へ自家製スイカ運搬。重い荷物には慣れているとはいえ、うっかり落としでもしたら「独りスイカ割り大会」になってしまいますからね、ちょっと緊張しましたよ。

ガンガンに冷房の効いた電車でレスピーギの「リュートのための古い舞曲とアリア 第3組曲(←試聴可)」をヘビーローテーションで聴きまくり。うーん、いい曲です。練習も楽しみです。が、楽譜は正直あまり面白くないんですよね(特にシチリアーナ)。メロディなんざぁなくとも構わないのですが、「縁の上の力持ち」O型の血が納得しない譜面とでもいいましょうか。

会社で思いがけない方の訃報を聞き、愕然。
まだまだお若く、昨年末お会いした時はそれほど悪いようにはお見受けしなかったのに...。お香典だけでもと、何人かの方にそれとなく話を伺ったところ、背景には少々込み入った事情があったようで、生きるも死ぬも天国地獄こもごも。せめても御本人さんには悔いが少なかったことを願いたいです。

例のレスピーギをレクイエムに見立て、しんみりと聴きながら帰宅。

 

2008年8月 5日

その先

朝5時、パリパリいう音がするので覗いてみれば、妹が韓国海苔を食べてました。しかも次の瞬間には布団で二度寝していたという・・・謎です。

仕事を終えての帰り道、次のコンサート演奏曲目のCDを買わねばと、禁断のTOWERへ。案の定余計なのを買ってしまいました。お金ないのにー。

ヴェルディの弦楽四重奏曲が見つからず、イタリア系作曲家のCDにカップリングされてるんではないかと踏んだところ大当たり。ロッシーニの室内楽CDに入っていました。しかし実際に聴いてみて、そのマニアックさにビックリ。私が客だったら確実に寝ちゃいますよ。つか、それ以前に譜面が難し過ぎ・・・。エチュードかのような気色悪い音階が弦楽器ユニゾンとかねー、想像するだに怖いです。いくらノリがすべてのイタリアンといっても適当に弾いて良いわけじゃないですからね。

そんなこんなで昔からイタリアというと、いーかげんでちょっと大げさなラテンといった固定観念があった私には(キライなわけではけっしてないです!)バレーを見始めた当初、イタリアがガチガチのデータバレーを採用しているという事実に納得行かなかったことを思い出しました。

もちろん須賀敦子さんの著作などを読めば、陽気なラテンという表現だけでは片付けられない姿も見えてくるのですが、それでもやはりイタリア=自由な国、美しいものをこよなく愛する国といった印象は抜けきれず、型にはめられたイタリアってなんかイメージ違うなーと感じたんです。ボニッタ元監督ご自身もイタリアンですけれど、最終的にボイコットされてしまったのは、そういった国民性とも無関係ではなかったのではないかと邪推してしまいます。

はてさて、そう考えると日本らしさを生かせるというか、規律から一歩前進し、自由なバレーを展開させてくれそうな監督って誰なんでしょう。個人的にはやはり一度アビさん監督を見てみたいのですが、JVAお偉いさんの総入れ替えでもない限りはあり得ないんでしょうね。

ま、現上層部がこれほどあまたの不祥事不手際を繰り返しながら、誰一人弁明するでもなく居座り続けていることの方がよほど不思議ですが、おそらく当事者の皆さんには被害者意識しかないんでしょうな。

開会式を控えてドキドキ!てな時期であるにも関わらず?
ことバレーボールに関しては、after五輪しか頭にないのでした。

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